#判定の日
昨日、世界スーパーバンタム級統一王座の防衛に成功した井上尚弥。
もちろん日本中で話題になったのだけど、遡ること約6時間前、世界中で話題
を振りまいたもう一つの統一王座戦が。
ラスベガス・T-Mobileアリーナで行われた世界スーパーミドル級統一王座戦。
王者の“カネロ”こと、サウル・アルバレスに挑戦したのは、スーパーライト級
とウェルター級で四団体統一王座を獲得し、計4階級で世界王座を獲得してい
るテレンス・クロフォード。テレンスがもの凄ぇボクサーなのは周知の事実だ
が、カネロもそれに負けないもの凄ぇボクサー。同じもの凄ぇボクサーなら、
ウェイトのあるカネロが絶対有利、と思っていたのだが・・・。
この試合はNETFLIXにて全世界に生中継。
中重量級のトップを走る二人が直接闘う試合の注目度は高く、KO必至の試合
になるかと思いきや、フルラウンドで高度に「ボクシング」を展開する両者。
井上とMJの試合もフルラウンド判定決着であったが、昨日のエントリで書い
た通り、両者のレベルに大きな差があった。しかし、このビッグマッチで闘
った二人の実力は拮抗しており、最後まで気が抜けない消耗戦。勝利したの
はなんとテレンス!!心情的にはカネロを応援していたのだが、この結果は
納得せざるを得ないほど、テレンス・クロフォードは凄かった。
さすがに次のPFP1位はテレンスだろうなぁ・・・。
尚弥の偉業は、いつもテレンスに邪魔されている気が(^^;)。もしかしたら、
井上尚弥の天敵は、BIG BANGではなくて、BUDなのかも・・・。