NOAH、サイバーエージェント傘下へ

#かなりマトモな親会社


本日東スポWebにて発表されたニュース

プロレスリング・ノアを運営するノア・グローバルエンタテインメント
株式会社が持ち株100%をサイバーエージェントに譲渡。これにより、
ノアはサイバーエージェントの完全子会社となり、同グループの一員と
なる。CA社は既に傘下にDDTを持っており、プロレス団体を傘下に迎
えるのはノアで2社目

ノアの親会社変更はこれで3社目になるが、これまででいちばん規模の
大きな会社に拾われた、と判断するのが賢明。昨年、オーナー会社とな
ったリデットエンターテインメントの頑張りのおかげで最近のノアには
明るい兆しが見えており、ここで資本に余裕のある親会社が付いたのは
かなりのメリット。

問題があるとすれば、ノアがCAのカラーに沿った試合を提供出来るか、
の一点。DDTはそもそも成り立ちからしてCAにピッタリのコンテンツ
であり、グループに参入しても違和感は一切無かったが、ノアは果たし
てどうなるか? ちょっと不安でもある。

しかし、親会社の資本力だけで言えば、新日本・スターダムを傘下に置
ブシロードよりもCAの方が会社規模は上。コレを上手く生かした上で、
以前の勢いを取り戻してくれることを切に願う次第。

しかし、リデットはコレでいいのかなぁ・・・。
ノア買収に合わせて会社名まで変更し、ここまで育てて来てようやく先
が見えてきたところ、だと思ったのだけど。ちょっとかわいそうかも。

杉浦軍興行「犬ども全員集合!後楽園で吠えろ!」

#美学のある闘い


プロレスリング・ノア、年内最終興行は後楽園ホール・杉浦軍主催興行
YouTubeライブで配信されており、見逃し配信期間もあるようなので、
取り敢えず↓↓で特にメイン以降の試合をチェックしてみて欲しい。

会場では都合でメインが終了するところまでしか観ていなかったのだが、
まぁ刺激的な試合。藤田vs杉浦、藤田vs桜庭、鈴木vs桜庭、鈴木vs杉浦
の組み合わせはどれを取っても新鮮。久しぶりに心の底から興奮した。

その後に金剛が乱入し、特別試合として組まれた6人タッグも凄かった。
こっちはYouTubeライブで観たのだけど(^^;)。
特に拳王と鈴木秀樹。この2人の試合は、今後NOAHのキラーコンテンツ
に化ける可能性もあると思う。

大袈裟で無く、来年NOAHはハネる可能性大
今日のメインと特別試合のような、ある種異様な緊張感のある試合が続
くのであれば、古いファンも唸るハズ。期待しとこう、来年に。

NOAH the BEST 2019

#美学のある闘い


プロレスリング・ノア両国国技館大会
今年最大のビッグマッチで、新体制になってからのNOAH試される大会
どうなることか、とハラハラしたのだけど・・・。

超満員とは言わないまでも、充分に満員マークの付けられる客入り。
今回は純粋な観戦ではなく、数試合を確認しただけなのだが、間違い無く
今のNOAHは上昇気流に乗りつつある、と確信。ちょっと前までどん底だ
ったハズのNOAHだからそれも当たり前なのだけど、興行全体に「熱」
戻って来ているのは紛れもない事実。いいね、本当に。

メインのGHCヘビー級タイトルマッチ、本当に良い試合だった。
王者の清宮海斗はNOAHらしいチャンピオン像でタイトル防衛。ただ、こ
こまで試合を煽って盛り上げた拳王がタイトルを取れなかったのは、少し
だけ残念だった。

このまま波に乗って、大会場興行をたくさん見せて欲しい。
行け、NOAH!

ジャイアント馬場没20年追善興行

「ジャイアント馬場没20年追善興行 – 王者の魂 -」、本日は試合の件。
平成最後のオールスター戦と銘打たれ、大々的に報道された時にはかなり
心が躍ったのだが、発表されたカードを見た時には正直「?」マークが。
ところが実際に試合の映像を確認したところ、ここ数年でもかなりレベル
の高い興行であった、と実感。全部は書けないので、セミメインを。

マスカラス・ブラザーズとしての試合はコレが最後、と言われていたが、
さすがに今回は実感した。御年76歳仮面貴族は、もう完全に老人だった。
5年前に来た時はまだ辛うじて動けていたのだが、今回は正直ボロボロ。
フライングクロスチョップで殆どジャンプさえ出来なかったマスカラス。
でも・・・贅沢は言えない。

逆にコンディションの良いドス・カラスが見事なゲームメイク。最後は
兄に代名詞でもあるコーナーからのフライングボディアタックを促した。
お世辞にもキレイな技とは言えなかったが、観客は皆感無量。もしかした
らこれがミル・マスカラス最後の試合になってもおかしくないのだから。

そしてメインは棚橋弘至&ヨシタツvs宮原健斗&関本大介のタッグマッチ。
やっぱり軸になるのは棚橋で、初対決の宮原・関本とどう絡んで行くのか
が最大の焦点。


宮原も関本も日本を代表するプロレスラーなのは間違い無いが、やっぱり
役者は棚橋が一枚上、と感じた。両者の良いところを最大限に引き出し、
熱狂を生んでいく。もしかしたら宮原が「次の棚橋」になるのでは?と思
わせてくれたのだから、棚橋の懐の深さは凄い。そして、関本に関しては
近々のうちに新日本に参戦すべき。オカダ内藤はもちろん、石井との真
っ向勝負が観てみたい。

は宮原と棚橋の「プロレスを最高に愛してま〜す」
この興行に相応しい最高の締めは、観客を絶対に幸福にしたと思う。

ただ。
今のままでは「オールスター戦」は成立しない、と思う。
何故ならば、現状「スター」とされるプロレスラーは新日本プロレスが
寡占状態。新日本以外の団体が大きく飛躍しない限り、オールスター戦
はあり得ない、ということになる。

宮原健斗を有する今の全日本には、大いに可能性がある。どうしようも
なく新日派の僕だが、やっぱり二団体が覇を競う状況の方が熱くなれる。
宮原にはかつての全日本やNOAHくらいの規模まで、全日本を引っ張っ
て欲しい。その上で棚橋との再戦があったら・・・泣くな、きっと。

とにかく、すばらしいイベントを与えてくれた天国のジャイアント馬場
さんに感謝。そして、この素敵なイベントに僕を関わらせてくれた全て
の皆様に、改めて感謝したい。

・・・大変だったけど(^^;)。

「王者の魂」と「さらば呪術師」

昨日正式発表された興行のポスター。
ジャイアント馬場没20年追善興行「王者の魂」。来年2月19日(火)
両国国技館にて開催。

・・・ああ、もうあれから20年も経ったのか、という不思議な感覚。
そして、馬場宿敵であったアブドーラ・ザ・ブッチャー引退式も。
最近すっかり来日しなくなったブッチャーだが、キャリアの最後はや
っぱり日本が相応しいと思う。

そして、参加団体は全日本・新日本・大日本・NOAH・W-15団体
こうなるともう、オールスター戦と表現して構わないイベントになり
そう。各団体からどんな選手が出てきて、どんなカードになるのか?
果たして交流戦なのか、それとも対抗戦なのか?

・・・なんかゾクゾクするなぁ、ひさしぶりに。
ブッチャーのセレモニーだけでも参加しなければ・・・。

ちなみにチケットはイープラスで先行、続いて11/2より新ショッピ
ングサイト「MARK’S MARKET online」で発売開始!