Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 150

#何度でも!


後楽園ホールで行われた『Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 150』
フェニックスバトルはここ最近視聴欲を駆られる大会が無かったのだけど、さす
がに今日は見逃すワケには行かず。あの男が、遂にリングに帰って来た!!

「僕の夢」である、ウェルター級・佐々木尽再起戦
対戦相手はフィリピンのマーロン・パニアモーガン。1階級下のスーパーライト
級から上がって来た選手、ということしか解らず、尽の再起戦の相手としては
ぁ「調整要員」なのでは?と思っていたのだが・・・。

開幕からマーロン強打を振り回し、突っ込んで来たから驚き。
パンチはやたら重そうな上に手数もあり、尽のワンツーを喰らっても微動だに
しなかったのには驚き。コレはまたヤバイ選手を対戦相手に選んじゃったので
は?と心配になった。が・・・。

2R、尽はマーロンの連打をしっかり受けた後、時の止まる様な左フック一閃。
コレがあるから、佐々木尽というプロボクサーから目が離せない
前戦で世界王者(当時)のブライアン・ノーマンJr.に完敗した尽だが、彼は
まだ「日本人初の世界ウェルター級王者」諦めていない。僕も未だに、尽が
ベルトを巻く姿を観ることを、全く諦めていないことを認識した。

試合後、尽は再び「待ってろ世界!」を叫んだ。
おそらく次の対戦相手は、間違い無く強敵である田中空。勝った方が日本・・・
いや、アジア最強のウェルター級となるハズ。

尽、その先を魅せてくれ!待ってるぞ!

IOKA vs ORDOSGOITTI

#大晦日王


大田区総合体育館で行われた『SANKYO presents LIFETIME BOXING FIGHTS 30』
にて、四階級制覇元WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔が待望の復帰戦
同時に「大晦日に井岡」という風物詩も復活した。

今回の階級は群雄割拠バンタム級
「WBA世界バンタム級王座次期挑戦者決定戦」として行われたこの試合、井岡の
前に立ったのは、ベネズエラの同級11位、マイケル・オルドスゴイッティ。失礼
ながら全く知らない選手(^^;)だったのだけど、まぁ相手は誰でも良かった

大晦日王の井岡は、見事な横綱相撲を披露。ハッキリ言えばこの試合は井岡にと
って“調整”以外の何物でもない。これまでの実績から言えば、いきなり世界戦
組まれても誰も文句を言わないハズだが、井岡の価値を示すためには、ココでハ
ッキリとデモンストレーションする必要があった。結果この戦略は完全に大成功
4RTKO完璧な勝利。さらに凄かったのは、試合後のコメントだった。

・・・なんと5月東京ドームにて、WBC王者井上拓真挑戦表明!
会場で観戦していたWBA王者・堤の立場が微妙になった(^^;)が、ココはプロと
していちばん盛り上がりそうなカードを選択した井岡、やはり只者では無い

拓真vs井岡、コレはかなり観たい!
そして井岡一翔復活を心から歓迎。来年のボクシングもおもしろくなりそう!

THE RING V: NIGHT OF THE SAMURAI

#RIYADH SEASON


サウジアラビア・リヤドで行われたボクシング『NIGHT OF THE SAMURAI』
日本vs世界の対抗戦で、当初は全6試合が組まれていたハズなのだけど、負傷者
が続出し、全4試合に。拳四朗の試合が無くなったのはかなり痛かったのだけど、
セミ・メインの2つは今年の日本ボクシングシーンの総決算的な試合。コレを見
逃すワケには行かない、ということで、Lemino PPVにてライブ観戦。

まずは中谷潤人vsセバスチャン・エルナンデス
スーパーバンタム級初戦となる中谷は、来年5月に予定されているビッグマッチ
に向けて大きくアピールしなければならない大事な試合。中谷の体格から考える
と、スーパーバンタム〜フェザーあたりは適正階級で、減量に苦しまず、ナチ
ュラルに圧勝するかと思われた。しかし・・・。

エルナンデスが強いのか、それとも中谷の調子が悪かったのか・・・。
中谷史上最大の苦戦、と言って過言の無い、心臓に悪い試合(^^;)。中盤までの
支配力でなんとかポイントを稼ぎ、かなりギリギリ判定勝利。中谷のパンチ、
良さそうなのが幾つも決まっていたのだが、アレで倒れないボクサーがスーパ
ーバンタムにはゴロゴロ居る、ということ。5月、黄色信号が灯ったか・・・。

