タイガーマスク引退記念試合

#4代目タイガー引退


新日本プロレス『タイガーマスク引退記念試合』後楽園ホール。

四代目タイガーマスクが、本日のエキシビションマッチ2試合31年
現役生活ピリオドを打つ。

・・・前のブログも含め、ココを読んでくれた人たちなら、僕が四虎に対し
ずっと“辛辣”だったのは隠しようも無い事実。僕はほぼ全てのプロレス
ラーに対してリスペクトを持っているので、あからさまに悪口を書くこ
とはほぼ無いのだが、四虎の悪口は死ぬほど書いた。過去にあからさま
な悪口を書いたのは、四虎の他は後藤洋央紀くらいだが、その後藤でさ
えも最近では評価しているほど。だからせめて最後くらいは・・・。

まず、明らかにボロボロの身体でここまで続けたことに関しては、素直
に拍手を贈りたい。デビュー時に僕を圧倒した「洗練された動き」は、
正直見る影も無い。これではさすがに引退も致し方無い、と思う。

四虎の最後の功績は、新日本のリングにトム・ピリントンを上げたこと。
ダイナマイト・キッドリアルな遺伝子を持つ選手は、それだけで間違
い無くスター候補。実際の試合運びもちゃんとキッドの流れを汲んでい
るし、新日本に定期参戦すれば絶対におもしろくなる。四虎がタイガー
マスクで無ければ絶対に実現しなかった招聘なので、この点でも四虎に
感謝したい。

もう一つ、もう二度と観れないと思っていた初代タイガーマスクタイ
ガーステップを、僕たちに魅せてくれたことに大感謝。四虎の引退式で
無ければ、初代が新日本のリングに上がることは無かったと思う。正直、
このシーンはさすがに泣きました・・・。

・・・そして。
プロレスはともかくとして、トークショーでの「喋り」が抜群におもし
ろい四虎。もう悪口を言う必要も無い上に、そのトークを腹に一物の無
い状態で素直に楽しめる。まずはライガーチャンネルトークイベント
に期待。きっと爆笑させてくれる、と信じる。

・・・・・・お疲れ様でした
少なくともみちのくプロレス在籍中の貴方が、全く文句の無い『タイガ
ーマスク』であったことは認めています。罵詈雑言ばかり浴びせました
が、それだけは一応言わせてください。
コレは本当の気持ち。今後の人生が幸福に溢れることを祈っています。

Road to G1 CLIMAX・後楽園ホール②

#G1Road


新日本プロレス『Road to G1 CLIMAX』最終戦・後楽園ホール
この後新日本はG1に突入するため、通常の流れはココで一旦終了する。
今日はタイトルマッチが2つも組まれ、会場は超満員。気持ち良くG1
に進める日となる、と思っていたのだが・・・。

先にセミファイナル、IWGPグローバル選手権
ようやくシングル王座を戴冠した海野翔太が、いまや大問題児となっ
AEWゲイブ・キッドと二度目の防衛戦。絶対に負けられない翔太
が、さすがに防衛を果たしてG1に進む、と思ったのだが・・・。

・・・まさかの防衛失敗(–;)。
勝利したゲイブ、ベルトを投げ捨てるわ、棚橋社長を暴行・罵倒する
わのやりたい放題。事情はどうあれ、新日本を辞めた選手にここまで
暴挙を働かれてしまったら、メチャクチャ気分が悪い(–;)。
あんまり書くべきでは無いが、翔太が気の毒。こういう結果になるの
であれば、タイトル獲得は無い方がマシだった。

その盛り下がった雰囲気を一発で変えたのが、メインイベントに登場
したIWGPジュニア王者YOHBOSJからずっと「いい風」が吹きま
くっているYOHだが、ここに来て完全なスーパースターに(^^)。
入場するだけで大盛り上がりになるのだから、ファンの信頼度絶大
ジュニア新日本のメインを務められる人間は、そうは居ない。

初防衛戦の相手は『YOH GAME』を制したフランシスコ・アキラ
IWGPジュニア王座は(おそらく)初挑戦、キレッキレの身体でハッ
スルし、あわやの場面を幾つも作ったのだが、今のYOHを攻略するに
は至らず。アキラの力を“99%”まで見事に引き出し、その上で完勝
する、というスタイルは、正に新日本。この政権、当分の間は続く気
がする。

