Mr.Takami Asano

#JAZZ CHORUS


・・・ミュージシャンの訃報が続く。
ゴダイゴギタリスト浅野孝已さん逝去。死因は今のところ明らかに
されていないが、9日にfacebookでコロナ終息を願う投稿をしたばかり。
享年68

僕らがゴダイゴに出会った頃、バンドのメンバーの中ではけして目立つ
存在では無かったが、後年に自分でもバンドをやり始めると、浅野さん
偉大さがジワジワと解り始めてくる。カチッとした歌に邪魔にならな
い音を出し、にもかかわらず必ず印象的なフレーズを入れてくる。こう
いう人が職人なんだよな、と考えたことを思い出す。

そして、浅野さんがローランドと共同開発したJC-120は、ギタリスト
なら1度は必ずお世話になった名機。そういうところでも名を残すとこ
ろが非常にカッコ良かった。

謹んでご冥福をお祈りします。
また必ず、どこかで。

Ai No Corrida

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』。
イントロが流れた瞬間、「いやぁ、懐かしいなぁ、コレ!」と思わず。

Ai No Corrida by Quincy Jones Orchestra
英文で表記するよりも、「愛のコリーダ / クインシー・ジョーンズ楽団」
と書いた方がしっくり来る。もちろん、サビは日本語

ちなみにクインシー、↑↑のライブでは真ん中の方で乗りまくってるピン
ク色のシャツのオヤジがソレ。初めて観た時は斬新だなぁ、と思った(^^;)。

この曲がヒットした時は、まぁ日に10回はラジオの電波に乗った。
非常にレベルの高いディスコチューンでもあり、とにかく聴くと妙に心が
踊ってしまう傑作。

こういうビッグバンド形式も嫌いじゃないんだよなぁ、実は。
一度やってみたかったなぁ、クインシーの役(^^)。

▼The Dude / Quincy Jones

Godfather of R&R

#ロックンロールの創始者


昨夜届いた訃報
時間の流れから考えればもう仕方の無いことなのだけど、やっぱり心にちょ
っとしたパニックが起こった。

リトル・リチャード逝去。死因は癌。享年87歳
↑↑は氏の代表曲「Long Tall Sally」。いや、「のっぽのサリー」と言った
方が通りが良いかもしれない。僕がこの曲を知った頃には既にローリング・
ストーンズを知っていた。故に、ルーツミュージックを巡って出会ったワケ
ではなく、別のルートで知っていた、ということ。

大好きだった先輩はいわゆるヤンキーだったけど、僕には優しかった。
彼女は原宿のホコ天でこういう曲を踊っていて、ソレ用のテープを貸してく
れた。彼らの仲間には入れないけど、こういうオールデイズタイプの曲は嫌
いではなく、何度か繰り返し聴いた。その中で、いちばん印象に残っていた
のが、この「のっぽのサリー」だった。

その後、ストーンズのルーツミュージックとしてビル・ヘイリージェリー
・リー・ルイスと共にリトル・リチャードも聴いたのだが、この曲だけは
う思い入れがある。それを生みだしてくれたロックンロールの創始者には、
感謝しか無い。

今まで健在であった、という事実に感謝。
まだ観ていないリトル・リチャードのライブを、いつか必ず観たい。
また必ず、どこかで。

I Wanna Be Adored

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
一瞬iPodがトラブったのかと思ったが、正体はゆっくりしたフェードイン

I Wanna Be Adored by The Stone Roses
ストーンローゼズがかかっている、と解ると、妙にテンションが上がる♪
この曲は1stアルバムにして最高傑作とされている「THE STONE ROSES」
1曲目であり、つまりローゼズと僕との出会いの曲でもある。

1989年なんだよね、コレって・・・。
あの時感じた強烈なインパクトは今も鮮明だし、あれ以来僕はずっとイア
ン・ブラウン崇拝(Adored)し続けている。たった2枚のアルバムで
ほぼ世界を征服した実力は、やっぱりダテでは無い。

今の人たちの感覚がよくわからないのだが、例えば今流行っている曲で、
30年後に聴いても全く古さを感じさせない曲ってどういう曲なのかなぁ、
とか思う。僕らにとってのローゼズが、今の子たちにも存在することを
願っているし、そうなるべきアーティストが誰なのかを知っておきたい
気がする。

マンチェスターの今は、まだマッドチェスターの匂いがあるのかなぁ・・・。

▼THE STONE ROSES / THE STONE ROSES

Smash It Up part.1 & part.2

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕のiPodにはDAMNEDの曲が多々入っているのだが、見事な緩急の付け方
でドラマチックになっている↓↓この曲は、ある意味でベスト

Smash It up by THE DAMNED
この曲、オリジナルは二部構成となっており、前半のインスト部分Part1
リズムが変わってボーカルが入ったところからがPart2。今のCDはこの2つ
1トラックで処理されている場合が多い。昔はコレを無理矢理2つに分割
したりしてたのだが。

今となっては、Part1・Part2のセット1曲にすべきだと思う。
そして曲順を考えるのなら絶対に最初の曲、もしくはアンコールの1曲目
メンバーが出てきてPart1を演奏し、終わる寸前でボーカリストが出てくる、
という流れが最高にカッコイイかと。

このライブ、かなり最近のモノらしいのだが、キャプテンはともかく(^^;)、
短髪になったデイブ・ヴァニアンがやたら若々しいのが凄い。そして以前
と変わらずにSmash It Upを演奏している。その事実がまたカッコイイ

UK PUNKとはDAMNEDである。
なんといっても、今もDAMNEDとして活動しているのだから。

▼THE BLACK ALBUM / THE DAMNED