Avengers: Infinity War

もう一本は洋画、それもバリバリハリウッド作品アベンジャーズ新作
このシリーズ、一作目はもう本当に楽しく観たのだが、その後の続編は
特に・・・という(^^;)。いきなりコレ観て大丈夫なのかなぁ、と不安だっ
たのだが・・・。

・・・的中(^^;)。
いやぁ、登場人物が増えすぎてどうにも理解出来ないっすな、コレは。
もちろん、スパイダーマンガーディアンズのメンバーは観られたのは
嬉しかったけど、ストーリーが全然アタマに入ってこない。マーベルの
この手のシリーズは、気軽に観るモンじゃないなぁ、と正直思った(^^;)。
しかし、勉強する意欲は無いワケでは無いので、今後チャレンジ。
しかしだ・・・。

・・・この終わり方はちょっと無いなぁ(^^;)。
さすがに先が気になるじゃねぇか!という感じ。雰囲気的にはバック・
トゥ・ザ・フューチャー2を観た後と同じ気分。どうだろなぁ・・・。

映画「孤狼の血」

そういえば帰国便の中でも映画2本見てしまった(^^;)のでレポート。
今回の旅、あんまりやらないことをやってるなぁ、という意識あり(^^;)。
取り敢えず印象に残った順番に。

映画館で絶対観よう、と思っていたのに、結局行けなかった映画が機内放送
最近のマイトレンド柚月裕子原作の傑作任侠作品「孤狼の血」。コレが観
れたのは、ある意味ラッキー。

とにかくハードな物語なのだが、まぁキャストが凄い。御大の役所広司はも
ちろんのこと、江口洋介・竹野内豊あたりのやや「そぐわない」雰囲気の漂
う役者陣でも見事な極道ぶりを披露。個人的に注目していたTEAM NACS
音尾琢真は、かなりのハマり役だったと思う。そして、ある意味主役である
謎めいた若手刑事を見事に演じきった松坂桃李には大拍手。こんな暴力的な
芝居の出来る役者だとは思いませんでしたよ、ええ。

とにかくやたらハードで、リアリティ満点の映画なのは間違い無いが、一歩
間違うとスーパーバイオレンスの集大成。女性には向かないなぁ、きっと。

嘘を愛する女

忘れないうちに昨日機内で観た映画のレビューをば。
というか、さすがに出張中はネタが乏しいので、少しストックしておいた
方がよいかな、という処置。出張ネタは明日以降まとめて。

長澤まさみ主演のミステリー「嘘を愛する女」
ひょんなことから知り合い、同棲を開始して5年の男女。そろそろ結婚を
意識し始めた女性だが、ある日恋人がクモ膜下出血で倒れ、そのまま植物
状態に。そして恋人の持っていた運転免許証等のIDは全て偽造されたモノ
で、女性は大いにショックを受ける・・・。という内容。

さすがに以前のハツラツさは薄れて来た長澤まさみだが、逆にこういう
型的なアラフォー女性を演じても違和感が全く無いところにまず感心。
ストーリーも良く練り込まれており、サスペンスとしては及第点を付けて
もいいかも。

しかし、なんとなく感じる「2時間ドラマ」的な気配がちょっと(^^;)。
あくまで気配であり、その手の作品よりも凝った作りにはなっているのだ
が、映画館に足を運ぶか?と問われれば、かなりボーダーライン。難しい
のかなぁ、このジャンルは。

ミステリーやサスペンスが好きな人はそこそこ満足するかも。
ただ、長澤まさみって時々凄い良い作品に当たるから、侮れないんだよな
ぁ、実は(^^;)。

映画「君の膵臓をたべたい」

最近、わりと長い時間飛行機の乗る場合でも、大抵は本を読む寝るかを
選択してしまいがち。が、昨夜のフライトで久しぶりに映画を続けて2本
観てしまったので、そのうちの1つについて感想を。

タイトル、「君の膵臓をたべたい」。
最新公開ということではなく、少し前の映画。ジャンルで言えば青春恋愛
モノ邦画で、普段の僕ならまぁまず観ない(^^;)。なんでコレに気が向い
ちゃったのかは謎のままなのだけど・・・。

住野よるの原作は随分前に読んだ。恋愛小説もそれ程得意では無い僕が、
思いっきり泣かされた作品として心に残っているのだが、映画版の構成も
なかなかのモノ。ストーリーを知っているにも関わらず、ラストまでの切
なく悲しい展開にやたら心が盛り上がる。結果、小説を読んだ後と同じよ
うに号泣してしまったのだから、大成功と言って良い映画化だと思う。

注目はやっぱり主人公の一人・山内桜良を演じた浜辺美波の屈託の全く無
可憐さ。この子以外が桜良を演じたら、と考えると、ちょっとだけゾッ
としてしまう程のインパクト。最近はTVドラマにもちょくちょく出演して
いるので、これから先はしっかりチェックしとこう、という気になった。

・・・泣いちゃうとはなぁ(^^;)。
もう1本観た映画もそこそこ面白かったので、コレも近いうちに。

Jurassic World:Fallen Kingdom

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』、シネマイクスピアリ。

25年前に公開された「ジュラシック・パーク」の第一作以来、僕の中で
は本当に特別な映画スピルバーグがメガホンを取ることを知った段階
でまずマイケル・クライトン原作を一気に読み、有楽町日劇前売り
指定席を取り、最初から最後まで口をアングリ開けた状態で画面に見
入った。

以降、続編は全て劇場鑑賞。作品によっては複数回映画館へ
もちろんDVDも全て購入し、これまでの4作はもう何十回・・・いや、ヘタ
すれば100回以上観ているハズ。だからもちろん、今回の新作もかなり
期待してレイトショーに足を運んだのだが・・・。

・・・もしかしたら、これまで観た映画の中で「最高」かもしれない。
驚異的なCG特撮はもちろん、これまでの歴史がキッチリ凝縮された
ストーリー。さらにこの作品、驚いたことにいろいろな「愛」に溢れ
ているのが凄い。

特に、今回の“主役”と言って過言の無い最高のラプトル・ブルーと、
彼女を見事に調教して最高の絆を築いたオーエンとの物語は、思わず涙
を流してしまうくらいすばらしい。

この作品、おそらく全てのバージョンで3回以上は観に行くことになる。
25年以上僕を魅了し続けた映画が、25年目にして最高の幸せを提示して
くれた。スピルバーグと故マイケル・クライトンに、同じく最高の感謝を。
・・・これが、映画だ