いきなりやってきた獣神ロス

#僕らのライガー


▼スポーツアルバム/獣神サンダー・ライガー現役引退記念アルバム

年が明けた頃に予約しておいた獣神サンダー・ライガー引退記念アル
バムが届いた。最近はこの手のムックは購入していないのだが、さすが
にライガーは別。無くならないウチに手に入れておこう、ということで。

最後のスタジオ特写に加え、引退後初のロングインタビュー、かつての
ライバルたちのコメントに加え、30年間のヒストリーなど読み応え満点。
もちろん興味が途切れないまま最後まで読んだのだが・・・。

最終ページ、表3に掲載された写真とそこに記されたサインを見た瞬間、
いきなりライガーさんの不在を認識してしまった。もう新日本の会場に
行っても、中継番組を観ても、そこで試合をするライガーの姿は観られ
ない。重度の獣神ロスに陥った模様。

こんなことは言いたく無いし、おそらく絶対に無いと思うのだが・・・。
・・・復帰してくれても全然いいんだけどなぁ、ライガー・・・。

平成維震軍「覇」道に生きた男たち

#やってやるって!


▼平成維震軍「覇」道に生きた男たち / V.A

G SPIRITS MOOKの記念すべき10冊目は、なんと平成維震軍
1991年に突如始まった新日本プロレス空手・誠心会館との抗争劇か
ら生まれたユニット。ココに目を付けるあたりがG SPIRITSのセンス

実際のところ、誠心会館の青柳・齋藤と、新日本の越中・小林の抗争は
本当に熱くなった。異種格闘技戦云々のレベルの話ではなく、バックボ
ーンの違う双方が本気丸出しで闘うのだから、コレが面白く無いワケが
無い。闘魂三銃士が全盛期を迎えた頃に一方で毒々しく狂い咲いたベテ
ランの意地が、ファンの心を鷲掴みにする、という見事な展開を魅せて
くれたのを、昨日のことのように覚えている。

そんな平成維震軍に所属した7選手の共著。
執筆者は、越中詩郎・小林邦昭・木村健悟・Gカブキ・青柳政司・齋藤
彰俊・AKIRAの7人。小原道由後藤達俊の参加が無かったのは残念だ
が、この手の書籍にはなかなか登場しない選手たちの談話が多々。特に
青柳館長の項は、非常に興味深く読ませていただいた。

嬉しく感じたのは、平成維震軍に在籍した全ての選手がこのユニットに
「愛」を未だに持ち続けていること。プロレスラーの多くはかつて自分
が在籍したユニットに対してドライなことが多い傾向があるのだが、皆
「すばらしいユニットだった」と一様に語る平成維震軍は、間違い無
く稀有な存在。確かに僕も、プロレスファン全体から煙たがられている
木村健悟を真剣に応援したのは、この時代だけだったかもしれない。

もちろんキャリアのあるプロレスファン向けの書籍。でも、あの時代の
「熱さ」を覚えている同士たちは、一読する必要があると思う。
初代の維新軍より、断然好きだったな、平成維震軍

FANTASTICA MANIA 2020

#正月明けの祭典


今年も新日本とメキシコ・CMLLの合同興行「FANTASTICA MANIA」
10日の大阪大会で開幕。毎年この時期はヒマなことが多いため、中継は
リアルタイムで観てたのだが、今年は今日になってやっと(^^;)。
何故かと言うと・・・。

↑↑が今年の参加選手なのだが、正直ちょっとパンチに欠ける感あり。
常連のアトランティス・ボラドールJr.・新ミスティコらが居ないのも寂し
いし、初来日組の魅力・実力が未知数なのもその要因。まぁ、その代わり
ネグロ・カサスが久々に来日してくれたりするのは嬉しいのだが。

