13 Reasons Why

Netflix独占配信のUSドラマ「13の理由」を見始めてしまった。
いわゆる「イジメ」がテーマの重たい話。USドラマでこの手の題材、とい
うのは、非常に珍しいのだが・・・。

自殺した少女語り部。正確に言えば、彼女が死ぬ前に録音した7本のカセ
ットテープの内容に沿って物語が進む。遺書を残さなかった彼女の自殺には
13の理由があり、それが毎回淡々と明らかになっていく・・・というお話。

現状、シーズン1の6話まで観ているのだが、もう正直辛い(^^;)。
ドラマとはいえ、あからさまなくらい非道いことが次々に起こる。そして、
コレはあり得ない話ではない、などと考えると、本当に・・・。

・・・誰かを幸せにするタイプのドラマでは決して無い。だから決してオスス
メは出来ないし、このドラマについて語ろうとも思わない。にもかかわらず、
引き込まれてしまうのは何故なんだろうなぁ・・・。

Netflixオリジナルって本当に凄い。
ありとあらゆるジャンルのオリジナル作品が出てくるんだろうなぁ、今後も。

RAMPAGE

「ランペイジ 巨獣大乱闘」をイクスピアリにて。
ジュマンジを観に行った時に予告が流れ、その段階で絶対に早いうちに
観よう、と決めていた映画。

ロック様ことドゥエイン・ジョンソン主演。
元々はアメリカの人気アーケードゲームが原作で、遺伝子実験の失敗を受
けたオオカミワニ、そして保護区の人気者だったシルバーバックゴリラ
巨大化。その上で凶暴になり、シカゴの街を破壊しまくる、という、実
B級テイストに溢れた作品。

・・・いやぁ、思った以上にすばらしかった!
巨大ゴリラのCGは秀逸な上に迫力満点であり、説得力抜群。ゴリラに力を
入れすぎたのか、オオカミとワニのCGはややおざなり(^^;)ではあったが、
それでもハリウッドらしい迫力を充分に感じたのだから凄い。迫力だけで
なく、ストーリーもなかなかのモノで、オーラスは号泣しちゃいましたよ、
この映画で(^^;)。

そして、久しぶりにロック「プロレス」を観た気がした。
台詞回しがWWE・ピープルズチャンピオン時代そのままだし、怪獣のよう
なオオカミ&ワニに向かっていく表情は正しく「ザ・ロック」の姿。そして
ラストにベビーターンしたゴリラ・ジョージとのタッグは最高に魅力的で、
あのロックンソッココネクションを観た時と同じくらいの高揚感。映画館に
居るにも関わらず、フィニッシュ前には少し大きな声を出してしまった。

ロックは出演だけでなく、製作総指揮にも名を連ねている。
好きなんだろうなぁ、こういう勧善懲悪のアクション映画(^^;)。紛れもな
くB級だけど、その中では最上級。終わらないうちに劇場で観ることをオス
スメしときます!

さよなら上州屋南葛西店

先月末の5月31日を以て、釣具店上州屋南葛西店完全閉店
ハッキリしたことは解らないが、営業期間はおそらく20年を余裕で超え、下手
すれば30年近く葛西で釣具を販売してきたお店。まさかココが閉店するとは・・・。

このお店がこの位置に無ければ、おそらく僕は釣りを趣味にすることは無かった
と思う。思い立ったら1分後には店でタックルを吟味できたし、営業時間外でも
活き餌自販機青イソメを買い、深夜釣行に及ぶこともできた。釣具屋として
だけでなく、我が家のランドマークでもあった。タクシーの運転手に、「上州屋
の前で停めてください!」と何度言ったことか・・・。

ここ10年近くは全く釣りに行けておらず、店内を覗くことも殆ど無かったのが
心苦しい。扉の開かない上州屋の風景が、本当に寂しい。

僕のいちばん幸せな時期は、上州屋南葛西店と共にあったことは間違い無い。
このあとどんなお店が入るのかは定かでは無いが、おそらく釣りとは何の関係も
無い店舗になると思う。ピンとこないなぁ、上州屋の無い南葛西一丁目・・・。

参考:完全閉店のお知らせ(上州屋オフィシャル)

ひろや・醤油チャーシュー

一昨日、打ち上げ帰りが終電に。珍しく〆のラーメンが食べたくなったのだ
が、そうなると葛西駅前は選択肢が少ない。ということで、一件だけ深夜
で営業している↓↓のお店に。

ひろや・醤油チャーシュー
葛西で古くからあるお店だが、人気メニューが味噌。というワケで、あくま
で個人的に好みではなく、あまり足の向かないお店であり、こういう状況で
なければ・・・まぁ行かないお店(^^;)。

しかし、ココのチャーシューはちょっと変わっている。
おそらく、一度鉄板で焼いて焼き目を付ける、という手間がかかっており、
コレがジューシーでなかなか美味い。そして、やや酔った状態だとシンプル
な味付けはそれなりに心地よい。ちょっとだけ評価が変わったかも。

・・・ということで、終電時胃に余裕があればオススメ。次に行けるタイミン
グはいつになるか解らないけど(^^;)。

参考:ひろや(RDB)

あの夏、二人のルカ

▼あの夏、二人のルカ / 誉田哲也(Kindle版)

誉田哲也の新作は、久しぶりのバンドモノ
作者が元バンドマンだったのは有名な話であり、過去の疾風ガールシリーズ
RAGEなど、このジャンルを代表する作品が幾つかある。しかし今作、若干だが
色合いが違う。

語り部は全部で3人
結婚に失敗し、生家である谷中銀座に戻ってきた30台の女性と、同じ谷中銀座
ギターのリペアショップを営む男性、そして女子高生のドラマー。それぞれ
が交互に物語を紡ぎ、最終的にそれら全てが融合する、という素敵な構成。

では何がこれまでと違うのか?というと、テイストがかなり「青春モノ」だと
言う事実。これまでの氏のバンドモノは、力を持った権力者が才能溢れる誰か
を食い物にしようとしたり、ないしは登場人物がアンダーグラウンド系の何か
と関わって危ない思いをする、みたいな流れがあったのだが、今回はそういう
ある意味でわざとらしい障壁が殆ど無い。心に大きなトラウマを持った天才少
が登場し、彼女が長い時間を掛けてその障害を払拭して行く。
そこにはオンナ同士の友情バンド愛みたいな感情が溢れており、元バンドマ
なら男女の区別なく間違い無くグッと来る筈。

氏の作品を始め、これまで何冊もバンドモノの小説を読んだが、ここまで読後
感の良いモノは初めてかもしれない。なんつったって、倉庫からしばらく弾い
ていないギターを引っ張り出そうと思ったくらいだから。

バンド小説を書く才能は、おそらく誉田哲也の能力がいちばん高い。
警察小説の合間で構わないから、5年に1作くらいこの手の作品を書いて欲しい。
できれば、同じくらいサワヤカなヤツを。