TADAO YASUDA

#愛すべき借金王


大相撲力士であり、元総合格闘家、そして元プロレスラー安田忠夫さんが、
2月8日に逝去。勤務先の警備会社に出勤しなかったことから、同僚が都内の自
宅を訪れたところ、室内で倒れているところを発見され、死亡が確認された。
享年62

安田さんは、桜庭和志・アレクサンダー大塚・藤田和之らと同様に、プロレス
ファンの心を救ってくれた格闘家。総合格闘技の黎明期、バタバタと負けてい
くプロレスラーに心をやられていた僕たちに、K-1の番長と呼ばれたジェロム・
レ・バンナを破ることで快哉を叫ばせてくれた。この恩は、一生忘れない

大相撲では孝乃富士の四股名を名乗り、小結まで昇進。何気に横綱・双羽黒
と、北尾光司から二度に渡って金星を獲得している。
馳浩感動のデビュー戦を行った後、長く低迷したが、上記のバンナ戦を経て
プロレスでもスターに。第30代IWGPヘビー級王者として、プロレス史にしっか
り名を残している。

晩年は重度のギャンブル癖が明らかになり、多額の借金自殺騒動など、様々
な場面でその名が聞こえてきた。その中身はけして褒められたモノばかりでは
無かったが、それすらが微笑ましく思える人間力は、尊敬に値する。

もし可能であるのなら、北尾タッグを組んで欲しい。
安田であれば北尾をコントロール出来るし、ロード・ウォリアーズあたりと
闘っても圧倒出来る気が。もし実現するのであれば、僕も必ず観に行くので。

だからまた必ず、どこかで。

THE NEW BEGINNING in OSAKA – HIROMU TAKAHASHI LAST STAND -

#njnbg


新日本プロレス『THE NEW BEGINNING in OSAKA』エディオンアリーナ大会。
2月恒例の大阪ビッグマッチだが、今年に関しては“遂にこの日が・・・”、の感覚。

高橋ヒロム壮行試合・・・今のところ「新日本最後の試合」は、第一試合
エディオンアリーナは文字通り立錐の余地のない大入りを記録したようだが、
その要因はもう間違い無く・・・。未だにこの事実が、僕は受け止めきれずにいる。

石森太二とのタッグで登場したヒロムの対戦相手は、ユナイテッド・エンパイ
アのフランシスコ・アキラ&ジェイコブ・オースチン・ヤング。功労者のラス
トマッチとしては、やや寂しい組み合わせかと思っていたが、終わってみれば
コレが最良のカードだった気もする。試合は石森がJAYを仕留めたが、試合後
も執拗にヒロムを狙ったアキラを、ロビー・エックスが排除。最後はアキラに
ヒロムちゃんボンバーを決め、マイクパフォーマンスをすることなくヒロムは
リングを降りて行った。

さすがに今日はこれで終わることは出来ず
メインでIWGP王座防衛した辻陽太は、試合後に解説席に居たヒロムを呼び
込み、アンバウンド・カンパニーのメンバーで惜別の胴上げ。ここでようやく
ヒロムはマイクを握り、満員のファンに別れを告げた

大会終了から数時間後、バックステージコメントが公式YouTubeに上がった。
・・・デスペヒロムの会話に差しかかった段階で、もう涙が止まらない状況
明日からは、新日本プロレスに高橋ヒロムが居ない。コレに耐えられるかどう
か、今の僕にはちょっと解らない。

・・・デビッド・フィンレーも、ゲイブ・キッドも、新日本を離れる模様
新日本プロレスの景色は否応なく激変する。とにかく今は、状況を見守るし
か無い。良い方に転んでくれるといいんだけど・・・。

LOS TRANQUILOS de JAPONの現状

#noahghc


プロレスリング・ノア「LEGACY RISE 2026」後楽園ホール大会。
今回のシリーズはジュニアタッグリーグ戦との併催で、注目はどうしてもソチ
ラに行ってしまう・・・と思われたが、さに非ず。圧倒的な注目を集めたのは・・・。

内藤哲也率いる『LOS TRANQUILOS de JAPON』、通称L.T.J
内藤&BUSHIは現在GHCタッグ王者であり、今日は次の後楽園ホール大会で防衛
戦を行う『White Raven Sqwad』、通称W.R.SKENTA&HAYATAとの6人タッ
による前哨戦。W.R.Sは遠藤哲哉、L.T.Jはなんと新人RYUSEIを抜擢してきた。

RYUSEIは新日本プロレスのヤングライオン、安田優虎双子の兄で、名ルチャド
ールであるスンビート息子。怪我で新日本を退団していたのだが、内藤のユニ
ットで復活。このRYUSEIがどんなモンなのか?を確認したくてレッスルユニバー
スをチェックしたのだが・・・。

