TERAJI vs KYOGUCHI

#日本人対決


ライトフライ級統一世界選手権
WBC王者寺地拳四朗と、WBAスーパー王者京口紘人が一騎打ち。日本人
同士の統一王座戦は、2012年の井岡vs八重樫以来。

両者のこれまでを比較すると、7-3で拳四朗が有利。しかし、個人的に京口の
ボクシングスタイルには好感を持っており、京口を贔屓した上でのTV観戦に。

しかし、自力で勝る拳四朗はさすがに強く、5Rに強烈なストレートを当てて
京口からダウンを奪う。見るからに深刻なダメージで、やはりダメかぁ、と
諦めかけたのだが・・・。

なんとラウンド終盤巻き返しを掛けて魅せた京口。
正直言って【あり得ない】シーンであり、京口の精神力だけで起こした奇跡
この5Rの攻防は、おそらく日本のボクシング史に残るビッグラウンドになっ
た気がする。

しかし、7Rで完全に力尽きた京口。
6Rを流し、スタミナを回復した上でしっかり試合を片付けた拳四朗、やはり
並の世界王者では無い。

もし井上尚弥という存在が無ければ、おそらく現在の日本ボクシング界は
寺地拳四朗を中心に回っていた気がする。四団体統一が成されれば、尚弥と
の差は大きく短縮されるハズ。拳四朗ならやっちゃうかも・・・。