Indiana Jones and the Dial of Destiny

#Harrison Ford


『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』at シネマイクスピアリ。
1981年から続く大人気シリーズだが、おそらく今回が“最後のインディ”
となる。

とにかく、ハリソン・フォード、すげぇ・・・。
通常の場面では絶対に80歳とは思えない、驚異の演技を展開。さすがに
80〜90年代の頃の精悍さは無いが、ソレを補って余りある渋さ。これま
でのインディジョーンズシリーズと全く変わらない心持ちで3時間弱を観
れちゃったのだから凄い。

しかし、それよりも凄いと思ったのは、現代パート初頭裸の老体を惜し
げも無く見せ付けてくれたシーン。ココを観た時に、「ああ、ハリソンも
お爺ちゃんになっちゃったんだなぁ」とか思ったのだけど、クライマック
スの頃にはソレをすっかり忘れてしまうくらいのハードアクション。全く
凄い爺さんである。

・・・しかし、さすがにもう次回作は無理だろうなぁ、と。
ハリソン・フォードの出ないインディ・ジョーンズは絶対にあり得ない気
がするので、40年以上手に汗握って観たこのシリーズもコレで大団円
インディもSAGAも、全てを劇場鑑賞している僕からすると、また一つ大
事なモノが終わった感。

ジョージ・ルーカスに、スティーブン・スピルバーグに、そして誰よりも
ハリソン・フォードに感謝。今まで本当にありがとう!

劇場版転スラ・紅蓮の絆編

#最強スライムスピンオフ


小説版も最新刊まで読み切り、あとはアニメの三期を楽しみにするばかり、
な感じの「転生したらスライムだった件」。これでもう観るモノも読むモ
ノも無い、と思ってたのだけど、↓↓が残ってました(^^;)。

『劇場版転生したらスライムだった件・紅蓮の絆編』
Amazonプライムビデオで自信初となる有料レンタル番組。価格は映画館
に行くよりちょっと安価な1,200円

タイムライン的には、アニメ二期の最終回から(おそらく)三期の冒頭
間で、ストーリーは完全オリジナルで書き起こされたモノ。全体の内容を
最新のところまで把握している僕でも全く困らない構成なのはありがたい。

チートスライム(^^;)である魔王リムルの下に、鬼人族の生き残りにして
ベニマルシュナシオン幼なじみであるヒイロからの救援要請。コレ
に応え、女王・トワが率いるラージャ小亜国を訪れたテンペストの一行は、
そこでとんでもない陰謀と遭遇する・・・という内容。

人気作品の映画化は多少無理があるモノが多いのだが、この作品に関して
世界観を壊さないように配慮されているのがポイント。厳密に言えば、
今後に繋がるようなネタバレ(^^;)が1カ所だけあるのだが、まぁここで知
ってもいいんじゃないの?くらいのレベル。なのでアニメ派・コミック派
の人も、かなり楽しめる映画になっている、と思う。

ただまぁ、良い作品である、とは思うけど、劇場まで行くか?と問われる
ちょっと悩んじゃうかも(^^;)。しかし、レンタル代を支払う価値は充分
あると思うので、転スラドハマり勢は迷わず観るべし!

アニメの三期は来年春かぁ・・・。ちょっと待たなきゃだな、やっぱり。

RRR

#全部乗せエンタテインメント


『RRR』、@舞浜シネマイクスピアリ。

先週の「イッテQ」ガンバレルーヤパロディをやっているのを見て、
強烈に本編が観たくなってしまった結果、映画館へ(^^;)。

アクション・ファンタジー・サスペンス・ミュージカル・etc娯楽映画
要素がほぼ全て詰め込まれており、しかもそれぞれのレベル異様に高い
だけど・・・。

3時間を超える長尺、しかもインド映画はやっぱりダテじゃない(^^;)。
緊張感が保てたのは約半分くらいまでで、それ以降は無理矢理展開してい
くストーリーに良い意味で苦笑いしながら鑑賞する感じになってしまった。

・・・コレねぇ、心から凄い映画だと思うけど、あまりにてんこ盛り過ぎて
僕は一気に観るのはちょっと無理(^^;)。コレが配信に来たらきっと観て
しまうとは思うけど、おそらく2回に分けちゃうな、きっと(^^;)。

インド映画、恐るべし!いろんな意味で(^^;)。

湯道

#銭湯開始!


『湯道』、@舞浜シネマイクスピアリ。

サウナ・温泉・銭湯と、各種お風呂に並々ならぬ興味と拘りのある僕とし
ては、絶対に観ておかなければならない映画、と判断し、わざわざ劇場へ
足を運んだワケだが・・・。

中盤までは、ちょっとテンポが悪いかな、と思った。
しかし、そこから終盤までの畳み掛けは予想以上にすばらしく、人情映画
の定番である『男はつらいよ』あたりに負けないくらいの清涼感。冷静に
考えるとかなり荒唐無稽な状況なのにも関わらず、ラストでは思わず笑み
がこぼれてしまった。

現状、日本の大衆文化である「銭湯」は、絶滅の危機にある。
僕が若い頃には近所に4〜5件あった、“スーパー”の付かないピュアな銭湯
はその殆どが廃業している。あり得ないとは思うけど、この映画がきっか
けになって、まだなんとか頑張っている銭湯が少しでも延命してくれれば、
そんなに長くは無いであろう僕の余生も多少は幸せになるかも。

・・・今月中に行こう、ウチの近所に1件だけ残っている銭湯に!

『RED』終幕

#OP_FILMRED


『ONE PIECE FILM RED』、本日2023年1月29日を以て全国映画館での
上映が終了となる。

公開初日が2022年8月8日だから、公開期間半年に迫る勢い。
1月10日の段階で発表された興行収入は190億円。残り19日でどこまで
行ったのか、公式の発表に注目したいところ。

・・・いや、本当に凄い映画だった。
尋常で無い公開期間も去ることながら、その期間に話題を振りまき続け
た事実に脱帽せざるを得ない。なによりも、文字通り彗星のように登場
したウタは、この6ヶ月間確実に僕をにしてくれた。

ジャンプ本誌連載では最終章に突入しているワンピース
ソレと同じタイミングで、最高の物語をプレゼントしてくれた映画スタ
ッフの皆様と、尾田栄一郎という天才に最高の感謝を。

久しぶりにblu-rayとか買っちゃうだろうな、この映画。