明日のプロレス & ボクシング

#切替困難


明日(4/8)、プロレスボクシングビッグマッチがそれぞれ。
どちらもそれなりに注目度の高いイベントなのだけど、困ったことに時間
がほぼドン被りしてやがる(^^;)。う〜む・・・。

一つは新日本プロレス春の両国ビッグマッチ『SAKURA GENESIS』
メインは世界王者のオカダ・カズチカに、NJC覇者のSANADAが挑戦する
タイトルマッチなのだが、なんとなく王座移動を予感。こういう時はリア
ルタイムで観ておくべきなのだけど・・・。

もう一つ、LIVE BOXING 4では、那須川天心のデビュー戦に加え、寺地拳
四朗の防衛戦と井上拓真の世界戦。これまで天心を追いかけて来た僕から
すれば、このイベントももちろん必見。さて・・・。

作戦としては、16時開始のLB4を17時まで観て、その後NJPW Worldで
17時から18時までを観戦。LB4のセミセミで行われる天心のデビュー戦
18:15くらいの予定なので、そこからこの試合を終了まで観て、場合に
よっては次の井上拓真の試合も。よきところでWorldに移動し、メインの
IWGP世界戦をライブで観る、という感じか?

・・・基本プロレスを何よりも大事にする僕だが、さすがに天心のデビュー
だけは確認しておきたいところ。そこだけは絶対ライブだな、うん。
アプリ切り替えがすげぇ面倒なんですけど(^^;)。

Ryōta Murata

#日本人最強中重量級世界王者


元WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太が、本日行われた記者会見
で正式に引退を表明した。

2012年ロンドン五輪にて、ミドル級金メダルを獲得。
その後紆余曲折を経て、翌年にプロデュー、4年後には日本人2人目とな
るミドル級の世界王座(WBA正規)を獲得。2度目の防衛戦を取りこぼし、
王座陥落するものの、ダイレクトリマッチで返り咲き、更に防衛1を記録。
その後、IBF同級王座を保持するゲンナジー・ゴロフキンとの統一戦に果
敢に挑み、日本ボクシング界の歴史に残るであろう試合砕け散った

おそらく今後、世界に通用する日本人の中重量級ボクサーは簡単には誕生
しない。そういう意味で稀有な存在であった村田諒太は、ハラハラさせつ
つもしっかりファンの期待に応えるビッグファイトを幾つも魅せてくれた
上に、「中重量級で世界に通用する日本人ボクサー」というまで魅せて
くれた。

・・・感謝しかない
願わくば、この後の人生が良いモノでありますように。
日本人ボクサー史上、最強の中重量級世界王者に大いなるリスペクトを!

2023.4.8. 那須川天心 vs 与那覇勇気

#「神童」の確認


Amazon Prime Video記者会見4月8日有明アリーナで行われる
『Prime Video Presents Live Boxing 第四弾』に関するモノで、世界戦
2試合世界王座挑戦者決定戦1試合AP王座戦1試合組まれた豪華な
興行。しかし、いちばん話題をさらったのは・・・。

那須川天心デビュー戦
スーパーバンタム級6回戦、対戦相手は日本バンタム級4位与那覇勇気
この会見にはライトフライ級の二団体統一世界王者・寺地拳四朗も出席して
いたのだが、天心は拳四朗を差し置いて最後に入場する、という主役ぶり。
日本ボクシング界がどれだけ天心に期待しているのか、非常によく解る構図。

さすがに与那覇の試合は観たことが無いのだが、会見での発言とオーラから
予想すると、噛ませ犬に収まる選手では無い気がする。ボクシングルールで
も天心が「神童」なのかどうか試すための、絶好のマッチメイクだと思う。

・・・もしかしたらこの6回戦がメインイベントになる可能性あるのかな?
世界戦を前座に回したボクシング興行って、あのミッキー・ロークのスペシ
ャルマッチくらいしか覚えが無い。ちょっとイヤな予感(^^;)。

堂々たる『返上』

#PFP


井上尚弥が、自らの保持するWBA・IBF・WBC・WBO4本のベルト
返上を発表。日本ボクシング史上最強のボクサーは、次の舞台へ進む!

やっぱり気になったのは、↑↑のインタビューで語った「パッと思いつ
く4人」。うち二人はスティーブン・フルトンムロジョン・アフマダ
リエフで間違い無いと思うが、もう二人がイマイチピンと来ない
・・・ルイス・ネリ? ・・・ジョンリール・カシメロ? ・・・いや、こんな
奴ら、構ってやる必要無いか(^^;)。

なんにせよ、フルトンやアフマダリエフとの一戦は楽しみ。
普通に勝っちゃう気もするんだけど。

3150 FIGHT vol.4

#超一流プロモーター


さて今日はボクシング
前回非常に面白かった亀田興毅興行『3150 FIGHT』vol.4をAbemaの
生中継で観戦。今回は他競技の要素を殆ど入れず、世界戦2試合を中心に
した全9試合の構成。

まずは第六試合・WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王座戦
王者木村吉光に、OPBF同級王座を返上した力石政法が挑んだ試合が
殊の外凄かった。双方共にイケメンでスター性もあり、勝った方が世界
へ行く、と銘打たれたアジア覇者決定戦。最初は木村有利と思っていた
僕だが、力石の自力は完全に王者を上回り、三度ダウンを奪ってKO勝ち
スーパーフェザーは激戦区だが、力石なら取れるかもしれない。亀田フ
ァウンダーの手腕に期待!

第七試合・ヘビー級8回戦但馬ミツロvsスタット・カーラレック
ミツロは生前のアントニオ猪木からテーマ曲使用の許可が下りている。
そうなった以上、もうミツロに負けは許されない

・・・見事な1RKO勝利
カーラレックは直前オファーで決まった対戦相手とはいえ、京太郎との
試合を判定まで持ち込んだ選手なのに、ミツロの圧力に手も足も出ず。
まだまだ世界ランカーに通用するとは思わないが、ちょっと夢を見たく
なってきた「闘魂」を背負う以上、天辺まで行って欲しいところ。

vol.3の時も書いたのだけど、プロモーターとしての亀田興毅は文字通り
最高な気がする。世界戦が二試合あるとはいえ、双方とも注目度の高く
ないミニマム級、それも残念な結果に終わってしまったが、アンダーカ
ードの充実ぶりと、そのアピールの仕方は、全ボクサーにとって「希望」
になりそうな興行となる気配。このまま一大ブランドになれば・・・。