超人サークル パワフルパーツ

#劇団可燃物


劇団可燃物プロデュース公演「超人サークル パワフルパーツ」を観た。
可燃物の公演はこれまで何度か観ているのだが、今回の演目はかなり特殊
「再々演」。初演は2002年劇団原色ミキサー、2006年は可燃物の
本公演、そこから10年温めて今回のプロデュース公演。2006年版を見逃
している僕は、なんと17年振りにこの舞台を観たワケだが。

昔の舞台とはいえ、その斬新な発想バカバカしさに大いに笑わせて貰っ
た記憶が鮮明だった僕は、その内容をよ〜く覚えていた。従って、前回と
の比較が容易にできるのだが、17年経過した今回は・・・。

あまりに見事演出・構成
17年前は笑うのにかまけて殆ど入ってこなかったストーリーが、今回は
バッチリ入ってきた。キャスティングも、よくもこれだけバラエティに富
んだカワイイ子たちを連れてこられたな、と感心。芝居のテンポや間が実
に心地よく、2時間弱全く退屈せず

そして、可燃物の流れを汲むお得意のエンディングは一見の価値あり。
贔屓目抜きで誰もが楽しめる舞台。31日・1日と目白のシアター風姿花伝
で公演は続くので、ヒマのある人は是非、と勝手に宣伝しておきます!
・・・千秋楽も行くな、きっと。

参考:劇団可燃物(official)・シアター風姿花伝(公演案内)

プロレスが死んだ日。

#相容れず


▼プロレスが死んだ日。 / 近藤隆夫

元ゴング格闘技編集長にしてKRS体制の初期PRIDEでパンフレット編集等
を行っていた近藤隆夫の作品。タイトルの「プロレスが死んだ日」とは、
1997年10月11日のこと。東京ドームで高田延彦ヒクソン・グレイシー
完膚なきまで叩きのめされたあの日の試合を中心に、ヒクソンや高田
へのインタビューを交えたドキュメントタッチな一冊となっている。

最初に言っておくが、僕はこの近藤隆夫という男にハッキリとした嫌悪感
を持っている。僕の評価は「目の前で起きていることを正しく認識する能
力に欠けるダメ専門家」アレクサンダー大塚マルコ・ファスにほぼ何
もさせずに完勝した試合で、始終素っ頓狂な解説を展開。自分が必死に取
材した対象に多大に肩入れし、事前に予想した展開と異なる状況になって
も「いや、これは違う」と言い張る。解りやすく言うと、心霊現象を目
の当たりにし、事実としてソレが起こっているのを自分の目で見ているに
も関わらず、「こんなことはありえない」と言っちゃう科学者みたいなモ
ン。個人的にいちばんカッコ悪いタイプの人間だと思っている。

そんな人の著書を何故手に取ったのかと言うと・・・。
あれから20年以上が経過し、高田×ヒクソンを振り返る作品を幾つか読ん
だのだが、どれも高田の側からの検証ばかり。やはりヒクソン側の状況
知っておくのがフェアである、と考えたから。それでも発刊から2年以上が
経過しているのだから、僕がこの著者をどれだけ嫌いか解ると思う。

おおよそ予想通りの内容だったのだが、悔しくも1点だけ著者に同調した。
それは、高田「タップ」についての記述。あの時の高田はプロレス界の
みならず、全てのプロレスファンの思いを背負って試合をする、と思って
いた僕は、腕ひしぎが決まった瞬間当然のように即タップした高田に猛烈
に失望した。あれさえ無ければ「負け」という事実があっても、あんなに
落ち込むことは無かった、とハッキリ断言出来る。その部分を自らの柔道
体験になぞらえて解りやすく説明する文章だけは評価せねばならない。

ただ、ハッキリ否定しなければならないこともある。
プロレスは、絶対に死んでいない。PRIDEでの一連の桜庭や、ドン・フラ
との壮絶な殴り合いの上に散った高山の活躍などで、PRIDEの場に於い
ても間違い無くプロレスは息を吹き返した。

さらにその後、PRIDEやK-1はどんどん衰退していったが、プロレスは客の
入らない時期はあってもずっと存在し続け、今は新日本プロレスを中心に
大復活の時代に到達している。一方、格闘技はプレーヤーを中心に細々と
盛り上がっているだけ。今周囲に「格闘技」「観ている」人がいったい
何人居るのか、数えてみればいいと思う。

