忘れじの外国人レスラー伝

#DECADE


▼忘れじの外国人レスラー伝 / 斎藤文彦

フミ・サイトーこと、斎藤文彦の新刊ノンフィクション。
新書でリリースされるプロレス本、というのは最近ではあまり無かった気
がする。書店で見掛けたのではなく、Amazonのリコメンドで購入。

登場するのは10人ガイジンプロレスラー。羅列すると、
“神様”カール・ゴッチ、“白覆面の魔王”ザ・デストロイヤー、“大巨人”
ンドレ・ザ・ジャイアント、“人間風車”ビル・ロビンソン、“爆弾小僧”
イナマイト・キッド、“人間魚雷”テリー・ゴディ、“殺人医師”スティーブ
・ウィリアムス、“刺青獣”クラッシャー・バンバン・ビガロ、“皇帝戦士”
ビッグバン・ベイダー、“暴走戦士”ホーク・ウォリアー。
10人の共通項は「故人である」ということ。

この10人にはそれぞれ大いなる思い入れがある。であるからこそ、淡々と
描かれる各人の「終わりと始まり」は、びっくりするくらいスッとコチラ
に入ってくる。彼らがリングで闘う姿は今も鮮明。フミさんが書いている
通り、ファンが思いを馳せているウチはずっと彼らは生きている、と僕も
思う。

極めて冷静な文体だが、行間から滲み出る愛情を誰もが感じる筈。
プロレスとかそういうのは関係無く、フミ・サイトーのような文章は僕の
理想。こういう文章を書ける人になりたいなぁ・・・。

不機嫌なフリップ芸

#短期集中


東京都知事小池百合子氏、このところ毎日のように記者会見
こんなご時世なのでソレも仕方無いと思うのだが、ちょっと雰囲気が・・・。

お得意のフリップ芸(?)を繰り出すのは良いのだが、会見中に咳き込む
場面がチラホラ。メディアはここぞとばかりにフラッシュを焚くのだけど、
百合子さんがコレに噛みつく状況が。

・・・都知事が咳をすれば、そりゃあ皆注目するに決まっている。
個人的に百合子さんの頑張りについては大いに評価してるので、こういう
場面でヒステリーっぽく振る舞うのはだと思うんだよね・・・。

どっしり、余裕を持って、笑顔で構えてくれていいんだけど。

「矢口高雄」という才能

#釣りの伝道師


漫画家矢口高雄さんが、20日に亡くなっていたことが明らかになった。
今年5月に膵臓癌が見つかり、半年にわたって闘病していた模様。享年81

代表作の「釣りキチ三平」は、間違いなく僕らのバイブルだった。
もしあの時代に三平の連載が無かったら、僕は長い間釣りを趣味にしてい
たとは思えない。そのくらい三平で描かれる世界は刺激的であり、幼い頃
の僕を完全に魅了した。

・・・以降、一部敬称略とさせていただきます。
釣りキチ三平は少年マガジンで連載されていたマンガだが、その「自然」
の描き方は、まるで絵画のような美しさをずっと保っていた。週刊連載
アレをやれたマンガ家を、僕は矢口高雄の他に知らない。三平の連載が終
わってからも矢口高雄から卒業することは出来ず、手に入る短編や書籍、
画集なども片っ端から手に入れ、貪るように読んだ覚えがある。だから、
2001年に三平が「平成版」として復活した時は、本当に嬉しかったのだ
けど・・・。

先生、三平くんの話はまだ未完なんですよ。
この壮大な作品の最後が読めないなんて、本当に耐えられない。だから、
アチラでもしっかり構想を練り、なんなら書き進めておいてください。
新作を、楽しみに待っています。

また必ず、どこかで。

MacBook Pro 17″ Van Halen Model

#SKIN


さてCASEAPPのスキンシール、本日ようやく本命MacBook Pro 17″
に貼り付け。Touch BarのMBPを2台所持していながら、通常使用の殆ど
をこのOld Macで済ませている僕。故に失敗したくない!ということで。

・・・成功
いや、CASEAPPのスキンシール、もしかしたら失敗のしようが無いかも。
例えば途中で気泡が出来ても押して外に逃がせるし、仮に失敗したとして
貼り直しが数回出来るタイプの素材

このマシン、起動時には天板のアップルマークが光る仕様。Mac用のSKIN
を注文すると、このリンゴマーク部分をジャストサイズで型抜きしてくれ
ているので、真ん中を先に決めて左右に貼り進めていけばやりやすい。
しっかり抜けて光っているのがお解りいただけるかと。

コレはクセになるかも。新しいMBPはプラスチックのハードケースに入っ
ているのだが、その上から貼ったらカッコイイ強度も増すかも。もしか
したら家中のPCがスキンシールで覆われることになるかもしれない(^^;)。
とにかくCASEAPP、オススメです!

殺しの許可証

#公安ブラックユーモア


▼殺しの許可証 アンタッチャブル2 / 馳星周

先月初めに読み終わり、その段階で続編を購入してあった馳星周単行本
レビューまで間が空いたのは、買った事実を忘れていたから、とは口が裂
けても言えない感じ。

捜一から公安に飛ばされた宮澤は、どういうワケだかアタマのオカシイ上
司・公安アンタッチャブル椿に気に入られ、椿の助手としては最長の勤
務記録を今も更新中。おかげで捜一への復帰など考えられない状態なのだ
けど(^^;)。そんな折、現政権の起こした不祥事に関係した、と思われる関
係者が次々に死亡。椿は官邸の関与を指摘、宮澤も渋々その捜査に付き合
うのだが・・・という内容。

公安モノなのに妙に笑える、というのは前作と同じ。違うのは、今回絶対
的なヒールとして登場する官邸チームのモデルが、間違いなく安倍政権
あるということ。そういえば森友・加計問題自殺した官僚が居たが、も
しかしたらその辺りにインスパイアされて書いた作品なのかも。

しかし、前作と比較してストーリー展開にかなり無理がある気が。もちろ
ん一応の辻褄は最終的に合うことにはなるのだが、あまりの荒唐無稽さ
さすがに少し呆れたほど(^^;)。

まぁ、つまらないワケでは無いのだけど、起こっている事件がそこそこシ
ビアなのに、肝心なところをウヤムヤにしている感は否めず。続編を読み
たくなる作品であることに変わりは無いので、次回はもう少しだけしっか
りした物語になると嬉しい!