Sink With Kalifornia

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
今日はちょっとマニアック。なんと1980年から活躍しているバンドで、
ジャンルはパンク。それも、US PUNKにカテゴライズされている人たち。

Sink With Kalifornia by Youth Brigade.
85年に日本のインディレーベル【AAレコード】からリリースされたシン
グルがこの曲で、僕もその頃にこのレコードで存在を知った。当時のAA
は飛ぶ鳥を落とす勢いのあったレーベルだが、楽曲の良さで言えばコレが
いちばん良かった(^^;)かもしれない。

UKハードコア勢と違い、メロディがしっかりあってちゃんと「歌」を聴
かせるカリフォルニアのバンド。NYデッドケネディーズをもうちょっ
ロック寄りにした感じで、とにかくノリが良い上に「上手い」。日本で
ももっと人気が出て良いバンドだと思う。

それから“英字を置き換える”テクニックを最初に見せてくれたのもこの人
たちかも(例.YOU→U、Think→Sink)。センスあるなぁ♪

チャーミーも1回くらい日本に呼べば良かったのに(^^;)。

▼Sink With Kalifornia / Youth Brigade

Chiquitita

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕の感覚で言うと「最初のポップアーティスト」であり、世界中殆どの人
たちがそのメロディを知っているコーラスグループの曲。

Chiquitita by ABBA.
調べてみると1979年発売のアルバムに収録されているのだが、僕が最初
に聴いたのはもう少しだけ前だった、というヘンに確信的な記憶がある。

76年、世界中で「Dancing Queen」が大ヒット。この曲でABBAを知った
僕は、同じようなノリのディスコソングを期待してこの「チキチータ」
ドーナツ盤(おそらくアルバム発売前のシングルカット)を購入したのだ
が、聞こえて来たメロディは静かなバラード。正直、最初は落胆したのだ
けど・・・。

結局、このレコードに何百回針を落としたか解らないくらい聴いた
当時はまだ小学生で英語は一切解らなかったけど、出てくる音を耳コピし
てデタラメ英語(^^;)で普通に歌えるまでに。中学で英語を習うようになっ
てから改めて歌詞カードを確認したら、そこそこ近い感じで発音していた
のが妙に嬉しかったりした。

・・・今でもこうやって聴く曲に、40年以上前に出会っていたんだなぁ、と。
改めてABBAって偉大だ、と心からと思う。そんなABBAが、最近新しい
アルバム(!)をリリースしたとか。確認しないと・・・。

▼GOLD / ABBA

BanG Dream! on dアニメストア

#わりと熱血


今月「けいおん!」を一気に観てしまった所為で、リコメンドに当然の様
に表示されるアニメが。もちろん↓↓コレということに(^^;)。

BanG Dream!バンドリ・1stシーズン
バンドモノのアニメとしては王道の展開で、偶然発見したギター(コレが
なんとESPのランダムスター^^;)の音を出したくて何故かライブハウスに
行った女子高生が、偶然見たガールズバンドのライブに感激し、自らバン
ドを結成しそのライブハウスへの出演を目指すお話。

けいおん!と比較するとかなり熱血な上に音楽に寄った内容。いろいろ突
っ込みたいところは山ほどある(^^;)のだが、起承転結がしっかりあり、
バンドモノなのに友情・努力・勝利(?)を感じさせてくれたのは見事。

・・・ただ、個人的に致命的な弱点があるような(^^;)。
残念ながら作中歌に【傑作】と思える曲が無いこと。けいおん!の中の曲
がほぼ全て傑作なのはある意味奇跡だが、僕の琴線にに引っかかるメロデ
ィが無かったのはちょっと残念。

シーズンは3まであるらしいので、もう少し見たら出てくるかな、名曲。
それさえあればかなりイケる作品になる気がするなぁ、コレ。

Radioactive

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
レジェンドが集まって結成された【THE ROCK BAND】なのにも関わらず、
やたら短命に終わってしまったバンドの名曲。

Radioactive by The Firm.
Vo&Gがポール・ロジャース、ギターを弾いているのはジミー・ペイジ
いわゆる“スーパーバンド”と言われるユニットで、最初のアルバムから
シングルカットされたのがこの曲。

おそらく、ジミー・ペイジが「なんとか弾けていた」最後の時代(^^;)。
LED ZEPPELINの時はこの人以上に凄いギタリストはいない、とか思って
いたのだけど、晩年のパフォーマンスは見るも無惨(^^;)だったペイジ。
FIRMが世に出たときは、過度な期待をしたんだけどなぁ・・・。

しかし、このレディオアクティブは名曲。
MVもやたらカッコ良く、少なくとも5年くらいは続く、と思っていただ
けにちょっと残念。今のペイジはどうなんだろうなぁ・・・。

▼THE FIRM / THE FIRM

Stand and Deliver

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
B級感の滲み出る、80年代前半の「徒花」のようなバンドのヒット曲。

Stand and Deliver by Adam & The Ants.
アダム・アント率いるニューウェーブバンド。いわゆるジャングル・サ
ウンドの先駆けであり、その奇抜なファッションでデビュー時はやたら
話題になったバンドなのだが・・・。

残念ながら「後年全く尊敬されないアーティスト」代表格(^^;)に。
今聴いてみるとメロディはキャッチーだし、ラップ風の歌唱などいろい
ろな工夫が感じられる曲なのだが、中毒になる程では無いのが原因かと。

一瞬流行ったのはマーク・ボラン死去デュラン・デュラン登場の間く
らいの時期。グラムの流れは終了し、かといってニューロマにも乗れな
い、という不運に加え、バンドの命とも言えるリズム隊を根こそぎ引き
抜かれてしまう、という大惨事。ちょっと可哀想かも・・・。

しかし、この曲に関しては意味も無く気合いを入れたい時に大音量で聴
くとテンションが上がる音源。残念な人たちだけど、B級に浸りたい人
には超オススメです!

▼Prince Charming / Adam & The Ants