・・・やっぱり辛辣になっちゃうなぁ、この人に関しては(^^;)。
まぁ、文章が上手いことだけは認めます。他はやっぱり一切認められない
けど(^^;)。

3 type Marlboro black menthol

#混乱のメンソール


相変わらずヘビースモーカーな僕は、海外出張があると免税店で買えるだ
けの煙草を買うようにしている。今回もご多分に漏れず、ずっと愛煙して
いるMarlboro black menthol8mmを購入したのだが、今ちょっと混乱
している。

左がハワイ免税で買ったモノ、右が日本免税で買ったモノ。
まず右の日本版だが、現在普通に買えるモノと違うのがフィルターの色
通常版茶色なのに対し、免税版。そして微妙に味が違う・・・。

そして左のUS版、パッケージはまるで違うが、フィルターの色は日本の
通常版と同じ茶色。ただし、味は全く違う(^^;)。

そんなワケで、今我が家には微妙に味の違うブラックが多々あるのだが、
非常に混乱している次第。せめて通常版と免税版は同じにして欲しいの
だが、なんとかならないものか・・・。

豚骨一燈・昔ながらのあっさり中華そばwithチャーシュー

#安心


図書館へ行った帰り、昨日の買い物の不良品交換(^^;)でホームセンター
に寄り、そのままフラフラと隣のアリオ葛西へ。どうやら空腹だったらし
く、自動的フードコートへ直行。頼んだのは・・・。

豚骨一燈 葛西店・昔ながらのあっさり中華そばwithチャーシュー
珍しくなんの検討もしないまま、王道のチャーシューメンをチョイス。
考え事してたからなのかなぁ・・・。

このお店は安定して美味い。
ガッツリ行きたい時はカレー系、胃の調子が良い時は魚介系、そして今日
みたいに精神がすぐれない時はあっさり系と、メニューが選べるのが良い。

現実、コレを食べて少しホッとして考えが巡るようになったかも。
あっさりスープは胃にも優しいし、サラッと食べられるのが非常にありが
たかった。まぁ、チャーシューよりも煮玉子だった気がしないでもないの
だが。

とにかく安心をくれてありがとう、と。このお店、近くに出来てくれて本
当に良かった!

参考:豚骨一燈葛西店(RDB)

脱出老人

#老後対策


▼脱出老人 / 水谷竹秀(Kindle版)

リコメンドに出た表紙のインパクトに思わず購入したノンフィクション。
あとがきを読むと、この表紙の写真も作者の水谷竹秀氏が撮ったモノだ
とか。写真家としても相当腕の良い人らしい。

高齢者の海外移住が流行しているとかしていないとか。
仕事をリタイアし、悠々自適の生活をしようにも、けして充分でないの
「年金」。10〜15万円の支給額ではカツカツになるのは目に見えて
おり、充分な貯蓄が無ければ困窮は必至。であるのなら、物価・家賃
安くて気候も温暖な外国に移住すれば良い、という考え方らしい。

この作品は、高齢期に入ってから海外移住、それもアジア・フィリピン
への「脱出」を図った様々な人たちの、様々な記録である。自分より20
も若いフィリピン人妻を貰い、ゴルフ三昧の生活を送る成功例もあれば、
借金から逃げた挙げ句フィリピンのスラムでの生活を余儀なくされた
困老人の話も。同様なことを考えている人たちにとっては、かなり有用
ケーススタディとなるのではないか?

実は僕も、かなり真剣にコレを考えたことがある。
子どもも無く、退職金どころか年金の受給さえ怪しい感じの僕にとって、
まもなくやってくる老後恐怖でしかない。どうせ寂しく死んで行くの
であれば、ある程度のお金を作ってある程度の贅沢が可能な国で生涯を
閉じるのも悪く無い、と思っていたのだけど・・・。

・・・この本を読む限り、生半可ではダメだな、と(^^;)。
ただ、もし老後の海外移住を実行に移す時は来るとしたら、選択肢は
やっぱりフィリピンになっちゃうのかなぁ、という気もした。かの国で
老後を過ごすには、やっぱりもうちょっと予算が必要なことも解った。
なんにせよ、もう少し頑張らないと!という心構えも少し出来たかも。

この作家、著作はそれほど多くないのだが、他にも似たテーマの作品
出しているらしい。機会があれば全部読んで、いろいろ備えてみるのも
良いかもしれない。そろそろ人ごとでは無い問題なので・・・。