SANSUI SCR-B2

#あの頃のデザイン


ビンテージ・ラジカセとしてPIONEER・SK-200を入手したことは既に報告
済みなのだが、同じくらいの時期に極地的に話題になっていた製品がある。
アマゾンでタイムセールになっていたので、思わずポチッと。ちなみにアチ
ラでちょっと書いた電子レンジ、トースターと同じタイミングで到着。

SANSUI SCR-B2
かつてオーディオマニアの憧れだったSANSUIブランドを背負ったラジカセ。
SANSUIブランドは現在ドウシシャなる会社が買い取っており、以前の山水
とは別物なのだが、その件はちょっと置いておく。

とにかくデザイン
間違いなく僕も使っていたSANYO MR-U4 MkIIIのオマージュ。横長の筐体
は我々の世代の【基本デザイン】であり、ワインレッドのカラーリングは
その元祖。当時モノに比べるとかなりチープなのは否めないが、少なくと
も僕は一発で気に入った。何故かと言うと・・・。

・・・小さい! ちなみに大きさ比較の為にiPhone6を置いてみた。
普通のラジカセよりも二回り小さく、まぁカワイイったらない(^^;)。
この大きさだと思った以上に置き場に困らないし、作業机の上に置いてあっ
ても邪魔にならない。いやぁ・・・。

肝心の音質に関しては、確かに良くは無い。でも、Amazonのレビュー欄に
載っているほど非道くも無い、という印象。BASSブーストを半分くらいま
で上げればそこそこ本格的な音が出てくれる。これは思わぬ収穫だった。

SDカードUSBメモリmp3再生も出来るし、今風にbluetoothにもしっか
り対応しているのだが、やっぱりカセット
手持ちのカセットテープは気になる回転ムラも無く、問題無く再生できた。

チェックしなければならないのはカセットテープへの録音。bluetoothの
音源はどうやらカセットへ録音が可能らしいので、明日以降試してみる!
思った以上にトキメくなぁ、このラジカセ♪

“THE LAST BOSS” Sachiko Kobayashi

#姉さん最高だぜ!


こないだのウルトラセブンに触発され、YouTubeで映画音楽アニソン
クラシックアレンジしたビデオを探すのがクセになっている。今日も
いろいろ見ていたのだが、リコメンドにとんでもないモノが・・・。

我らがラスボスこと、小林幸子姉さんが、ボカロ曲「脳漿炸裂ガール」
をカバー。タイトルも『脳漿炸裂バーサン』。よりにもよって、この曲
を小林幸子が歌唱する、という事実に、マジでクラッときた。

この曲、僕は本当に大好きで、オリジナルはもちろん、いろんな人たち
「歌ってみた」を聴いてきたが、こんなにインパクトは今まで感じた
ことが無い。こういう曲だからこそ、【超絶な歌の上手さ】が引き立つ、
ということ。

小林幸子、マジでカッコイイ。
『千本桜』の時も思ったけど、この最強にして最高演歌歌手は、もっ
と世間に認められるべき。こんなヤバいバーサン、この世に二人と居な
いよな、絶対。

Rock The Casbah

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕らは年代的に「やや遅れてPUNKに触れた」世代なのだが、パンクを意識
する前にしっかりパンクに触れていた、と後で思い知らされた曲。

Rock The Casbah by The Clash.
クラッシュピストルズダムドと並び、UKパンクの御三家とされている
伝説のバンドなのだが、この曲でUSのヒットチャートにランクインしてい
た時期がある。つまり他の洋楽と一緒にヒット曲として耳にしており、そ
あまりのカッコ良さに当然痺れた、ということ。

この曲が収録されているアルバム、『COMBAT ROCK』からは、これまた
名曲である「Should I Stay or Should I Go」も大ヒット。どちらの曲も今
聴くとしっかりPUNKなのだが、それでもオーバーグラウンドでブレイクし
てしまえるのがクラッシュの力量。すげぇバンドだ、マジで。

このMVでの注目は、ベーシストのポール・シムノンプレイスタイル
いわゆるポゴ・ダンスのオリジナルで、まぁ真似した真似した(^^;)。
もちろん、ポールがやるからカッコイイのは良く解っていたのだけど。
・・・ちなみにこの曲、レコーディングでベースを弾いてるのがポールでは
なくてドラムのトッパー・ヒードンだというのは有名なトリビア。

とにかくこのアルバムは普通にロックの歴史に残る名作。サブスクにもし
っかり登録されてるので、ぜひご一聴を!

▼COMBAT ROCK / THE CLASH

Too Much Junkie Business

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
NYパンク元祖にして、ルーズロックン・ロールカリスマ。おそらく
世界でいちばん気怠くカッコイイサウンドを聴かせるミュージシャン。

Too Much Junkie Business by Johnny Thunders.
一時期の僕は本当にジョニー・サンダースに傾倒しており、ほぼ丸パクリ
の楽曲をオリジナル曲として演奏していた時期アリ(^^;)。もちろん、本物
には遠く及ばなかったのだけど(^^;)。

この曲はジョニサンの他の楽曲と比べれば展開があり、珍しくアップなリ
ズムなのだが、それでもルーズさが際立つ名曲。もうこういう人は出て来
ないだろうなぁ、きっと・・・。

この先は Born to Lose で生きるのもアリかな?とか思う。
そういう信念があれば、この状況もどうってことないよね、きっと。

▼The New Too Much Junkie Business / Johnny Thunders

Eve of Destruction

#明日なき世界


東京に良く解らない発令がなされた今日、妙に聴きたくなった曲

この騒動が起こってから、かなりの頻度で考えることがある。
忌野清志郎だったら、この状況をどんな歌にするのか?、ということ。

清志郎はおそらくこれまでの日本で唯一人メッセージソングを歌うことを
許された人物だと思う。例えば他の誰かが↑↑この曲を歌ったとしても、僕
はきっと真剣には聴くことが出来ないし、ましてや共感を覚える事は無い筈。

もし今この時代に、KINGの言葉があったら・・・。
僕はもう少し前を向けるし、何かと闘う気力も沸いた気がする。聴く人たち
鼓舞する力が、清志郎には確実にあった。

忌野清志郎を凌駕する才能、早く出て来て欲しいところ。
僕に意味不明な力を与えてくれる音楽にもう一度出会えたら、もう少しだけ
頑張れる気がするので。