WWE Networkの広告が凄い!

ここ最近、いろんなサイトで表示されるのが↑↑、ROYAL RAMBLEの広告。
WWE Networkの加入増加を狙ったモノなのだが、ドル建ての米国内サービス
に日本でこれだけ広告費を使うんだから、WWEの本気度は大したモノ。

まぁ、確かに今年のロイヤルランブルはちょっと気になる。
ゴールドバーグブロック・レズナーも出るし、アンダーテイカーの出場まで
確定している。ランブル戦の勝者がレッスルマニアのメインWWEタイトル
(WWEヘビーorユニバーサルヘビー)に挑戦、ということになっているから、
もしかしたらゴールドバーグvsAJとか、そういうカードが実現しちゃうかもし
れない。

いちばん望んでいるのは、ランブル戦のメンバーにシンスケ・ナカムラが入る
こと。それで優勝なんかしちゃって、更にレッスルマニアのメインに出る、な
んて事になったら、もう本当に凄いことなのだけど。

とにかく1月30日はWWENでチェック。ライブで観られるかなぁ・・・。

KENDO

先月発売のG SPIRITS 42号
この本の人気連載に「ドクトル・ルチャのアリバ・メヒコ」という記事があり、
僕はコレを非常に楽しみにしている。毎回1人、伝説のルチャドールにスポット
を当て、彼らの全キャリアを追いかける、というスタイルなのだが、今回登場
したのは我々日本のファン莫大な思い入れを持つケンドー。思わず狂喜した。

いわゆる“お調子者”キャラでブレイクしたプロレスラーは彼が初めてかも。
会場に鳴り響く「ケンドー チャチャチャ」(チャの部分は手拍子)というコー
ルに対し、自ら反応し煽りを入れる、というのは、これまで日本のプロレス界
には無かった挙動。コレは結構な発明であり、ここから観客側に「応援する」
だけでなく、「参加する」、という意識が生まれたように思う。

『まったく予想外だったのは、私への声援だった。あんな凄いケンドーコール
はメキシコでも聞いたことがなかったからね。この国の人たちには、国境も偏
見もないと思ったよ。観たこともないドミニカ人の私をこんなに愛してくれた
ことに感動し、私はマスクの中で泣いていた。』(記事より引用)

正直、この一文を読んだところで目頭が熱くなった
もしかしたら、最初は僕らの悪ふざけだった「ケンドー チャチャチャ」に対し、
精一杯反応してくれたのは紛れもなくケンドー本人。打たれ弱さこそあったも
のの、凄まじい身体能力でとんでもない高さのトペを繰り出す勇気にも心を打
たれた。ケンドーがあの日に来日してくれなければ、僕らはずっとルチャに対
して偏見を持ったママだったと思う。ケンドーだから、我々は愛したのだ。

この連載に僕らのケンドーを登場させてくれたドクトル・ルチャこと清水勉
に最大級の感謝を。そして、60歳になっても未だ現役のケンドーなのだから、
また是非来日して欲しい。東京愚連隊あたりが呼んでくれると嬉しいんだけど。

▼Gスピリッツvol.42

昭和プロレス 迷宮入り事件の真相

▼昭和プロレス 迷宮入り事件の真相 / 井上譲二(監修)

なぁんとなく購入した元週刊ファイト編集長井上譲二氏が監修する書籍。
宝島社からリリースされている本なので、いわゆる“暴露系”に偏るのは解っ
ていたが、ソコはジョージ井上、なんとか上手くまとめてくれる、と思って
いたのだが・・・。

副題に「YouTube時代に出た最終結論」とあるが、だとするならその結論
はもう何年も前に出ていたことになる(^^;)。ちょっとディープなプロレス
ファンなら全員が知っていることの羅列に過ぎず、しかもそういう人たち
しか買わない本だと思うんだけどなぁ・・・。

