いにしえヘッドフォンアンプ動作確認

#audio-technica


いろいろ事情があり、18年前に購入したヘッドフォンアンプ動作確認をするこ
とに。少なくとも15年電源が入っていない機種だから、経年劣化で壊れていて
もおかしくない。さてどうだったかと言うと・・・。

オーディオテクニカ・AT-HA2
非常に単純な構造の機械で、背面のRCA端子ソースを入力し、前面のヘッドフ
ォンジャックから音が出る、という構成。ACアダプタ電源を取るタイプなので
パワーは充分。コレにアナログレコードプレーヤーを繋いで、手持ちのレコード
データ化するのに使用していたのだが・・・。

久々に電源を投入、まずは通電OK。取り敢えず入力にiPodを繋ぎ、前面にヘッド
フォンを繋いで恐るおそる音を出したところ・・・何の問題も無かった。いや、正確
に言えばボリュームを回すと若干ガリが出たのだが、何度か回していたらノイズ
も乗らなくなった。さすがテクニカ基本設計が良いんだろうなぁ、きっと。

さて、アンプが無事だったので次はレコードプレーヤー動作確認が必要。
さすがにコレは五体満足というワケには行かないかな、やっぱり。

名機・HA-XM20を台無し(?)にする

#JVC #Xtream


ちょっと前のエントリで書いた”JVC・HA-XM20が2つある“件。
実は同じタイミングでもう一つ、ジャンクXM20を手に入れていた。コチラ
の方のジャンク具合はちょっと深刻で、右の音が出たり出なかったりする、と
いう感じ。ヘッドフォン側ケーブルを押さえると一瞬音が出たりするから、
コレはその付近で断線している、ということ。じゃ直すか、ということで。

コレは簡易な修理で済む、と踏んだのだが、とんでもないことになった(^^;)。
最初の問題は“開け方が解らない”(^^;)。カバー側に普通はあるはずのネジが存
在せず、悩むこと2日(^^;)。壊すのを覚悟で無理矢理こじ開けることを考えたり
もしたのだが、カバーに妙な「▲」の印を発見。つまりコレ、ネジ留めではなく
て、プラスチックカバーカチッとねじ込む方式なのでは?と推測。もちろんこ
のままでは回すことは不可能なので、ジョイント部分を拡げてみると・・・。

・・・大正解分解成功。ここで、今回最大のミスを犯してしまった。
カバーを回してパカッと蓋が開いたところで、ヘッドフォンドライバー基板
ケーブルごと取れる、という大惨事。これでドライバーが使い物にならなく
なるのは確定。つまり、新規ヘッドフォンドライバーを手に入れなければな
らない、というトホホ過ぎる事態に。

↑↑、代替品のドライバーはamazonで購入。実はRX700で使ったドライバー、
本当はコレに使うつもりだったのだけど、高さが合わずに蓋を閉められない、
という小惨事(^^;)。で、価格が半分以下(2個343円!)のコレを選んだ次第。
届くまで凄く時間がかかったのだけど・・・。

で、ガワ以外は全く別モノになってしまったので、更に改造。ケーブルの出口
付近をニッパーやらドリルやらで削ぎ落とし、ミニジャックを仕込んでリケー
ブル仕様に。プラスチック加工もだけど、ケーブルを作るのも大変(^^;)。
ステレオミニからモノラルミニ×2、なんてケーブル、売ってそうなのに売っ
てない、というのが痛かった(^^;)。

で、驚いたことに・・・。
このヘッドフォン、オリジナルのXM20とは全然違うのだけど、低音から高音
まで妙にバランスの良い音が出て来たから不思議。2台ある意味あるじゃん!

