XPモードの使い心地

昨日ちょっとだけ書いたXPモードの件、使ってみた感じを詳しく。

いわゆる仮想環境、VM(Virtual Machine)と呼ばれる手法。
実はMacユーザーに使われる場合が多く、旧MacOS上で動作したSoft Windows
などがこの系列の元祖。そもそもマイクロソフトが配布しているVirtual PCも、
元々はPower PCを搭載したMacで動くVMアプリだった気がする。
インテルMacが一般的になってからは、Parallels DesktopVMware Fusion
コレ以前のVMはあくまで「なんとか動作する」程度だったゲストOSが、ココ
から通常使用に耐えうるソフトウェアになった、という感じ。ちなみに僕は現在
でもParallelsを愛用している次第。・・・ちょっと前置きが長くなった(^^;)。

そんなこんなで心配していたMicrosoft Virtual PCだが、Windows7上での動作
はかなりキビキビしている感じ。仮想のXP環境にインストールしたアプリケー
ションはファイルメーカーのみなのが幸いしたのか、殆ど違和感の無い状態で
使用出来る。Windows7上からテキストのコピペも可能。全然使えるな、コレ。

そして、ちょっと不思議なのがXPのライセンス確認を今現在求められていない
という事実。ゲストOSのXPは手持ちのモノをインストールしたワケでは無く、
マイクロソフトのサイトで配布されていたモノ。もしかしたら、XPモードで使
う分にはライセンスフリーなんだろうか??

やってみたい人は是非試してみるとよろし。
動作要件としては、Windows7Professional・Enterprise・Ultimateのいず
れかがインストールされており、ハードウェア仮想化に対応したCPUが搭載さ
れてること。予想しうる“使えるレベル”のシステム要件は、

・CPU:Core 2 Duo以降
・メモリ:4GB以上
・HDD:空き容量20GB程度・SSDにするとなお良し

な感じかと。そう考えるとM90(Core 2 Duo 2GHz)はかなり最低スペック
だけど、そこそこ使えるレベルの速さであることはご報告しときましょう。

一応ダウンロードリンクも。インストールする順番はVirtual PCを先に入れて、
その後にXPモードを入れるのが面倒が無いです。

Windows Virtual PC
Windows XP Mode

さて、M90であと何年仕事出来るか・・・。引退まで保つといいなぁ、コレが。

dropboxきっかけの「さらばXP!」

本日、ものすごく唖然としたこと。
もうコレが無いと仕事にならない、くらい便利に使用しているクラウドストレ
ージサービスdropboxが、Windows XP上での動作を遂に停止した。
もちろんXPサポートはかなり昔に終了しており、コレも当然の措置なのだが、
今現在なんの不自由も無くXPを使っている僕は非常に困る(^^;)。

・・・さすがにM90+XPというお手軽環境もそろそろ限界がやってきた模様。
どうやらWindows7ならなんとか動くらしいから、128GBくらいのSSDを買っ
てきて、クリーンインストールしとくか・・・。

「さらばXP!」のきっかけはdropbox。・・・officeとかじゃ無かったか(^^;)。