K-1 WORLD GP 2024

#Banner Last Stand


エディオンアリーナ大阪で行われたK-1 WORLD GP 2024
ここ最近は一切観ていなかったK-1だが、年末に行われる無差別級トーナメ
ントアジア予選に、あのジェロム・レ・バンナがエントリー。どんなカタ
チであれ、コレは確認すべきと判断し、abemaの生中継を観た。

対戦相手はK-JEE
新生K-1になってからの重量級日本人ファイターで、もちろん現役バリバリ。
対するバンナは既に51歳。普通に考えれば、あってはならないマッチメイク

・・・バンナは、1R保たなかった
当然と言えば当然の結果。全盛期のバンナも早いラウンドで取りこぼす試合
が結構な頻度であったのだが、今回はそういう種類では無い。裏を返せば、
見事な負けっぷりだったと思う。

バンナはバックステージで引退を表明。そもそも50歳を過ぎて出来る競技で
無いことは明確なのだから、それも致し方無い。寂しいけど・・・。

今回の大会を通して観たのだが、正直今のK-1には全く魅力が無い
武尊という絶対的なカリスマが欠けた今、彼同等の求心力がある選手が出て
こない限り、浮上の目は無い気がする。誰かが飛び抜けてくれればいいんだ
けど・・・。

ウルトラ警備隊モンスターアタック

#戦闘シミュレーション


ブックオフハードオフを見掛けると、取り敢えず寄って中古レトロゲーム
を漁る、というのが習慣になっているのだが、そこで見つけたおもしろそう
なソフトを鋭意プレイ中。タイトルは・・・。

ウルトラ警備隊モンスターアタック
ゲームボーイアドバンスのソフトで、円谷プロ系戦闘シミュレーション
科学特捜隊ウルトラ警備隊MATの3チームが、怪獣宇宙人を退治して
いくゲーム。

各エピソードに導入パートがちゃんとあり、その後にフィールドに出て戦略
を練り、戦う、というタイプ。戦闘形式はファミコンウォーズとかと同様の
エンカウント形式

時折実写版の画像が混じる。
ウルトラマンウルトラセブンウルトラマンジャックも出てくるのだが、
あくまで“コマ”。使いどころを考えるのが楽しい。

これ、どこかのハードオフの中古かジャンクで、確か1,000円くらいで買っ
た覚えがあるのだが、ネットで調べるとかなりプレミアの付いているレアソ
フトらしい。ちょっと得したかもしれない。

GBAは名作・駄作・迷作と、いろいろ揃っている。
今後もこういうのを発掘していこう、マジで。

1954

#プロシタン通信


1954 史論-日出ずる国のプロレス / 小泉悦次(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロレス史探求家小泉悦次氏による著作。
初出の無い書き下ろし作品であり、テーマは日本でプロレスが始まった年、
とされる1954(昭和29)年黎明期日本マット界その周辺

力道山に関しては、関連書籍や文献が山のように見つかる。そして近年では
増田俊也氏の著作を中心に木村政彦に関する情報もかなり目にするようにな
ったのだが、この時代のもう一人のキーマンである山口利夫に関する情報は
非常に少ない。この作品でも多くのページを割いているワケでは無いのだが、
興味深い記述が多々ある。やはりこの人の目の付け所鋭い

そして、これまで謎に満ちていた初期「女子プロレス」に関する記述を、
もの凄いボリュームで展開。日本女子プロレスのルーツである猪狩定子氏に
インタビューを敢行している、という事実だけで驚愕モノなのだが、その発
言の“重要さ”感嘆してしまう。彼女に力道山との繋がりがあった、なんて、
これまで殆どの人が知らなかった、と思う。

そして、後半で大きく採り上げられている“昭和巌流島の闘い”力道山
木村政彦による伝説のセメントマッチに関する小泉氏のコメントに、完全に
心を打たれた。下記、失礼を承知で一部引用させていただく。
—–
力道山vs木村戦をリアルタイムで見て、今も存命の方は少なくなった。では、
なぜ語られるのか。今日に至るまでファンに対して、「プロレスとは何か?」
を考える格好の素材を提供したからなのか。
いや、この試合がプロレスを語る文化を作ったからだと思う。
(中略)
木村は、かつて彼の父エリオを破っている。結果としてそのエピソードはヒ
クソンのプロフィールを語る背景にもなった。
これも木村が忘れられた存在ではなかったからだ。なぜか。日本にプロレス
を語る文化があったからこそ、木村は残ったのだ。
では、なぜ残ったのか。力道山vs木村戦が語り継がれたからである。
—–
この「プロレスを語る文化」のおかげで、僕はこれまで生きて来られた、と
言って過言は無い。もしこの文化が発生しなければ、ここまでプロレスや格
闘技に強い思い入れを持たなかった気がする。この記述は、僕に取って真の
“金言”。正直、ちょっとが出た。ただただ、すばらしい作品である。

プロレス史に興味のある人以外は手を出しにくい作品だし、価格もかなり高
いのだが、終戦直後日本カルチャー興行の仕組みに興味がある人が読ん
でも、資料的な価値は充分にあると思う。

・・・いろんな人たちに読んで欲しいなぁ、これ。

東京プリンスホテル再び

#2回目


昨年同様、今年も東京プリンスホテルに宿泊。

今回は一泊二日。明日の集合時間は午前10時なので、正直言えば無理に宿泊
する必要は無いのだが、せっかく押さえて貰ったので利用させていただくこ
とに。部屋は広いし風呂は大きいし、何よりもベッド寝心地が良い。

今日のチェックインは20時前。部屋に入ってすぐ眠ってしまい、気が付いた
21時を過ぎていた。どれだけ寝心地いいんだ、このベッド(^^;)。

取り敢えずココでゆっくりして明日に備える。キャリーカートの中に入浴剤
が入っていたから、今日は湯船にお湯を貯めるか・・・。

Chinese Kung fu

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
70年代中盤、日本で最初の「ディスコブーム」が起こった折、その中に
ちゃっかり居座って存在感を示したバンド(?)の曲。

Chinese Kung fu by Banzai.
↑↑このライブ(?)映像でなんだかよく解らないダンスを踊っているのは、
Les Clodettesというユニットらしい(^^;)。Banzaiのビデオ、出てくるのは
この人たちだけ。というか、他の曲は一切知らないのだが(^^;)。

正直、毒にも薬にもならないタイプ薄っぺらい曲で、本来なら触れる必要
も無いのだが、実はコレ、我々の間では結構有名な曲。何故かと言うと、こ
脳天気なメロディが、“おそらく日本人プロレスラー史上実力最強”と言わ
れるジャンボ鶴田初代入場テーマ曲であったから。

デビュー当時の鶴田の、どこか脳天気な雰囲気と見事にマッチ。この曲に驚
くほど知名度があるのは、間違いなくジャンボ鶴田のおかげだと思う。
・・・まぁ、この曲の所為で「緊張感に欠ける」とか言われて怒られてたのかも
しれないけど(^^;)。

DISCO MUSIC GREATEST HITS / V.A(Amazon Music)