Orinoco Flow

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕にとって過去最悪だった80年代末期、街に出るとかなりの頻度で耳にして
いた美しいメロディの↓↓この曲。

Orinoco Flow by Enya.
エンヤはアイルランドのアーティストで、この曲が世界各国でヒットしたこ
とでビッグネームとなった歌手。この頃の僕の生活はハッキリと荒んでおり、
売れ線の楽曲に悪態を突きまくっていたのだが、この曲だけは別格。あまり
に美しいメロディとボーカルは文句の付けようがなく、かなり早い段階でCD
を買いに行った記憶がある。

90年代に入り、僕の生活もようやく落ち着いた(^^;)ところで、半ば伝説
なっているアルバム『Shepherd Moons』が発売。このアルバムからシング
ルカットされた「Caribbean Blue」でその存在は決定的なモノとなり、そこ
から今に至るまで活躍を続けているのだから凄い。

エンヤケイト・ブッシュの2人の女性ボーカリストは、僕の中で何十年も
前から殿堂入りしているのだが、どんなに年を重ねてもその魅力は褪せない。
この2人に追いつけるような女性ボーカル、居ないんだよな、今のところ・・・。

▼Watermark / Enya

魔女と過ごした七日間

#ラプラス


▼魔女と過ごした七日間 / 東野圭吾

東野圭吾新作は、ラプラスシリーズ
5年前の『魔力の胎動』は短編集だったので、長編としてはシリーズ2作目
しかもこの作品、東野圭吾の著作100作目

8年前の『ラプラスの魔女』からタイムラインは進み、舞台はAIによる監視
システムが強化された日本。たった一人の家族である元刑事の父親を殺人事
件で失ってしまった中学生が、ひょんなことから“魔女”である円華と出会い、
父親の事件の真相に迫って行く、というお話。

相変わらずの“読ませる”文章と構成は唸る他無い。
伏線も何重かに張り巡らされ、「おお、やっぱり!」と思った直後に思い
もよらないどんでん返しが待っている。さすがに日本を代表するミステリー
の大家だけあり、その安定感信用度は凄まじい。

ただ、このシリーズ初見の人はさすがにちょっと厳しいかも。
いや、そういう人も普通に楽しめるとは思うのだが、出来ればシリーズ1作
目を読んでから臨んだ方がより理解度が増す気がする。
次のエピソードも楽しみなのだけど、4〜5年かかっちゃうのかなぁ・・・。

そして著作100作目、本当におめでとうございます!
僕もこの偉大な作家の作品を100本読んでいる、と考えると、感慨深いかも。
出来るだけ長く作家を続けて欲しいなぁ、この人には。

闇商品(^^;)

#怪しげな中華商品の世界


買い物ついでにAmazonタイムセールをちょっと覗いたら、骨伝導ヘッ
ドフォン1,390円で売っていたので、反射的にポチっと(^^;)。骨伝導
ヘッドフォンは既に所持しているのだが、この値段で予備が買えるのなら、
という判断。

メーカー不明、型番不明
・・・そうです、中華製品です(^^;)。この値段なんだから中華製は当然、
音が良ければ儲けもの、と思ってテストしてみたところ、凄い事実が発覚
してしまう。

おそらくなんだけど、このヘッドフォンは「骨伝導」では無い(^^;)。
やたらシャカシャカした音がステレオで聞こえる、ということは、骨を通
じて感じる音ではなく、超小型スピーカーが2つ付いてるだけ(^^;)。
そりゃあ千円台で売れるよね、こんなの(^^;)。

一応前から持ってるヤツと比べてみたのだが、アチラはちゃんと骨伝導。
音の聞こえ方が全然違うのだから、これはもう気持ち良く騙されました!
ある意味すばらしいチャイナクオリティ絶対買わないように!
なので、リンクも貼らないので念の為(^^;)。

Total Eclipse Of The Heart

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
80年代前半の大ヒット曲だが、40年近く経った今でも「生きている」曲。

Total Eclipse Of The Heart by Bonnie Tyler.
ハスキーボイスが印象的なボニー・タイラーは、この曲でアイコンと化した。
ゆったりしたバラードだが、サビまで含めてじっくり聴かせてくれるラブソ
ング。海外ドラマなどで、とっておきの時にこの曲が使われる事が多い。

ただ、残念ながら世界中で認知されているのはおそらくこの1曲のみ。
正直、僕も他の曲は一切知らないのだが、それでもボニー・タイラーという
歌手と、トータル・エクリプス・オブ・ザ・ハートという曲に関しては、長
い間ずっと心にインプットされたまま。邦題の「愛のかげり」は、今の今ま
で全然知りませんでした!

・・・ただ、正直バブルっぽい髪型の見た目がちょっとだけ苦手かも(^^;)。
同じハスキーボイスのキム・カーンズとかは全然大丈夫なんだけど(^^;)。

▼Faster Than The Speed Of Night / Bonnie Tyler

3150 FIGHT vol.5

#奇妙な記録


亀田興毅興行『3150 FIGHT vol.5』
開催前からいろいろあり、正直客入り内容が心配されたのだが・・・。

重岡兄弟“兄弟による同日・同階級の「暫定」世界王座奪取”という、
今後カンタンには出て来ないであろう珍しい記録を達成。口惜しいのは、
この記録に「暫定」という文字が付くこと。両者共に見応えのある試合
を魅せてくれただけに、こういうトホホが付いてしまうのは・・・。

もっともコレは選手の責任ではない。言ってしまえばプロモーターであ
亀田興毅力不足なのだが、今回に限って言えば亀田を責める気にも
ならない。つまりIBF・WBC共に、ミニマム級の現世界王者がクソ過ぎる
ということ。両団体はすぐにタイトルを剥奪すべきだと思う。

そして、暫定世界戦に挟まれる形でセミファイナルに出場したヘビー級・
但馬ミツロは、今回も1RKO勝ち。これまでの対戦相手に残念ながらビッ
グネームは無いが、そろそろもう一段階上の相手と闘って欲しい。中国
張志磊WBO暫定王者になったらしいのだが・・・。

取り敢えず、全体的には今回もすばらしい内容の大会
次回以降、まずは重岡兄弟にはしっかり正規王者になって欲しいところ。
“兄弟による同日・同階級の世界王座統一”という記録で今回の奇妙な記録
を上書きすべし。コレが出来たら本気で認めるな、亀田興毅ファウンダー!