帰ってきた『声』

#プロレス


新日本プロレス『BURNING SPIRIT』後楽園ホール大会をNJPW Worldにて。

・・・新日本の大会中継の“オープニング”を、号泣しながら観たのは初めて。
なぜなら今大会、限定的な措置ではあるけど、観客「声援」解禁された
のだから!

前説で出て来た高橋ヒロムに対し、満場の大ヒロムコール!
この段階で、号泣を通り越して文字通り嗚咽した僕。プロレスにいちばん
重要なアイテムが、ようやく、本当にようやく戻って来た。

メインに勝利したオカダ・カズチカ&棚橋弘至は、大歓声に感無量。
2年半に渡ってずっとルールを守り続けた新日本プロレスのファンに対し
て感謝の意を表した。そして最後は会場全員で「愛してま〜す!」・・・。
ここで、今日何度目かの涙腺崩壊がやって来た。
新日本プロレスは・・・帰ってきた!

会場では笑顔を絶やさなかった棚橋だが、バックステージでは遂に号泣
誰よりもファンを大事にする棚橋弘至が、僕は本当に大好きだ!
そして僕も、新日本プロレスのファンは、掛け値無く世界一だと思う。
もう少ししたら、またみんなで盛大に騒ごうぜ!あとちょっとだ!

2022・G1-32 武道館3/3

#G1CLIMAX32


新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』決勝戦
急な仕事でライブ観戦が叶わなかったのだけど、特に残念な感は無く
何故なら・・・。

・・・優勝オカダ・カズチカ
・・・うん、まぁね、それしか選択肢は無かったとは思うんだけど。

新日本の魅力は『定期的に狂う予定調和』じゃ無かったのか、と。
ココでオスプレイが勝てば、来年1.4ドームのメインが外国人対決とな
ってしまうが、そこまでに展開を作ればまだなんとかなったハズ。何年
か前に飯伏「権利証の防衛に失敗」した流れは、今思えばそれなりに
良く出来たストーリーラインだった。出来れば今回も一工夫があれば良
かったんじゃないかな・・・。

G1の決勝なのに武道館すら満員にならない
「コロナ禍」は最早言い訳に出来ない。何故なら、同じブシロードグル
ープの女子プロレス・スターダムは、同じ状況なのに普通に客が入って
いるのだから。

考え方を根本的に変えないと、新日本はこの現状から抜け出せない気が
する。【思った通り】なプロレスが、いちばんつまらないのだから。

2022・G1-32 武道館2/3

#G1CLIMAX32


新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』武道館三連戦二日目
今日は準決勝2試合行われるのだが、どうも緊張感に欠ける。テレ朝
チャンネルの予約すら忘れてたし・・・。

セミファイナル、準決勝第一試合はオカダ・カズチカ vs タマ・トンガ
さすがに力の入った好勝負だったのだが、結果は正直言って予想通り
今回のG1、昨年に比較してオカダの覇気が薄く感じられたのだが、それ
でも勝利。う〜ん・・・。

メインの準決勝第二試合、内藤哲也 vs ウィル・オスプレイ
オスプレイに優勝の目があるのなら推したいが、昨日書いた通り決勝に
行くのは日本勢な気がするので、内藤の勝ち上がりを期待。もちろん、
メインに相応しい内容だったのだが、地力に勝ったオスプレイが激勝。

2022年のG1決勝戦はオカダ・カズチカ vs ウィル・オスプレイ
試合内容は鉄板だと思うが、今年のG1が心に残るかどうかは、結果
どうなるかにかかっている。ちょっとだけ期待してみるかな・・・。

2022・G1-32 武道館1/3

#G1CLIMAX32


新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』武道館三連戦初日
棚橋の決勝トーナメント進出が絶望になった段階で完全に興味を失った
今年のG1。今の新日本のマッチメイカーさんと心を通わすのは、おそら
く無理だと判断せざるを得ない。

ということで、本日は各ブロックの1位通過者が決定。

Aブロックオカダ・カズチカBブロックタマ・トンガで、明日の
セミファイナルでこの二人が対戦。よっぽどの事が無い限りオカダの勝ち
は固そうな気配。

Cブロック内藤哲也Dブロックウィル・オスプレイ
この二人のシングルに全く覚えが無いので、おそらく初対決ということに
なると思うのだが、この勝敗予想はちょっと難しい。・・・内藤が行く?

もう誰が優勝しても構わないけど、決勝に残った日本人選手が優勝、かな?
さすがにドームのメインを外国人対決にするのは勇気が要るし・・・。
もしそういう結果が出たら、逆に新日本プロレスを見直すかも(^^;)。

伏魔殿のポリスマン

#JUDO


米国『グラップリング・マスター』と称される元プロレスラー・柔道家
“JUDO”ジン・ラベール氏が逝去。享年89の大往生。

UFCに出場したロンダ・ラウジーコーチとして有名になったが、古く
からのプロレスファンなら誰でもその名前を知っている【顔役】

かつてマイク・ラベールがプロモートしたLANWA HOLLYWOOD
ポリスマンであり、バックボーンである柔道の腕前は五輪レベル
旧オリンピックオーデトリアムでは、ジンに逆らう選手は皆無だったと
いうまことしやかなウワサが。

日本との繋がりも深く、旗揚げ直後の新日本プロレスと提携し、ハリウ
ッド・ブロンドス等の渋めのレスラーをブッキング。そして何よりも、
伝説の『猪木vsアリ』レフェリーを務めた事実は、その後彼の名前を
世界的なモノにした。

力道山時代から【伏魔殿】と称されたロスマット
しかし、新日本・WWEを含む現在のメジャーと呼ばれる団体はある意味
ロスマットの拡大解釈。良い意味での胡散臭さが溢れているので、今改
めて各種文献を読み返すと本当に興味深い。そういう団体で、言うこと
を聞かない選手・・・マスカラスも含まれていたとか・・・を実力で従わせる、
というのが恐ろしい。

その実績に感謝しつつ、謹んでご冥福をお祈りいたします。

ちなみに、ジンのフルネームを英語で書くと『Gene LeBell』となる。
この名字を「ラベール」と読むか、「ラーベル」と読むかが悩ましい
ところ(^^;)。個人的にはラベールの方がしっくり来るんだけど。