YOHの試合でセミのモヤモヤは見事に解消された。
さぁG1、という状況なのだが、新日本プロレス、実は明日も後楽園
ホールで特別興行。ちょっとだけ気にしておこう・・・。

Road to G1 CLIMAX・後楽園ホール①

#G1Road


新日本プロレス『Road to G1 CLIMAX』後楽園ホール
通常ではDOMINIONが終了し、真夏の祭典・G1 CLIMAXが始まるまでの繋ぎの
シリーズになるのだが、今回は「繋ぎ」に出来ない要素が。というのも、既に
新日本のカリスマになりつつあるYuto-Ice&OSCARKOBと、NEVER無差別
級王者ウルフ・アロンG1出場が未だに確定していないから。
G1の出場権は残り4枠。今日と7月6日の後楽園ホール大会で出場決定戦が組
まれているのだが・・・。

まずはセミファイナルウルフ・アロンvsYOSHI-HASHI
デビュー以来、ほぼHOT勢との絡みしか無かったウルフが、遂に本隊の選手
手を合わせた。言わば二度目のデビュー戦であり、YOSHI-HASHIはその対戦相
手として最適。いや、ここ1年でそういう役回りがこなせるまでにプロレスラー
としての「格」が上がった、と言って良い。
ゲームメイクはもちろんYOSHI-HASHI。静かな立ち上がりから始め、徐々に盛
り上げて最後に爆発的な攻防を持って来る、というトラディショナルなストロ
ングスタイルの試合を、大物新人相手に構築した手腕は見事であった。
そして、ウルフも引っ張られるだけではなく、随所で説得力たっぷりの攻防を
展開。YOSHI-HASHIの力量もあってこそだが、デビュー半年でほぼプロレスフ
ァンから認められてしまっているこの金メダリスト、やっぱり只者では無い。
勝利したウルフは、見事にG1出場権ゲット。ウルフが、今の新日本のメイン勢
とどう絡むのか、想像するだけでワクワクする。

そしてメイン、タイチvsYuto-Ice
新たなカリスマYutoが選んだ戦法は、やっぱり正面からのぶつかり合い
とにかくタイチが見事に「受ける」。悔しいが、この基礎体力が全日本出身者
特有のアドバンテージであり、極限まで受けてからキッチリ返す、というスタ
イルに神々しささえ感じた。もちろんYutoも水を得たサカナ状態、意気揚々と
タイチと潰し合いを展開。まるで四天王プロレスのような消耗戦は、観ている
こちらが心配になるくらいゴツゴツした『闘い』。試合を制したのはYutoだっ
たが、この試合でタイチの株もかなり上がった。YOSHI-HASHIといいタイチと
いい、新日本のベテラン勢は凄い。G1出さないのが勿体無いくらい。
そして更に凄かったのが、試合後のYutoのマイク。B-BOY然とした今風のクソ
ガキ(^^;)の言葉に、何故こうまで惹かれてしまうのか・・・。
マジでYutoは新日本の救世主になる可能性アリ。G1が楽しみだな、本当に。

今日のホールは大成功。良い誕生日のプレゼントになりました!
7月6日はYutoの相棒・OSCAR高橋裕二郎、TMDKの大岩陵平エル・ファ
ンタズモとG1出場決定戦。OSCAR・大岩、共に脱落してしまうと困る(^^;)。
こちらも楽しみにしておきます!

Blue Justice XVIII ~青義進陸~

#bluejusticexviii


新日本プロレス・永田裕志 Produce『Blue Justice XVIII ~青義進陸~』
永田プロデュース興行は年に1回だと思っていたのだが、今年は1月の佐倉大会
に続いて2度目。会場は君津市民体育館東金出身の永田、興行圏千葉全域
に拡大している。まぁ、千葉県に住んだことがある人なら、東金・佐倉・君津
の位置関係は、東京・名古屋・大阪みたいな感覚かと(^^;)。そういう意味で
(おそらく)プロモーター永田裕志って、結構凄いと思う。

