サヨナラの意の「ごきげんよう」

フジテレビ「ライオンのごきげんよう」が本日最終回。
番組放送年数はなんと31年6ヶ月。開始当時は僕ですら10代(^^;)。
まぁ、最初のタイトルは「ライオンのいただきます」だったのだけど。

小堺一機、もう60歳なんだってね・・・。
もちろん、初めて小堺さんを見る人はその年齢に疑問を持たないと思うのだが、
僕らは小堺さんが欽どこ黒子とグレ子グレ子として鮮烈に世に出た様子を
ハッキリと覚えている。従って、天才若手コメディアンとしての印象が余りに
強く、今を以ても若々しく見えてしまう。そういうオーラを30年以上も纏い続
けたプロ根性には、本当にアタマが下がる。

最終回は自分でサイコロを振って自分でトークする、という斬新な設定。
同じく長寿番組だった「笑っていいとも!」が賑やかでウェットに終わった
のに対し、「ごきげんよう」は最後の最後までファニーを貫いた。それはそれ
で、とても見事な最後であったと思う。小堺さん、お疲れ様でした!

今日は「ごきげんよう」とその後の昼ドラ枠が揃って最終回。「いいとも」の
時もそうだったのだが、あって当然の番組が明日には放送されていない、とい
うのがイマイチピンと来ない。

フジテレビはここ1年でいろんな番組を終わらせているが、果たしてソレは
正しいのか間違っているのか? 変わらない、というのも、大きな魅力だと
思うんだけどな、僕は。

ドラマ「ナオミとカナコ」でいちばん目立ったのは・・・

奥田英朗の原作を1年前に読破。個人的に映像化を期待していた小説が、今クールの
連ドラとして放映された。タイトル「ナオミとカナコ」

広末涼子・内田有紀というキャスティングを見た時に、ちょっとを感じ無いでも
無かったのだが、心配は全くの杞憂。広末の説得力満点のナオミもさることながら、
実はかなり難しいカナコ役を、内田有紀がナチュラルに演じていたのに感心。
結果的にこの人選は大正解であった、と言って問題無いと思う。

そして、最高だったのが中国人女社長を演じた高畑淳子と、カナコのDV夫の姉
演じた吉田羊の2名。前者はやたらと胡散臭い中国人を終始コミカルに演じ、後者は
もうとにかく恐ろしいオンナを圧倒的に演じ切った。最終的に強烈な印象を残した
のは主演の二人では無く、実力派の女優たちだったのはちょっとした皮肉かも(^^;)。
特にオーラスの吉田羊、マジで怖かった(^^;)。

ただ・・・。
原作を読んでいない人にとってあのラストはどう判断されるのか、微妙なところ。
納得いかない人も結構居たと思うなぁ、さすがに(^^;)。

しかし、今クール1、2を争う緊張感に終始溢れていたのは立派。かなりの佳作だと
思います、ええ。

Chromecastをテストしてみた

昨年夏にAmazonのセールで購入し、封すら開けていなかったChromecast
コレ、EJのとこに納品する予定なのだが、その前にテストしてみた。

セッティングはちょっとだけ手間がかかる。
電源を繋いでTVのHDMI端子に刺すとセットアップ待機状態。これとは別にiOS
のChromecastアプリをダウンロードしておき、まずはWiFiでChromecast本体
に直接アクセス。アプリ上からChromecastのネットワーク設定をして完了。
やること自体はそんなに難しくは無い。

後は同一ネットワークにあるiOS機器・Android機器・PCのChromeブラウザ
リモート端末からキャストボタンを押してあげれば、そこの映像がTVに表示
される仕組み。

画質に関しては、思った以上に良い。
比較対象はTVに接続したPCのブラウザ上で見る動画、ということになるが、
PCだとややカクカクしてしまう映像がChromecastを通すと滑らかになる。
まぁ、ウチの場合はビデオカードの性能の問題だと思うのだが(^^;)。

huluNetflixなどの動画配信大手系のコンテンツを視聴する場合は、リモート
の端末を必要としないAmazon Fire TV Stickの方が良いかもしれない。ただ、
NJPW WORLD等のChromecastしか選択肢が無いコンテンツもある。どちらを
選ぶかは各人の都合次第。価格はそんなに変わらないので。

かなり使えるのは解ったので、取り敢えず初期化して箱詰めした(^^;)。
なんつってもウチのTVはもうHDMIに空きが無いから、登場機会は無いと判断。
使って貰おう、IFTで。

「フラジャイル」長瀬智也の恐ろしき才能

CX水10「フラジャイル」が文句無く面白い。
病院モノのドラマはこれまでいくつもあり、もうネタなんて無いだろ、と
思われたところで聞きつけない「病理」というワード。コレを発見しただけ
でもう勝ちは確定してるのだが、そこにやっぱり拍車を掛けるキャストが。

個人的に、長瀬智也ジャニーズ最強の俳優である、と評価する。
ジャニーズ系の人たちがドラマに主演する場合、良くも悪くもそれぞれの
「型」が優先される。こうなるとどうしても「キャストありきのドラマ」に
寄ってしまいがち。例えば「HERO」木村拓哉はもちろんハマり役だが、
アレは木村拓哉のために書かれた台本。だからこそ面白いのだが、木村拓哉
の存在無しに出来た作品では無い。

しかし、これまで長瀬の演じた役は性格もルックスも職業も立場もバラバラ
台本も長瀬ありき、というモノは殆ど無かった気がする。にもかかわらず、
どの作品にも強烈に「長瀬智也」を刻み込んでいる、という事実。
このフラジャイルでも、これまでと違う一面を魅せながら、存在感はしっかり
長瀬智也のまま。これって結構凄いことだと思う。

毎週のオンエアが本当にに楽しみ。
今クールいちばんの良作、最終回まで目を逸らさずに長瀬を追う!!

huluでよく観る番組

huluを申し込んでから、テレビの見方がちょっと変わった。
やっぱりこの手のサービスの先がけだけあり、アーカイブに魅力のある
コンテンツが多々。特に日テレの古いドラマやバラエティの品揃えは
充実しており、リビングのテレビはもちろん、iPadでも視聴している。

特に入浴時に好んで観ているのが↑↑コレ。
ガキの使いの年末特番を順を追ってまとめて観ている。最近、パワーが
落ちた、との風評が無いことは無いのだが、やはり当代一流のバラエティ
まとめて笑うには最適である。

こういうのを揃えてるのだから、huluには課金する価値が充分にある。
しばらく楽しませて貰おう♪