鴨川シーワールド

#SHAMU


日帰りで千葉・鴨川方面へドライブ。
目的は生きているウチにどうしても再訪しておきたかった食事処に行
くことで、僕の発案で決行されたモノ。せっかく鴨川に行くならアレ
でしょ、ということで行ってきました!

鴨川シーワールド
日本に2つしか存在しない『シャチ』を飼育する水族館老舗
本当に幼い頃、幾度も訪れた思い出の場所でもあるのだが、果たして
それが何年前なのか、もうハッキリしたことは解らないレベル。

僕はココでシャチのイメージが作られたため、後年フロリダ・オーラ
ンドシーワールドへ行った時、その”大きさ”に度肝を抜かれた。
オーランドのシャチは言うなれば「クジラ」であり、僕の背と胸ビレ
が同じくらいな感じ。え、シャチってこんなに大きかったっけ?とか
思ったのだが・・・。

・・・やっぱり小さい気がするなぁ、日本のシャチ(^^;)。
それでもイルカより二回り大きく、繰り広げられるパフォーマンスの
レベルは非常に高い。シャチ専用のオーシャンスタジアムは、前方の
4列がスプラッシュゾーン(波飛沫で濡れる場所)に設定されている
のだが、この寒空でも豪快な飛沫でびしょ濡れになっているお客さん
楽しげな顔(^^)が、凄く嬉しかった。

アメリカのシーワールドでは、もうシャチのショーは行っていない
この件は詳しくは書かないが、それを考えると、これだけレベルの高
いショーが恒久的に日本で行われていることに感謝すべき。カモシー
に行けば、いつでもシャチと遊べるんだから。

ちなみに、鴨川の食事の件は明日にでも。

ふたりの距離の概算

#マラソン大会


▼ふたりの距離の概算 / 米澤穂信(Kindle版)

米澤穂信古典部シリーズ第五弾
時間は少し動き、めでたく高校2年生へ進級した古典部の面々。
2年になるとやらなければならないのは、もちろん新入生の勧誘(^^;)。
いろいろあってようやく1人の新入生女子を確保した(かに見えた)
古典部だが、彼女は程なくして入部の取りやめを宣言。折木奉太郎は、
その原因の究明に動く。なんと、マラソン大会の最中に・・・という感じ。

約20kmを走る間に事情聴取→推理→原因究明の全てが行われる、と
いう面白くも凄まじい展開。普通なら完全に無理がありそうな設定だ
が、そのストーリーが綺麗に流れていく様は清々しい上に圧巻である。

いつものように誰も死なないミステリーだが、妙な緊迫感に溢れた
物語は、そこらへんのハードボイルド系に勝るとも劣らない。実際、
これまで読んだシリーズの中では、いちばん面白かった

・・・う〜ん、あと2冊か(^^;)。
といっても、最後の1冊は企画モノなので、次が実質最後。ちょっと
寂しくなってきたかも。

極小マウス

#TRY and ERROR


さて、試行錯誤を続けているマウス選びの件。
エレコムの新製品を導入して試した件はちょっと前のトピックで触れたの
だが、やはりしっくり来ないというかなんというか・・・。

個人的にPCを操作をするのにマウスは必須トラックパッドで難なく操作
できる人を見ると思わず尊敬してしまうのだが、逆にマウスしか使えない
僕にとってそのマウスの使い勝手は非常に重要。とにかく小ささを重視し
て探したら、↓↓コレに行き着いた。

サンワダイレクト・400-MA129BK(向かって右)。
これまで使っていたエレコムのモノ(向かって左)と比較すると、二回り
小さく、僕の手の中にもしっかり収まる。クリック感も悪く無いし、ホイ
ールの操作感も良い感じ。でも・・・。

・・・いや、ちょっと小さすぎるかなぁ、やっぱり(^^;)。
なかなかピッタリくるのは見つからない。コレで慣れるか・・・。

King Of The Rumbling Spires

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕の暗黒時代に辛うじて「希望」を魅せてくれたメロディで、長い間僕の
テーマソングだった曲。

King Of The Rumbling Spires by Tyrannosaurus Rex.
マーク・ボラン率いるT-REX前身ユニットで、ギターを弾き語るマーク
と、これぞ「唯一無二」パーカッションスティーブ・ペリグリン・ト
ゥックのデュオ。

ティラノサウルス・レックスとしては後期の作品で、それまでのフォーク
調からガラリとスタイルをチェンジ、ファズのかかったエレキギターをか
き鳴らす、という変貌ぶり。本当の意味でのT-REXのプロトタイプであり、
この後世界を巻き込んで狂い咲きするマーク・ボランのとなった名曲。

曲も歌詞も悪く言えば単純だが、だからこそ溢れ出る深み
絶望の中に居た僕を確実に助けてくれた、恩人ならぬ『恩曲』。未だに
ちょっとだけ、元気になるんだよな、コレ聴くと。

▼Unicorn / Tyrannosaurus Rex

LAST

#時をかける新人


▼LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 / 内藤了(Kindle版)

内藤了東京駅おもてうら交番・堀北恵平シリーズ第八弾にして、
遂にシリーズ最終巻。まもなく「新人」を卒業しそうな女性警察官・
堀北恵平、通称ケッペーちゃんと、先輩刑事・平野との世界も、コレ
が最後、ということになる。

・・・せっかくの最終作なので、今回はネタバレに注意しながら。
第一巻から各所で張り巡らされた伏線は、この巻で一気に回収されて
行く。途中で起こったある種意味不明な描写すら見事な伏線であり、
終盤は大いに呆気にとられたいやぁ、そう来たか!という目から鱗
状態が続き、読了時には寂しさ爽やかさが同時に溢れたてきた。

テレビドラマ化された藤堂比奈子シリーズの後を受ける形でスタート
して約4年名作の後は厳しいかな、と思っていたがどうしてどうして、
前シリーズ以上に緊迫感に溢れる展開は大いに僕を楽しませてくれた。

しかも、エンディングで我らがケッペーちゃん、なんとあそこ異動
することに。いやいや、こうなったらもう続編書くしか無いでしょ、
内藤先生!そういうワクワクを残してくれるところが、本当にニクい
です!

すばらしいシリーズを、ありがとうございました!