LEAK

▼LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了(Kindle版)

藤堂比奈子シリーズ第四弾
さすがに4作目まで来るとキャラクター個性が完全に確立され、物語に入り
込みやすくなった。いわゆる「いつもの連中」感が出て来て、まるで家族の
お話を読んでいるよう。っても、内容はまたしても「猟奇犯罪」なのだが(^^;)。

今作のテーマは「義勇」で良いかと。
絶対的な犯罪者であるのに、法の網目をくぐって裁かれないままでいる「悪」
を、アメージング過ぎる義勇軍成敗するエピソード。心情にバシバシ訴えて
くる話なのだが、その手段はやっぱり猟奇(^^;)なのが凄い。

全ての死体に尋常では無い量の現金・・・硬貨・紙幣取り混ぜ・・・が詰め込まれ、
その重さで検死が難航する、という恐ろしい状況。設定の異様さは相変わらず
なのだが、前作よりもミステリーとしてきっちり落とし込んでいるのが見事。
全ての面から見て、完成度はさらに上昇。一作ごとに高いカーブで急成長して
いるシリーズで、読了した瞬間に次作が読みたくなるほど。

このシリーズ、残すところあと1作。間もなく始まるTVドラマで注目度は更に
上がると思う。なるべく長い間、続編を出し続けて欲しい。良いです、うん。

KANAZAWA

初の北陸新幹線「かがやき」に乗り、東京から2時間ちょっと金沢に到着。
今日から一泊2日の予定で仕事。

金沢、何十年ぶりかもうよく解らない(^^;)。
それでも相変わらず能登地方の魚介類は美味しい。↑↑のいくら丼はもちろん、
どうしても食べたかった白エビの掻き揚げもいただいた。大満足!

・・・ただ、明日の天気が非常に心配(^^;)。
成立するといいんだけどなぁ、本当に。

UFC200・直前でケチが・・・

7月10日(現地時間)、ラスベガスT-Mobileアリーナで開催されるUFCの記念
大会「UFC200」、開催まであと3日というところで大事件が起こった。

タイトルロールであり、メインイベントでもあるUFCライトヘビー級王座統一戦
ダニエル・コーミエ(正規王者)vsジョン・ジョーンズ(暫定王者)が中止発表。
これはジョーンズのドーピングチェックに陽性反応が出たため。

よりによって、という感じ。
UFC200では我らがブロック・レズナーの復帰戦(vsマーク・ハント)も組まれ
ているのだが、やはり注目はメイン。以前はジョーンズに全く歯の立たなかった
コーミエは、今や押しも押されぬ王者。実質的に“無敗”のジョーンズを倒し、
ライトヘビー級最強をアピールする最高のチャンスだったのに、ここでの中止は
本当に気の毒。そういえばUFC197でも同じカードが中止になっているから、こ
の2人はよっぽど噛み合わせが悪いんだろうなぁ、と。

こうなったら、元IWGP王者のレズナーに期待。
でも、PPVの契約件数は落ちるんだろうなぁ、きっと・・・。

ALIEN SEX FIEND

▼Ignore the Machine / ALIEN SEX FIEND

こないだ突然思い出したALIEN SEX FIEND
1983年頃にイギリスでデビューしたバンドで、いわゆるポジティブ・パンク
カテゴライズされていた。ポジパンという言葉は後にゴシック・ロックに置き換
えられ、今ではもう誰も使っていないなぁ、やっぱり(^^;)。

↑↑は「THE SINGLES 1983-1995」のジャケット。
このバンド、音楽的にはあんまり好きじゃない(^^;)のだけど、ジャケットの
アートワークは非常に秀逸。ウォーホールのデザインをややオドロオドロしく
した感じのジャケット群には見事な統一性があり、LPサイズで全部を壁に飾り
たいくらい。

▼ACID BATH / ALIEN SEX FIEND

その中でもいちばんのインパクトはやはりこの「ACID BATH」
よくこんな絵が描けるなぁ、と(^^;)。デザインだけで持っていたい名盤。

・・・ただ、エイリアンは正直クセがあり過ぎるアーティスト
IgnoreのPVが大丈夫な人は是非聴いて見るべし。そうで無い人には特にオススメ
しません(^^;)。

AID

▼AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了(Kindle版)

内藤了・藤堂比奈子シリーズ第三弾、光りの速さで読了!
「AID」と題された今作は、このシリーズのターニングポイントになりそうな
かなり“苦しくて切ない”物語である。

今回のテーマは「自殺」
腐乱自殺死体爆発事件を皮切りに、八王子西署関内で次々に起こる自殺事件
一連の事件に共通点を発見した藤堂比奈子猟奇犯罪捜査班が捜査に乗り出し
て・・・という内容。

今回も「猟奇犯罪モノ」としてのベーシックは崩れておらず、あまりにも恐ろ
しい「死」が続々と連なっている。しかし、物語のは間違い無く人間ドラマ
の部分であり、絶望的とも言える孤独に苛まれた人たちの心情を徹底的に描写。
自分に置き換えられる部分が多々あり、読んでいる時は本当に苦しかった

そしてこのシリーズには珍しく、最後まで犯人が判明し辛い構成
ラストはあまりにも悲しい展開な上、実際に過去に起こった犯罪の真相(もち
ろんフィクションだが)まで炙り出す、という重厚な流れ。ミステリーとして
のレベルは格段に上がっている。

・・・いやぁ、予想通りハマったな、このシリーズ。
残るはあと2冊なのだが、週内で完全読破しそうな勢い。こうなったらもう、
毒を食らわば皿まで。読み切るぞ、速攻で。