そしてメイン、井上尚弥vsアラン・ピカソ
ピカソはあの亀田京之介(^^;)をKO出来なかった選手であり、完全に舐めてい
のだが、あの試合の時とはハッキリと別人(^^;)。終始一貫して堅いガード
崩さない上に、攻撃もしっかり加えた試合を構築。とはいえ、ピカソ程度のテ
クニックでは尚弥を上回ることが出来るワケも無く、結局ほぼフルマークの判
定で尚弥の勝利。だが・・・。

今日の試合の結果で、来年5月ドーム決戦注目度確実に低くなったかも。
特に中谷は深刻で、この流れのまま試合をしても勝ち目は薄い気が。出来るな
ら両者共にもう1試合挟み、豪快に勝利した上で、来年末あたりに対決、とい
う流れになることを強く希望。万人が注目する試合になって欲しいので・・・。

しかし、とにかく井上尚弥チャンピオンには深く感謝
年間4試合世界戦をこなし、危ない部分こそあれど全てに勝利してくれたの
だから、コレは文句の言い様が無い。正直、あんまり試合を詰め込むのは心配
なので、来年は2〜3試合くらいで。お願いだから、無理をしないように!

TSUTSUMI vs DONAIRE

#U-NEXT BOXING.4


17日両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING.4』
メインイベントは、WBA世界バンタム級王座統一戦。いろいろあって正規王者
昇格した堤聖也が、暫定王者ノニト・ドネアと拳を合わせた。この日は高見
サンティアゴ世界ライトフライ級二団体統一戦オラスクアガ桑原が挑んだ
WBO世界フライ級選手権、さらにユーリ阿久井政悟復帰戦など、かなり興味深
いカードが並んでいたのだが、タイトルから解る通りU-NEXT独占配信
・・・YouTubeハイライトでチェックするしか出来なかったです、ハイ(^^;)。

メインの結果は2-1判定勝利
全ラウンドを観たワケでは無いが、「死闘」という表現がピッタリくる凄い試合
前半は43歳ドネアが完全に支配。特に4R「勝った!」と思えるくらい明確な
ダメージを堤に与え、リビング・レジェンド王座返り咲きか、と思われた。
しかし、なんとその後は圧倒。あれだけ致命的なシーンがありながら、最終
的に逆転してしまうタフネスぶりには感動するしかない。

堤の次の試合は、現休養王者アントニオ・バルガスか、WBC王者拓真か、
それともバンタムに上げた井岡か・・・。誰が来たとしても、堤との試合であれば
かなりおもしろくなる気がする。

U-NEXT、入った方がいいのかなぁ・・・。イマイチ気が乗らないんだけど(^^;)。

TAKUMA vs TENSHIN

#Prime Video Boxing 14


11月24日、新設の有明・TOYOTAアリーナで行われたPrime Video Boxing 14
メインイベントWBC世界バンタム級王座決定戦ランキング1位那須川天心が、
元WBA同級王者井上拓真雌雄を決した。天心は国際式ボクシング転向後、初の
メイン。拓真はとの世界戦に敗れて以来、約1年ぶりの復帰戦だった。

・・・名勝負、だった。
12ラウンドに渡る攻防は“変則”“本格”が織りなす壮絶なせめぎ合いで、今のと
ころ年間ベストバウト、と言っても良いくらいの最高の内容。アチラで書いた予想
通り、1〜2R天心のトリッキーな攻めが冴えたが、その後は拓真がしっかり取り
返す展開。珍しく予想は当たったのだけど・・・。

判定結果が読まれた瞬間、涙が出た
RIZINで初めて観た頃からずっと僕を魅了し続けてきた格闘家明確な「負け」は、
やはりかなりショックで、あまりの悔しさ一瞬何も考えられなくなった
ちょっと時間が経ってから改めて考えれば、転向後わずか8戦で世界に挑戦し、二度
も世界を取った男と12ラウンドを闘い抜いただけで凄い、というのは解る。でも・・・。

これで那須川天心は『神童』から『(極めて近い)将来有望なボクサー』に変わっ
てしまった。天心を応援する気持ちは変わらないし、これからもずっと見続けるつ
もりではあるが、これまで彼に対して持っていた感情大きく変化してしまう気が
する。それでも、リベンジは必須世界のベルトを巻く天心の姿を観るまでは、僕
死ぬに死ねないので・・・。

もう一つ、コレも正直な気持ち
井上拓真というボクサーのキャリアが、今日で終わらなくて本当に良かった
そして、本当に強い拓真を魅せてくれたことにも感謝。今後も期待してるぞ!!