もちろん今日はメイン
主催者の永田裕志は佐倉大会同様ウルフ・アロンとタッグ。今回はもう一人、
ジョシュ・バーネットを加え、豪華なカルテットでHOTと対戦した。

いちばん目を惹かれたのは、ジョシュコンディションの良さ
年齢を重ねたとはいえ、やっぱりジョシュには圧倒的な「強者」のオーラがあ
り、今やある種の“カリスマ”まで纏っているのだから凄い。

そんなジョシュは、ウルフボルチンのタッグパートナーとしてピッタリなの
ではないか?と。なんならジョシュ&ウルフ&ボルチンで、6人タッグのベルト
を狙ったりしてもおもしろい。ジョシュ・バーネット継続参戦を強く希望!

で、HOTは成田にまたしても苦言
正直、対戦相手がリアルに「強い」時の対処法をもう少し工夫すべき。
徹底した反則攻撃を貫くとか、関節技で渡り合うとか、もっといろいろ出来な
ければならない立場なハズ。試合の組み立ても金丸に頼っているのが明白で、
そこに成田蓮が居る意味が全く無い。これなら、ファレSHOが出ていた方が
良かったんじゃないか?くらい思ってしまった。
あんまり言いたく無いけど、やっぱりEVILって凄かったんだな、と。

永田裕志に関しては、新日本の千葉県プロモーターとして今後も期待。
こうなったらマジで千葉県内全域を網羅し、僕の近場である浦安市川、あと
はやっぱり市原・木更津・袖ヶ浦でも興行を開催して欲しい。場所によっては
観に行ける大会も出てくると思うので・・・。

YOH – Youhei Komatsu’s 14 Years

#njDOMINION


新日本プロレス『DOMINION 2026』大阪城ホール。
上半期の総決算として行われた大阪ビッグマッチは、さすがに好カード目白
押し。今日は仕事でアタマからライブ観戦は出来なかったが、どうしても
で観たい試合があったので、神速(^^;)で帰宅。どうにか間に合ったのは・・・。

セミファイナル、IWGPジュニアヘビー級選手権
大熱戦続出となったBEST OF THE SUPER Jr.33制覇し、文句の無い状態
王者・DOUKIの前に立ったのは、YOH。これまでシングルのベルトに縁の
無かったYOHが、ファンの絶大な期待を背負い、満を持してリングへ。この
試合でYOHが勝利すれば「第100代王者」というメモリアルも手にすること
になる。

何気に長期政権を築いているDOUKIは、今日も反則・介入を巧みに使って
試合のコントロールを試みた。このスタイルには当然否定的な意見が多いの
だが、HOT加入以来ずっとコレを続けているDOUKIを、僕は否定しない
観ているコチラをずっとイライラ・カリカリさせるのは、彼が非凡なヒール
であることの証明。実際、王座に就いてからのDOUKIの試合は、その殆どが
「DOUKIの試合」だった気がする。

しかし今日は、「全てがYOHの世界」だった。
11年前DDTのリングであのHARASHIMAを相手に一歩も引かず、イキりま
くって新日ファンに大きな期待を抱かせた小松洋平は、気の遠くなるような
長期間を試行錯誤に充て、遂にファンの心を掴むキャラクターを創り上げた。
期待値マックスのYOHが、負ける要素は皆無。自分の世界を貫いた上で、
遂にYOHが頂点まで上り詰めた。

・・・いやさすがに、ちょっと泣いた(^^;)。
新日本プロレスのV字回復期にデビューし、同期の田中翔とたった二人で
手薄だった前座戦線を受け持った。海外遠征を経て、凱旋帰国こそ果たし
たモノの、タッグパートナーのSHOに裏切られ、さらに度重なる負傷や長
期のスランプ。気が付いたらデビューからもう14年。ようやく、ようやく
YOHが、伝統の新日ジュニアの覇者となった。

願わくばこの第100代IWGPジュニアヘビー級王者の政権が、少しでも長く
続いてくれますように。報われて良かったね、YOH!

ちなみに今回のDOMINION、後に全試合をアーカイブでチェックした。
メインのIWGPヘビー級王座戦や、第五試合のNEVER無差別級王座戦など、
他に語るべき試合が多々。良い大会だったな、コレ。