藤波辰爾が記者会見。
4月20日東京・後楽園ホール、4月21日大阪・ATCホールで開催する
自信の団体・ドラディションの二大会にて、“ニューヨークの帝王”こと
ボブ・バックランドの参戦を発表。ゲスト扱いではなく、現役の選手と
して来日する模様。
70年代後半から80年代にかけて、あのWWWF(現在のWWE)で王座にあ
ったのがバックランド。当時からアトラクションに走りがちだったWWWF
を何故信用出来たのかと言うと、チャンピオンがバックランドだったから。
いわゆる昭和のプロレスファンにとって、憧れの存在であった。
王座陥落後のバックランドを、僕は出来るだけ追いかけた。
新生UWFで高田延彦と闘った時は札幌だったのでさすがに観に行けなかっ
たが、UWFインターやバトラーツに参戦した時は近郊の試合を全て観た。
バックランドが相変わらず僕の憧れのままでいてくれたのが嬉しかった。
晩年、WWEのTV画面にしばし登場したバックランドの姿にはもの悲しい
感じがあったが、藤波さんの団体に参加するバックランドなら、それは
絶対に確認しておくべき。でも、その日は既に仕事の予定が・・・。
かつての帝王ももう67歳、もしかしたらコレが最後のチャンスになるか
もしれないのだが・・・。
藤波さんのコメントは「キーロックから始めたい」。
ボブ・バックランドという選手の価値をよく知る藤波さんならではの
コメント。観たいなぁ、この大会。なんとかならないものか・・・。
参考:藤波辰爾、4月ツアーにボブ・バックランド参戦(スポーツ報知)