WORLD TAG LEAGUE 2024・開幕戦

#njwtl


新日本プロレス、年末恒例の『WORLD TAG LEAGUE』が昨日開幕。
年末のタッグリーグ、最初は新日本に相応しくないと思っていたのだけど、
コレが結構おもしろい。なんだかんだで毎年観ちゃっているので・・・。

正直、どのチームが優勝しようが別に気にならないのだが、今回は個人的
なテーマが幾つかある。そのうちの一つが・・・。

Aブロック出場の親日家アレックス・ゼインパートナー「X」正体
どんな選手が出てくるのか?と思いきや、登場したのはなんと田口隆祐
正直ずっこけたのだけど、一周回って妙にワクワクする組み合わせ(^^;)。
もちろん優勝は望めないと思う。実際今日も負けたし(^^;)。しかし、試合
内容に関しては今後もおもしろくなりそう。

ちなみにAブロックの出場チームが絶妙
後藤&YOSHI-HASHIKENTA&チェーズ海野&本間ゲイブ&SANADA
コブ&ニューマン鷹木&辻ザック&大岩、そしてゼイン&田口の8チー
ムがエントリーしているのだが、どの組み合わせも妙な味がある。

一応予想するのなら、やっぱり本命は後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門対抗
ゲイブ&SANADAのWAR DOGSかな?ゼイン&田口は1勝でもしてくれれば
もうそれで(^^;)。

しかし、客入りが寂しいのが気になる。
開場が栃木のFUKAI SQUARE GARDEN足利平日開催だ、ということを加味
してもちょっと・・・。この先がちょっと心配。

『MR.McMAHON』on Netflix

#WWE


9月、現在も人気沸騰中の『極悪女王』とほぼ同時期に公開された作品。
アチラが「事実を元にしたフィクション」であったのに対し、コチラは純粋
なドキュメンタリー

『MR. マクマホン: 悪のオーナー』
言わずと知れたWWE元オーナーであり、非凡なプロモーター&マッチメイ
カーであった、ビンス・マクマホン・ジュニア氏に対するインタビューをベ
ースに構成された作品。

内容はWWEを観てきたプロレスファンなら殆どが知っている件の羅列。しか
し、それらがビンス自らの口から語られる、という事実のインパクトは大した
モノ。いわゆるケーフェイの類はこの番組の中に殆ど存在せず、虚実があから
さまになる。実際、気合の入ったドキュメンタリーだと思う。

Netflixは来年初頭からWWEの看板番組「RAW」を独占放送する。その関係か
らか、WWEの膨大なアーカイブから重要な映像が多数インサートされており、
作品としての完成度はやたら高い。加えて、現在性加害問題更迭されている
元オーナーを主役に据えて一作品を構成してしまう胆力。Netflix、やっぱり
ろしい会社だな、とも思った。

この作品に関しては、プロレスファンでなくても楽しめる。
巨大エンタテイメント企業の表と裏なんて、あまりにおもしろすぎるので。

TYSON vs PAUL

#限界


“アイアン”こと、ボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン
公式戦に復帰。その模様が本日NETFLIXで世界各国へ配信されたのだが・・・。

まず、1R2分・14オンスグローブは公式戦とは言えない気がする(^^;)。
ただ、タイソンの年齢を考えるとそれも致し方無いことで、そこは大きな
問題では無い。問題なのは・・・。

4年前、ロイ・ジョーンズJr.と同じルールでエキシビションを行った時のタイ
ソンは、思わず正座してしまうくらい強くてカッコ良かった。全盛期とは言え
ないまでも、ハードなトレーニングをこなして来たことが垣間見える、見応え
タップリのパフォーマンスだった。でも今回は・・・。

・・・完全に限界、だと思った。
対戦相手はYouTuberが本業のジェイク・ポール。兄のローガンよりは真面目
にボクシングに取り組んでおり、アンデウソン・シウバなど、格闘技のレジェ
ンドたちをKOした実績もある。そのジェイクが、3Rあたりから露骨に手を抜
いた。要するに「手加減」をしたのだと思う。

思い出したのは、イベンダー・ホリフィールドのエキシビシション
あの時はホリフィールドが一方的にやられて終わったが、今回の“試合”は間違
いなくアレよりタチが悪い

もうこういうマッチメイクはマジで止めた方がいい
全盛期のタイソン、そして四年前のタイソンを知っているファンには、ちょっ
と辛すぎるので。

石森太二は無茶をする

#ishimorimucha


一昨日、新宿フェイスで行われた『超人・石森太二は無茶をする』
全5試合(実際にはオープニングマッチを含め全6試合)の全てに石森太二
出場する、という画期的(^^;)なイベントで、できれば観に行きたかったのだ
けど、残念ながらチケットが取れず・・・。まぁ、仕事だったんだけど(^^;)。

昨日になって幾つかムービーが上がっていたのでチェック。
やはり第一試合で行われた闘龍門9期生+αによるタッグマッチが非常に気に
なる。後は職人ランブルも。この大会、PPV2,970円で販売されているのだ
が、ちょっと購入したくなってきた。

・・・しかし、闘龍門エックス出身者で「メジャー」で活躍しているのは石森く
らいしか居ないのかな?オカダ大原は、厳密にはエックスで無い気がする
んだけど。

SANADA『機を見るに敏』

#KING OF DOUBLE CROSS


4日に行われた新日本プロレス『POWER STRUGGLE』エディオンアリーナ
大阪大会をようやくチェック。予てより行われていたジュニアタッグリーグ
の決勝戦も含み、見応えのある試合が多々あったのだが、いちばんインパク
を残したのは・・・。

SANADA、なんとWAR DOGS入り
第四試合海野翔太とのシングルマッチで敗れたSANADA。この負けは大き
く、今後に暗雲が立ちこめた気がしたが、まさかその4試合後新展開を魅せ
るとは、予想も出来なかった。

セミで行われたIWGPグローバルヘビー級選手権、王者のデビッド・フィンレ
タイチが挑戦した試合。この試合内容が本当にすばらしく、タイチのベス
トバウトと言ってもよいくらい凄かった。タイチはブラックメフィストを決め、
これで3カウント!と思ったところで、セコンドでタイチと同じJ5Gに所属し
ているハズのSANADAレフェリーの足を引っ張る、という暴挙。ニヤリと笑
ったSANADAがジャージのファスナーを降ろすと、そこにはWAR DOGSロゴ
この状況には、さすがに開いた口が塞がらなかった

全日本時代から、SANADAは自分の位置を確保するのに長けていた気がする。
正直、人気面で絶大な不安を残す次期エース・海野噛ませ犬をやってしまっ
たら、浮き上がるのに時間がかかる、と思っていたらこの見事な裏切り劇
これでSANADAは新日本の中枢に居続けられるのだから、大した役者である。

反則・乱入を繰り返すWAR DOGSH.O.Tについて、僕は悪い感情を持って
いない。特にWAR DOGSに関しては、ジェイク以外の全員「客を呼べる」
タイプのヒールである、ということに注目すべき。SANADAも本領発揮出来
るんじゃないかなぁ・・・。