2021・G1-31 at 後楽園ホール vol.2(07/19)

#G1 #G131 #後楽園ホール(2)


新日本プロレス『G1 CLIMAX 31』、後楽園ホール2日目
これまでのリーグ戦結果および内藤の全不戦敗を考えると、Aブロックの
天王山は今日かもしれない、という重要なカードが幾つか。さて・・・。


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


石井智宏<2勝3敗>【Brain Buster】<1勝3敗>タンガ・ロア×
×グレート・O・カーン<4勝1敗>【Standing Arm Bar】<4勝>ザック・セイバーJr.
飯伏幸太<3勝2敗>【Kamigoe】<3勝2敗>矢野通×
鷹木信悟<3勝1敗>【Last of The Dragon】<3勝2敗>KENTA×
(○高橋裕二郎<2勝2敗>【Get a Bye】<9敗>内藤哲也×)


[本日のピックアップ]


何故に天王山なのかというと、開幕から3連勝で勢いに乗るザックの存在。
今日のザックの相手は、同じくこれまで負けが無く、内藤からの不戦勝を
入れると単独トップに立っている↓↓この選手。

第二試合、グレート・O・カーンvsザック・セイバーJr.
もしザックが【敗北】するとすればこのタイミングかと。逆に今日勝っ
たら残り5試合はほぼ「勝って当然」の相手であり、決勝進出が見えて
来そう。そうなるとかなりエキサイティングなのだが・・・。

・・・いや、そういうのどうでもいいや、と思えるくらいすばらしい内容
序盤、ザックのランカシャースタイルの関節技に対し、総合格闘技的
関節技で切り返して行くOカーン、という攻防は、最近あまり感じられ
ない緊張感に溢れていた。

あのザックを相手に悉く先手を取るOカーン。新日本でデビューする前
に各種のアマチュア格闘技大会に出場し、結果を出し続けて来た怪物
岡倫之の姿がそこにあった。古くからの新日本ファンは、絶対にこうい
う選手が好き。今日のOカーンは、そういうすれっからしを満足させる
ゲームメイクをしてくれた、と思う。

ただし、試合はエリミネーターを切り返し、スタンディングのまま空中
腕ひしぎ逆十字固めを極めたザックの勝利。これにより、ますます強
くなる『ザック優勝すべき!』の思い。いや、マジでこのまま行ったら、
本当に新日本プロレスの流れが変わるんだけどなぁ・・・。


[本日までの星取表]