読み物として面白かったのは、週刊ファイトのデータがなんとか生かされ
ている「アンドレ・ザ・ジャイアントを投げた男たちは本当か?」くらい。
あとはラッシャー木村のエピソードも少しグッと来たけど・・・。

ちょっと残念な出来。ジョージじゃなくて波々伯部さんに期待した方が
いいな、きっと。

WRESTLE KINGDOM 11 in TOKYO DOME

新日本プロレス・WRESTLE KINGDOM 11 in TOKYO DOME
今年もライブ観戦は止めて、自宅にてテレ朝ch2のライブ放送にて。

あまりに悲しい結末だった。
今年の注目はセミファイナルに組まれたインターコンチネンタル選手権
王者の内藤哲也棚橋弘至が挑戦する、という、これまでと真逆のパターン。


内容は「これぞプロレス」、という力の入ったモノ。両者共によく攻め
そしてよく受けた。しかし、試合の主導権を終始握っていたのは王者の内藤。
この1年、新日本の主役を張り続けた2016年プロレス大賞MVPは、恐ろしい
レベルのプロレスラーに成長していた。

残念ながら、今の新日本はメインイベンターとしての棚橋を必要としない
だろう。確かに2017年はオカダ・内藤が両輪であるべきだし、そうならな
ければいろいろヤバい、と理解はしている。ただ、こうも完璧な形で棚橋が
弾かれる展開は、正直見ていて辛かった。というか、ちょっと泣いた


この後は辛いんじゃないか?と思われたメインのIWGPヘビー級選手権
しかし、挑戦者のケニー・オメガも、王者のオカダ・カズチカも、やっぱ
只者では無かった40分を超えるハードコア戦のようなタイトルマッチ
は、もしかしたらオカダのベストバウトかもしれない。CSの放送時間に
収まらないメイン。慌ててNJPW Worldで続きを観戦する事態に。

タフマッチを制したのは、王者のオカダ・カズチカ。敗れたケニーも見事だ
った。2017年の新日本は、オカダ・ケニー・内藤の3人で充分に回せるハズ。
棚橋の巻き返しはあるのか? そこを考えると、少しだけ胸が痛い。

今年のドームおみくじは、文句無く「大吉」と言いたいところなんだけど、
満身創痍のままメインストリームから外れた男に自分が重なってしまう。
その分だけ割り引いて「中吉」で。タナが巻き返せれば、きっと僕も・・・。

そして、見事なリングアナウンスを魅せた我らが「平成の怪物」安田顕
内藤拳を合わせず握手を求めた姿に感心した。彼もまた気合いの入った
プロレス者。格好良かったぞ、ヤスケン

Kron Gracie

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016」フジテレビにて。
“ガキの使い”とのザッピング状態。正直言って今大会のカード編成はやたら
薄っぺらな感が否めず、個人的な注目度は相当低かったのだが、1試合だけ
確認しておくべき試合があった。

川尻達也 vs クロン・グレイシー
正しく“侍”な佇まいを感じさせる川尻は武士道に出ている頃から大好きな
ファイター。勝ち負けにかかわらず、試合は必ずヒートする。そんなプロ
の中のプロが、グリーンボーイ「MMAとは何か?」を教える試合になる
と思っていた。

皮肉なことに、結果は真逆となった。
クロンはクラッシャーの異名を取る川尻にほぼ何もさせず、完封してみせた。
その闘い方は“芸術”と言っても過言の無い、美しいモノ。文句の付けようの
無い試合、とは、こういう試合を言うのだと思う。

あの姓を持つ人間は全員がだと思っていたし、死ぬまで絶対に認めない、
と決めていたのだが、初めて言う。クロン・グレイシー、すばらしい。
こんなに完璧にMMAを闘うファイターを、僕はこれまで観たことが無い。

恨み骨髄だった筈のグレイシー一族に、遂にこんな選手が出て来てしまった。
悔しいが、2016年の最後に言わなければならない。

クロン・グレイシーに拍手とリスペクトを。
・・・僕の“完敗”だ。