高級フィルムカメラの新製品

#Film


このご時世で非常に驚いたのだが、リコーイメージングPENTAXブランド
新しいカメラの発売をリリース。これがなんと・・・。

35mmフィルムカメラ・PENTAX17
焦点距離25mm(35mm判換算37mm相当)のF3.5単焦点レンズを搭載し、
オートモードの他にゾーンフォーカスでマニュアル操作も可能。フラッシュ
内蔵、そして36枚撮りフィルムで72枚撮影出来るハーフサイズリコーオ
ンラインショップでの販売価格は、税込み88,000円

・・・ちょっと前の僕だったら、一も二もなく飛びついた製品だったかも。
ペンタックスの単焦点、というだけで魅力的だし、見た目も非常に渋い感じ。
所有欲をそそられるのは間違い無いのだが・・・。

さすがにもうフィルムを楽しむのには無理がある(^^;)。
根本的な原因は、フィルムの大幅な値上げと、現像ラボの不足の2点。
特に前者は深刻で、さすがに気軽にフィルムを楽しむことが出来なくなった。

まぁ、フィルムカメラも欲しいモノはそこそこ手に入れたし、年に数回楽し
めればそれでいいのかも。楽しいんだけどね、アレも。

Polaroid Back

#Toy Camera


こないだまで身内の入院していた病院、諸々の雑務をこなすために結構通っ
ていたのだが、待ち時間に近隣のHARD OFFに行くのが恒例に。おおよそは
ひやかしで大体何も買わずに帰るのだが、ジャンクコーナーでちょっとおも
しろいモノを見つけた。

HOLGA 120SF + Polaroid Back
キング・オブ・トイカメラHOLGAで、インスタント写真を楽しむための
キット。なんと取扱説明書まで付属して税込み1,100円。驚異の安さ。

一時期トイカメラに狂っていた頃、このインスタントバックと呼ばれている
ツールが強力に欲しかった。撮った写真をその場で確認出来るのが魅力なの
だが、何よりもその存在のいかがわしさ(^^;)に惹かれた。しかし、HOLGA
本体の価格が3,000円〜5,000円とバカ安なのに対し、インスタントバック
10,000円を上回る。キッチリした写真が撮れないことで定評のある(^^;)
HOLGAに、そこまでの予算を掛けるわけには行かなかった。

120SFのシャッターが切れることは店頭で確認したので、Polaroid Backが
動かなくても1,100円の元は充分に取れる、と判断して購入。

・・・問題は、この機種で使えるポラロイドフィルムが入手出来るかどうか
おそらくもうフィルムが手に入らないから安かったと思うんだけど(^^;)。
試してみたいなぁ、取り敢えず。

ネオパン復活!

#フジフィルムの大英断


Impress Watchのニュース。
富士フイルム、黒白フィルム「ネオパン100 ACROS II」を発売

かつてモノクロフィルム代名詞だったネオパンシリーズだが、先だっ
て最後に残っていたネオパン100 ACROS生産中止のアナウンスが。
かなり落胆したのだが、なんと後継機の販売が11/22より開始される。

商品名:ネオパン100 ACROS II
35mm36枚撮りブローニー12枚撮りの2種類。135だけではなく、
120サイズもリリースしてくれるのが非常に嬉しい。

もしかしたらアナログのモノクロフィルムの新製品はコレが最後にな
る可能性もある。ACROS IIが長く使えるように、僕も定期的に購入し
ようかと。もしフィルムが無くなったら、ウチにあるカメラは殆どが
単なる調度品になってしまうので・・・。

久々に復活だな、PEN-FHOLGA

instax mini LiPlay

#ポラロイドも復活すれば?


↑↑、富士フイルムが発表したチェキシリーズ新製品
このラインナップのチェキは既にアナログインスタントではなくデジカメ
チェキフィルムプリント機能を付けたモノ。取り敢えず撮影し、後ろの画面で
確認し、気に入った写真だけプリント出来る、というのがミソ。

このLiPlay、凄いのはスマホの写真をBluetoothで取り込み、プリント出来る、
というプリンタ機能を完備しているのがポイント。現在チェキシリーズを持っ
ている人でも、コレは欲しくなってしまいそうな気配。

・・・ただ、ウリである「サウンド機能」に関してはどうなんだろか(^^;)。
プリント面にQRコードが表示されるのは、正直ジャマな気がするのだが・・・。

駄カメラ大百科

▼駄カメラ大百科 / 石井正則

駄カメラを集めた本。
そもそも「駄カメラ」とはなんぞや?というところから説明しておかねばなる
まい。著者曰く、「(オークション等で)駄菓子感覚3,000円以下で購入した
中古フィルムカメラ」というのがその定義。いやぁ、興味深い(^^;)。

コレに近いことを僕もかつてやっていた。
僕の場合、とにかく数十台をまとめて売る「ジャンクボックス」に手を出した。
もちろん動作確認など取れていなく、動けばラッキーなカメラが10〜50台入っ
ている謎の箱(^^;)。安ければ2,000円、高くても10,000円前後。ジャンクと
言いつつも、おおよそ7割が稼働品な場合が多い。しかし、20台のうち12台が
APSカメラだったりしたから、ガッカリ感も凄いのだけど(^^;)。

しかし、そんなジャンクボックスの中からCONTAX・T2とか、Canon オート
ボーイスーパーFUJIFILM・TIARAなどを手に入れたりしちゃったのだから、
ジャンクボックスにすっかりハマった。今も何十台もフィルムカメラを所持し
ているが、半分以上はジャンクボックスサルベージ製品だったりする。

この本で紹介されている駄カメラは、1台あたり3,000円以下が目安。僕のよ
うに「何が入っているか解らない」商品ではなく、ピンポイントで狙って購入
したらしい。驚いたことに、ここで紹介されている25台の中で、僕が所持し
ているカメラは1台も無い。そうなると、なんかメラメラ来ちゃうんだよなぁ、
収集欲が(^^;)。まぁ、自制しなきゃな、この感情は。

ちなみに著者の石井正則とは、アリtoキリギリス・・・というか、古畑任三郎
西園寺くんを演じたあの人。ケイブンシャの大百科シリーズと全く同じ見た目
といい、各機種レビューでの面白おかしくも真面目な文体といい、この人の
アイデア力はもの凄い。フィルムカメラ書籍としてはもちろん最高だが、読み
物として退屈しないことも保証しときましょう。

第二弾に期待。
僕の経験(^^;)から言えば、まだまだネタはヤマほどある筈だから♪