WORLD TAG LEAGUE 2024・第八戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』八日目
ツアーは東北から北関東に戻ってきて、今日は茨城県水戸市リリーアリ
ーナ平日の地方なのに、なんかすっげぇ入ってるように見える(^^;)。

今日はもうメインだけを語りたい。
水戸大会のメインはAブロック公式リーグ戦1勝2敗J4GTAKAみち
のく&タイチ、通称タカタイチと相対するのは、リーグ3戦全敗新日本
正規軍邪道&棚橋弘至・通称邪道&社長。どちらも事実上、優勝戦線か
ら脱落しているのだが、この試合がメイン。もちろん意味があった

この言い方が失礼なのは承知だが、邪社の二人は明らかにコンディション
が悪い。棚橋は業務過多からくるトレーニング不足、邪道は経年のダメー
ジが原因。正直、このリーグ戦にエントリーして良いチームでは無い

・・・しかし、この二人とタカタイチの四人は、実に色気タップリの試合を
展開してくれたのだから、やっぱりプロレスは奥が深い。全員が最小限の
動きで客を沸かせる、という熟練のテクニックを披露。まさか、邪道
「動けなさ」が試合を組み立てるとは・・・。

最後は棚橋が久々のハイフライフローをズバリと決め、一進一退の闘いに
終止符。タナの勝利で終わる新日本プロレス、なんと幸せな空間か!!!

・・・が、HOTが乱入して台無しに(^^;)。
瞬間的にメチャクチャ怒りが沸いた(^^;)。が、コレがEVILの「仕事」
リーグ最終戦に鹿児島で組まれている邪道&社長vsHOT、リーグ戦の結果
とは別にメチャクチャ楽しみになってきた♪

WORLD TAG LEAGUE 2024・第七戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』七日目
今日の会場は新日本の準ホームである宮城県夢メッセみやぎ。さすがに
会場内の熱量が高い上、東北出身の選手に大声援が飛ぶ、理想的な状況

まずは第5試合ゼイン&田口ファンキーソース見事な仕事を魅せる。
ここまで三連敗で優勝戦線からは既に脱落してしまった感こそあるものの、
試合内容のアベレージはどのチームよりも高い。このまま残り全勝しても
誰も文句は言わないと思う。

そしてメイン、TMDKvs毘沙門凄かった
ザック&大岩は試合の9割で毘沙門の二人を蹂躙。ザックの力量は疑うべ
くも無いのだが、大岩新人離れしたセンスにも注目すべき。

しかし、今や“名勝負製造チーム”となった感のある後藤&YOSHI-HASHI
毘沙門は、今日も食い下がる。殆ど負けていた試合をしっかりひっくり返し、
その上で観客を満足させるのだから、認めないワケには行かない

僕はこれまで後藤洋央紀という選手を全く評価していなかったのだが、今日
バックステージインタビューにはシビれた。曰く「日本人が活躍しないで、
何が新日本プロレスだ!」世界戦略がどうしても優先されてしまう今の新
日本で、敢えてコレを言う男が居ることを、本当に嬉しく思う。

あの後藤がねぇ・・・。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第六戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』六日目
会場はビッグパレットふくしま。大きな会場では無いが、配信で確認する限
りそこそこお客さんが入っている雰囲気。平日ということを考えれば上々。

しかし今日は全体的に不調な日だったかも。
どの試合も集中力が保たなかったのだが、なんとか観れたのがメインに組ま
れたOカーン&HEANARE vs EVIL&成田だけだった。

最近のHOTはヒールぶりが徹底しており、観ていてある意味気持ちが良い。
今日の試合、絵面悪役同士なのにも関わらず、UE側がちゃんとベビーフェ
イスに見えた。EVILはちょっと時間がかかったが、成田のヒール転向はかな
り短期間で完成している。成田のパートナーがSHOだったら、もっと良くな
った気がするのだが・・・。

試合は現IWGPタッグ王者UEがさすがに勝利。ここに来てHENAREが遂に
化けつつある。タッグ王者としてドームに出場出来ればいいんだけど・・・。

Bブロックは混戦らしいのだけど、相変わらず星取りは気にならない(^^;)。
明日は仙台だから、もっと盛り上がるだろうなぁ、きっと。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第五戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』五日目
今日は日曜日、会場は後楽園ホール。当然満員。というか、今日が満員にな
らなかったら非常に不味い状況。取り敢えず胸をなで下ろす。

今日の注目はセミファイナルで行われた海野&本間vs毘沙門
全勝での四連覇を目指す毘沙門に対し、一昨日も書いた通り少しでも実績を
上積みしなければならない海野。結果、海野組の勝利に終わり、海野は首の
皮一枚繋がった。しかし今日は、この試合を上回る「凄い試合」第6試合
で実現してしまった。

ザック・セイバーJr.&大岩凌平vsアレックス・ゼイン&田口隆祐
新人の大岩も含め、四人全てが試合巧者。結果はもちろんIWGP世界王者
擁するTMDKの勝利で終わったのだが、試合内容あまりに凄かった

キーマンはこのリーグ戦でシリアスモードに入っている田口
ザックとの寝技の攻防は思わずこちらが唸ってしまうほどすばらしい上に、
一人だけジュニアの体格なのに格落ち感を一切感じない。田口といい矢野
といい、新日本はとんでもない人材中堅で”活用”しているところが凄い。

田口&ゼインはこれで三連敗。しかし、世界王者を上回る動きを魅せた上
での敗戦は説得力抜群。もし今の田口がヘビー級に転向したら、世界戦線
での活躍も見込めるのでは?と思ってしまう程、今日の田口は凄かった

初日のトピックで書いた通り、優勝は全く気にならない。その代わりに見
応えたっぷりの試合が毎日一つはあるから、WTL侮れない
・・・毎試合レビューしそうだな、コレ(^^;)。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第四戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』四日目
会場は藤沢市秩父宮記念体育館。さすがに土曜日だけあり、地方会場でもほ
ぼ満員の客席。ちょっと安心。

今日はメイン、内藤哲也&高橋ヒロムvs矢野通&ボルチン・オレッグ
下手すればお笑い枠に入ってしまう試合なのにもかかわらず、しっかりメイ
ンに配置。この4人に新日本が絶大な信頼を持っていることが解る。

最後までユーモア溢れる内容ながら、矢野&ボルチン見事な勝利
やはりボルチンのポテンシャルはもの凄く、2025年中にはIWGP世界戦線
に入って来るのではないか?という希望も。

そして内藤&ヒロムは、ドームに向けてのテーマが今のところ無い。
まぁ、この二人ならおもしろいことを考えてくれそうではあるんだけど。