DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL

#njDOMINION


新日本プロレス『DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール大会。
BOSJが終わり、G1が始まるまでの狭間に行われる恒例の大阪ビッグマッチだが、
正直言うと毎回感じる“中継ぎ感”がちょっと食傷気味。昨年はBOSJの決勝と併せ
る、などの工夫が見えたのだが、今年がどうかと言うと・・・。

今回はすれっからしの僕が思わず驚いてしまう事件が満載!
まずはHouse Of Torcherの新メンバー『X』が、1人ではなく3人だった、とい
うこと。オープニングの8人タッグマッチに登場したXは、キング・ファレ改め
ドン・ファレ。これだけでも驚いたのに、試合中にチェーズ・オーエンズまでが
寝返ってHOT入り。さすがに開いた口が塞がらないくらいビックリした。
そしてHOT新メンバー問題はココで終わらず。IWGPジュニアタッグ戦に出場予
定だった金丸がミエミエの負傷欠場をアピール、代わりに出て来たのがなんと
DOUKI。この三段重ね、もちろん呆気に取られたが、よくよく考えると凄いの
コストが殆どかかっていない、ということ。アタマいいな、新日本。

アングル的なサプライズに続き、第六試合で行われたNEVER無差別級選手権
純粋なサプライズボルチン・オレッグKONOSUKE TAKESHITAに完勝して、
シングル初戴冠を果たした!この結果で、ボルチンが完全に新人の枠から脱却し、
今後は中心選手としての活躍が期待される。ボルチンのポテンシャルはおそらく
日本のプロレス界でも随一。凄い選手になっちゃうな、きっと。

そしてセミ、IWGPグローバル選手権は、王者の辻陽太を破ったゲイブ・キッド
が念願の初戴冠。若手時代から観ていたゲイブが、ここまでの存在になるとは夢
にも思わなかった。しかも、次期挑戦者棚橋を指名。いや、シビれたな、うん。

メインに関しては、そこまでグッと来るモノは残念ながら(^^;)。
こう言ってはなんなのだけど、後藤革命はちょっと長すぎる感あり。そろそろ
普通の状況に戻すタイミングな気がするんだけど・・・。