今回敢えて注目したい選手は、19日の後楽園ホールでウルティモ・ゲレ
ーロの保持するCMLL世界ヘビー級王座に挑戦が決まっている小島聡

現状、失礼だが長いこと「冷や飯」を喰わされ続けている第三世代4人
中で、唯一今シリーズ全戦で試合が組まれているのが小島。もしかしたら
最後のチャンスかもしれないし、ここでタイトルを奪取してメキシコ遠征
とかすれば再浮上のキッカケになるかも。正直勝ち目は薄いとは言わざる
を得ないが、なんとか意地を見せて欲しいところ。

後は開幕戦を見る限り調子の良い新ディナミタの3人と、ニエブラ兄弟
も注目しておくと良いかも。オカマちゃんのドゥルセ・ガルデニアはもう
少し様子見。終盤には良くなってる気がするけど。

NEW YEAR DASH!! 獣神サンダー・ライガー引退セレモニー

#ThankYouLiger


新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」大田区総合体育館大会。
通年では1.4のドーム翌日に1.5後楽園ホールで開催されるのがニューイ
ヤーダッシュなのだが、なんせ今年はドームを2日間開催。そして翌日、
収容人員5,000を上回る大田区総合で興行を開催してしまえるのが今の
新日本。もちろん超満員札止め。いやぁ・・・。

そして今日、獣神サンダー・ライガー引退セレモニー開催
フルコスチュームで堂々入場したライガー。場内は耳をつんざくような
大ライガーコール。不世出の偉人を、選手・関係者を含めた場内の全員
が最大級のリスペクトを以て送り出す、というすばらしい式典だった。

明日からもう、獣神サンダー・ライガーの試合を観ることは出来ない。
リビングレジェンド世界の獣神など、異名はたくさんあるライガーだ
が、デビュー当時に松村雄作が名付けた最高の異名がライガーには本当
にしっくり来る。

「正しいプロレスラー」こと獣神サンダー・ライガー
長い間本当にお疲れ様でした。このあとに何をしたとしても、僕はずっ
とライガーさんのファンで居ます。ありがとうございました!!

WRESTLE KINGDOM 14・獣神ファイナル2

#伝説創るイッテンゴ #njwk14 #ThankYouLiger


新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14」2日目。
公式キャッチは「ダブルドーム」。考えてみれば東京ドームで2日間も
プロレスをやる、ということ自体が前代未聞なのだけど、今回はそれで
客が集まる事情があった、ということ。

獣神サンダー・ライガー引退試合・その2
今日が本当に最後の最後。今や遅しと開始を待っていた筈なのに、開始
5分前の状態で「時間が止まって欲しい」、と真剣に願った。もちろん、
開始前から周囲の客が引くほど号泣してしまった。



一縷の望みは、ライガーがイベントで「ヒロムがIWGP Jr.を取り、その
ヒロムにオレが勝ったら引退撤回、もう一度IWGPを狙う」と公言してく
れたこと。もちろんコレがライガーのリップサービスであることは解っ
ていたのだけど、それにすら縋りたい。こんな気持ちになったのは、
まれて初めてかもしれない。


何度も声援を送った。声も枯れた。でも、獣神サンダー・ライガー
持てる力の全て若きジュニア王者にぶつけ、その上で当たり前の様に
玉砕し、リング上で大の字になって終焉を迎えた。
・・・その姿が、本当に神々しく歪んだのは、既に嗚咽をこらえられない
僕の目から大量の涙が流れていたからに他ならない。

ライガーには、いくつ「ありがとう」を言っても足りない。
船木との骨法マッチトップ・オブの時代から出場し続けたスーパージ
ュニア青柳館長を血の海に沈めた異種格闘技戦、そして自らの人望
開催決定まで漕ぎ着けたスーパーJカップ
僕がプロレスファンとして観た「夢」半分以上を叶えてくれたのは、
紛れもなく獣神サンダー・ライガーである。

・・・55歳の今でも、皆に「まだまだやれるのに」と惜しまれての引退。
世界中から#ThankYouLigerのツイートが溢れる。こんな偉大な男と、
ほぼ同じ時代を生きられた、という奇跡に感謝したい。

お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
あなたは日本の誇りです。そして僕たちはとてもとても、幸せでした。