JVC・HA-XS10X

#JVC #Xtream


さて一昨日に引き続き、掘り出しモノヘッドフォンの件。
コチラは特に欲しい、と思ったワケでも無いのだけど、あっても良いかな?
レベルでなんとなく入手してしまったモノ。

JVC・HA-XS10X
一昨日紹介した20Xより一回り小型、そして廉価(^^;)。それでもXtreamシリーズ
をしっかり継承しており、重低音に特化。30X・20Xが耳ごとスッポリ収ま
オーバーイヤーなのに対し、コチラは同じXtreamシリーズのBTヘッドフォン
XP50BTと同じオンイヤータイプ

手持ちのヘッドフォンでいちばん使用頻度が高いのはXP50BTで、自然とソレが
リファレンスになっているワケだが、コチラもそれに遜色無い、あまりにもクセ
が強すぎる(^^;)音質。当然、オンイヤーなので音漏れは結構凄い(^^;)。

こちらの購入価格は約1,000円。ジャンクではなく普通の中古の扱いで、不具合
は特に無し。偶然とは言え、これでXtreamシリーズヘッドフォン(イヤフォン
タイプ除く)が全て揃ったことになる。だから何だ、という話だけど(^^;)。

JVC・HA-XM20X

#JVC #Xtream


ヘッドフォン修理・改造の余波で、部品取り用中古品をいろいろ漁っていた
のだが、その過程で“掘り出しモノ”と言えるレベルのジャンク品を幾つか発見。
そのうちの一つが・・・。

JVC・HA-XM20X
10年以上愛用しているJVCのXtreamシリーズHA-XM30Xの後継機で、今も
新品が流通している。30Xと同じ有線モデルで、Xtreamシリーズの特徴であ
“重低音”に特化したタイプ。サイズは30Xと全く変わらないが、20Xの方は
両側からシールドが出ているバランスタイプ。正直言えば、片側からケーブル
が出ているタイプの方が好みなのだけど・・・。

30X同様、重低音はガンガン出てくるが、中高音域解像度は少し劣る気が。
ただ、30Xの時も最初はその傾向があり、ガンガン鳴らし続けるウチに整って
きた覚えがあるので、20Xもちょっとしたエージングが必要なのかもしれない。

ちなみにコレは現状ワケアリ品で、購入価格は500円。ワケアリの理由は、
イヤーパッドがボロボロ、だけ(^^;)。サイズが一緒なので、30Xの為に予備
で購入しておいた汎用イヤーパッドと交換し、普通に使えるようになった。

・・・さて不思議なのは、同じヘッドフォンが2台あること(^^;)。
この理由に関しては、また稿を改めて。ちょっと楽しい作業が発生したので。

AUKEY・BTヘッドフォンの延命

#AUKEY #bluetooth


大量手持ちヘッドフォン一挙補修がほぼほぼ終了・・・したと思ったのだけど、
思わぬ場所からかつて愛用していたbluetoothヘッドフォンが1台、追加で発掘
れてしまった。このブログに記録があったので、↓↓購入当初の写真をば。

AUKEYのbluetoothヘッドフォン。いわゆる薄型軽量タイプで、持ち運び
ただし、音質に関してはそこそこな上に、大音量で聴くと音漏れも凄い。そうい
うワケで出番は殆ど無く、倉庫に置きっぱなしに(^^;)。
で、↓↓こういうことになった。

まず、ご多分に漏れず合皮ヘッドバンドボロボロ。そしてこのヘッドフォン、
耳に当たる部分も同じ材質の穴あき合皮で処理されていたのだが、そこも同じよ
うにボロボロに。その段階でもう捨てちゃおう、とすら思ったのだが、取り敢え
ずはボロボロ部分を削ぎ落として↑↑この状態(^^;)に。

耳回りのメカニズムは、4つのツメでプラスチックをカチカチ止めるタイプ。
ということは、耳に当たる部分を何かで覆ってあげれば、取り敢えず普通に使え
るようになる、と判断。ココをジャージ素材の布を切ってくるんで貼る、という
方法を考慮こそしたのだが、絶対に失敗しそう(^^;)。で、結局・・・。

直径65mmスポンジタイプイヤーパッドを購入し、バランスよく延ばしながら
セッティング。カッコイイとは言えないが、取り敢えず普通に使用出来るように
はなった。心なしか、元より音質が良くなったような・・・。

後はヘッドバンドをなんとかしたいのだが、この部分に手を入れるとなるとヘッ
ドバンド部分のメカを分解しなければならない。復旧できる自信も無い(^^;)。
このまま騙し欺し使うのがいいんだろうけど・・・。