うん、まぁド新人(^^;)。今の段階ではしっかり下積みを経験している弟の優虎
の方が好感は持てるのだが、兄もコンスタントに試合をこなして行けばいいとこ
ろまで行くんではないか?という将来性は感じた。まぁ、今の体勢ではコンスタ
ント、というのに問題があるのだけど。

・・・そして、内藤についてもちょっとだけ。
コンディション、もう少しだけなんとかならないか、と。引退前の棚橋もかな
り酷い状態だったと思うのだが、今の内藤はそれ以上にコンディションが悪く
見える。休んだだけでなんとかならないのであれば、他の方法も試すべき。そ
れでもダメなら・・・。

L.T.Jは注目度の高いユニットであるのは間違い無いが、今の内藤を観るのは
ちょっと辛い。時間はかかってもいいから、万全な内藤が観たいなぁ・・・。

TICKING TIME BOMB

#広夢


新日本プロレスは、公式Xならびに公式webサイトにて、高橋ヒロム退団を発表。

・・・青天の霹靂とは、正にこのこと。
仕事中に何気なく見たスマホでこのニュースを知った時に、一瞬思考が止まった
よりにもよって、ヒロムが退団。こんなバカげたことが、本当に起こるとは・・・。

何度も書いてきたことだが、新人時代のヒロムは本当にうだつの上がらない若者
だった。精一杯頑張っていたのは認めていたが、彼がプロレスラーとして存在出
来る時間はそれほど長くは無い、くらいに思っていた。ところが・・・。

イギリス・メキシコ遠征を経て帰国したヒロムは、あっという間に新日本プロレ
ス・・・いや、日本マット界に無くてはならないレベルまで駆け上った。これはけ
して運が良かったワケではなく、“高橋広夢”という人間の“努力”があってこそ。
僕ももちろん彼を認めると共に、自分の眼力の無さを恥じた。

何がどうあっても、引き留めるべき人材だったのでは無いか?
今改めて考えてみれば、中邑・オカダ・内藤・EVILの4人よりも、ヒロムの方が
よっぽど重要な気がする。ヒロムちゃんの居る新日本と、居ない新日本は、全く
違う世界。もう新日本で高橋ヒロムを観れない、と考えると、絶望感しか無い。

せめて、この退団が本当に『高橋ヒロム』というプロレスラーにとって有意義な
モノであることを願うばかり。そうでないと、本当にやり切れない。

ラストマッチは2月11日・大阪。また泣くのか、オレは・・・。

Road to THE NEW BEGINNING・後楽園ホール③

#njnbg


新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール大会。
個人的に注目のヤングライオン杯、1月20日の後楽園ホールから宮島のボートレース
イベント、極寒の東北巡業2試合を経て、11日ぶりにようやく行われた決勝戦

村島克哉vs嘉藤匠馬
キャリア・体格・対戦成績などの全てに大差は無い新人二人による一騎打ち。
新人王決定トーナメントとの組み合わせとしては、非常に「正しい」展開となり、な
によりも「内容」がどうなるかがポイント、と思って観てみたのだが・・・。

思った以上に力の入った好勝負古の新日本プロレスでは、第一試合で若手同士がこ
ういう試合を魅せてくれるのが普通のことであった。しかし時代は否応なく進み、現
在ではこういう試合は絶滅危惧種。画面に向かい、思わず大きな声を出してしまった
くらいだから、彼らの意地根性はホンモノである、と断言出来る。

正直いえば二人に対して僕は「華」のようなモノは無い、と感じている。
しかしこれは、新人時代の高橋広夢に対して持っていた感情と同じモノ。将来性を全
く感じなかったヒロムが今どうなっているのか?を考えると、自分のことながら僕の
直感も全くアテにならない(^^;)。

結果は若干先輩である村島が粘る嘉藤をボストンクラブで締め上げ完勝。
かつて付人を務めた棚橋社長からトロフィーを受け取る村島に、やはり華は感じなか
った(^^;)けど、おそらく極近い将来に実現する海外武者修行を経験すれば、村島に
「何か」が生まれる可能性は高い。少なくとも村島の「基礎力」があれば、どこの国
に行っても試合が組まれないことは無いと思う。成功するかしないかは五分五分だけ
れども・・・。

そして、負けた嘉藤もこの際海外に行くべき
嘉藤の場合、その風貌とファイトスタイルから考えるに、メキシコ・CMLLへ遠征す
つのがベスト。もしかしたら、トップルードとして新日ジュニア戦線を沸かす存在と
なる可能性すら。村島同様、大化けを期待しておく。

6年ぶりに復活したヤングライオン杯だが、出来ればもう少し大人数でのリーグ戦
観たかった、というのも本音。次の開催は、いつになるのかなぁ・・・。