ドーミーインPREMIUM名古屋栄

#繊維街


GWが明けてから、毎週どこかに宿泊している状態。
今日は久しぶりの名古屋、繁華街のにある↓↓ココに宿泊。

ドーミーインPREMIUM名古屋栄
天然温泉「錦鯱の湯」なる大浴場と、サウナのあるホテル。Iさんとの
出張はサウナ必須なんだよね、うん(^^;)。

ドーミーインは他の地域で何度か宿泊しているのだが、サービスが非常に
良いのがポイント。風呂上がりにアイスのサービスがあるし、夜には夜鳴
きそばならぬ夜鳴きラーメンもふるまってくれる。部屋の居心地もベッド
の使い勝手も良い。なんなら、全ての出張でドーミーインに泊まりたい
とすら思う。

残念ながらサウナは1Rしか出来なかった(^^;)し、水風呂がやや狭かった
けど、満足度は高い。次に名古屋で仕事があったら、まだドーミーインが
いいんだけどなぁ・・・。

カケラ女

#現代ホラー


▼カケラ女 / 清水カルマ(Kindle版)

前回読んだ「禁じられた遊び」に可能性を感じたので、清水カルマ
の作品をもう一つ。こちらもKindle Unlimited。実はタイトルに惹か
れたのはコッチの方だったりする。

都市伝説から派生するタイプの現代ホラーで、この世に未練を残し
て死んだ女性の肉片が、同じ状況ので死んだ女性の肉体・精神を次
々に乗っ取り、復讐を繰り返す、というお話。

紛うこと無きホラーなのだが、女性特有の妙なスクールカーストの
中にSNS美容整形と言った現代風の要素が加味されているところ
がポイント。ただ、キャラ設定に少し無理があり、深く感情移入が
出来ないところが惜しい。

全編に漂う薄気味悪さは見事なので、通常キャラにもう少しだけリ
アリティが有れば、ホラーというジャンルを突き抜ける可能性があ
るかもしれない。もう少し長い目で見守るべきだな、この作家さん。

“The Genius Jester” BUGGY

#道化師の憂鬱


本日発売の週刊少年ジャンプ・23号
新連載、昭和中期が舞台のボクシングマンガにかなり惹かれているのだが、
今日はもちろんあの“四皇”の件。

いつものようにネタバレあり!なので、コミック派とかアニメ派の人たち
はここから先を読まないでくださいませ。

▼週刊少年ジャンプ(23)2023年 5/22 号

四皇にしてクロス・ギルド首領なのにも関わらず、相変わらずダメダメ
ったハズの“千両道化”バギーから、とてつもないレベルの名言が飛び出した。

『だったら゛おれ゛が!! 「海賊王」になり゛てぇ!!!』

・・・やっぱり、かつての海賊王のクルーはダテじゃ無い。
この一言に至るまでの数ページで、バギーのロジャーシャンクスに対す
る思いがこれでもか!と言うくらい溢れていた。まさかバギーの一言で涙
が出てくることがあるとは、全く予想出来なかった。

正直、海賊王にはバギーがなればいい、とまで思った。
ミホーククロコダイルを、あっという間に小物の位置まで落とすほどの
熱量ある「思い」が、バギーにはちゃんとある。バギー、お前、漢だぜ!

休載開けのワンピース、クソヤバイ展開
来週はとにかくサボの続きを見せて欲しいぞ、本当に(^^;)。

変な家

#平面図ミステリー


▼変な家 / 雨穴

家人が図書館で借りてきた本だが、いつも行く書店で表紙がちょっと気に
なっていた本。これ幸い、とばかりに又借り(^^;)し、半日くらいで一気に
読ませて貰った。

ホラー・オカルト系を得意とするフリーライターが、中古住宅の購入を検
討している友人から相談を受ける。いわく「間取りがおかしい」。それを
受け、この家の間取り図を改めて確認したフリーライターは、ちょっとし
違和感を抱く・・・という導入。

一戸建て住宅の間取りを表す「平面図」ありきで物語は進んで行く。
おもしろいのは、推理する側の人間が誰も現場に行かないこと。安楽椅子
探偵よろしく、平面図のみを頼りに推理を進めていく様は非常にユニーク
であり、斬新。文章の書き方も会話が中心の箇条書きとなっているため。
思った以上に読みやすかった。

作者の雨穴さんはホラー系のYouTuberとして有名な人。後で調べたところ
によると、この作品は『【不動産ミステリー】変な家』という動画の続編
にして完結篇。こういう形で作品を発表する、というのが非常に今風。

なので、出来れば↓↓下記の動画を観てから読むのがベストなのだが、僕
と同じく本から入っても全く問題無い。注意があるとすれば、この作品に
限っては紙の本をチョイスすべし。平面図をイチイチ確認しなければなら
ないので、電子書籍だとすごく面倒になる気がするな、うん。

新日本プロレス50年物語②

#僕のプロレス時代


▼新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期 / 高木圭介

新日本プロレス50周年記念本2冊目は、元東スポ高木記者が執筆。
舞台は1989年から2008年までの新日本プロレスとその周辺。1巻がある
意味特殊な「作品」であったのに対し、コチラはしっかりした「データブ
ック」となっている。

僕がプロレス会場に足繁く通ったのは、この本の前半に当たる89〜98年
までの10年間。プロレス全般で言えば新生UWFが誕生、大ブームとなり、
その後にいわゆる「インディ」と呼ばれる団体が登場してきた頃。だから
新日本だけでなく他団体の興行にも積極的に足を運んでいたのだが、この
頃から『東京ドーム大会』を始めとしたビッグイベントを乱発した上、ほ
ぼ全てで大成功を収めていた新日本がやはり本命。文章は淡々としている
のだが、ポイントをしっかり押さえたダイジェストはすばらしく、いろい
ろなことを思い出させてくれた

だからこそ、後半の2000年代の記述を読むのが非常に苦しかった
猪木の引退総合格闘技の繁栄トップ選手の大量離脱など、もう本当に
大ピンチ、存続すら危ぶまれた新日本。それが今もまだ続いている理由に
ついては次巻現役の東スポ記者の記述をしっかり読もうと思う。

・・・思った以上に読み応え深いな、このシリーズ!