CASIMERO vs OGUNI

#ノーコンテスト(二度目)


トレジャー・ボクシング・プロモーション第四弾興行は、初の日本開催
有明アリーナのメインイベントは、あのジョンリール・カシメロと、元IBF
世界スーパーバンタム級王者・小國以載による同級10回戦

今回はU-NEXTの独占中継だったため、リアルタイムでは観られず。
しかし、昨日の夜になってどこの国の放送か解らない映像が上がったので、
一応内容を確認してみた。上記、いつ消えるかわからないので今のウチに!

・・・結果を言うと、4Rノーコンテスト
前回の赤穂戦では、同じノーコンテストながらも実力差を見せたカシメロ
だが、今回はベテランの小國に翻弄される内容。4Rまでのポイント、拮抗
していたとは思うが、マストなら僕は小國に付けていた気がする。

カシメロの回転の速いパンチ、もしかしたらスーパーバンタムでは通用し
ない可能性があるのかも・・・。井上尚弥はもちろんのこと、アフマダリエフ
フルトン、なんならネリあたりにも通用しない、と思った。

井上尚弥は四冠統一後にカシメロネリとの対戦をほのめかしているが、
今のカシメロとの闘いを観たいとは思えないアフマダリエフだけでいい
んじゃないかなぁ、防衛戦は(^^;)。

藻屑蟹

#山渓釣り


▼藻屑蟹 / 赤松利市 (Kindle版)

『鯖』に衝撃を受けたので、まずはUnlimited扱いになっている赤松利市
作品を物色したところ、ソレに該当したのがこの作品。

東日本大震災に被災し、多額の補助金を手に入れ、避難先で贅沢に過ご
避難民たちを横目で睨みつつ、これまでと全く代わり映えのしない生
活を余儀なくされる受け入れ先に住む中年期に差し掛かった男性。金に
対する欲望が最高潮に高まった時、幼なじみから原発関連の仕事を斡旋
されて・・・という内容。

東日本大震災に絡む、原発避難民とその受け入れ先住民たちの「闇」
部分にスポットが当てられており、物語は終始暗いトーンで進行する。
しかし、緊迫感が最初から最後まで一貫して保たれている所為で惹き
強く、読書中に全く飽きることが無いのが凄い。

この作品も「釣り」が重要な場面で描かれる。
今回は山渓・ヤマメの毛針釣り。この作家、本当に釣りが好きなんだろ
うなぁ、と感じた次第。

惜しむらくは、緊迫感を切らさずに続いた物語が、やや尻切れトンボ
ような状態で終わってしまっていること。もう少しだけエンディングに
凝って貰えれば、もっと満足出来たかもしれない。

あと1作Unlimited作品があるので、赤松利市強化月間は続行。
この迫力ある文章、ちょっと病みつきになるかも・・・。

UEMURA is BACK!

#HEAT STORM


10月9日に行われた新日本プロレス『Destruction in Ryogoku』
新日本の秋のビッグマッチ。しかし、今回は個人的に注目すべき試合は
無い、と思っていたのだが・・・。

第一試合金丸義信の裏切りでメンバーを1人欠いたJust 5 Guysが、
Xとして連れてきたのは、なななんと上村優也。最近、遠征先の米国・
Impact Wrestling追放されたばかりだから、気付くべきだった
・・・いやぁ、凄いインパクト(^^;)。気付かないで良かった♪

見事にカッコ良く、そして逞しくなった上村は、完全に主役であった。
新人の頃から注目していた選手だが、もしかしたら来年の今頃には、
新日本プロレスの主役に躍り出る可能性がある。

先輩の成田・海野・辻あたりは多少焦った方がいいかも。
HEART STORM要注目!

her最中

#a.k.a ばんどあさひ


ライブハウス・東新宿『真昼の月 夜の太陽』にて、“DIG IT”開催。
僕のお目当てはher最中(はーもなか)

グランドピアノのある落ち着いた感じのライブハウスで、キャパはスタ
ンディングで100人くらいかな?ステージの広さもそこそこあるので、
いろんなジャンルのバンドが使えそう。

her最中、相変わらずやたらしっかりしたリズム隊に乗せて、ある意味
アバンギャルド女性ボーカルが自由に歌う。今回はピアノ&キー
ボードけんちゃんがやたら格好良かった。というか、このバンドは
マジでみんな凄い。今日も何度唸ったか解らないくらいなので。

一つだけクレーム
バンド名が変わったんだったら、先に教えて欲しかった(^^;)。
受付で「もしかしたら場所間違えたかも」と焦っちゃったので(^^;)。

You’re Not The Only One I Know

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
90年代初頭、いわゆるマッドチェスタームーブメントの中で、流星の様
に現れて、いつの間にか消えたバンド。

You’re Not The Only One I Know by The Sundays.
サンデイズ、ローゼスカーペッツハピマンと大きく違うのは、ボー
カルが女性である、ということ。同時期にデビューしながら、この括り
として語られることが無かったのも、それが原因かも。

確かにサウンドは大人しめな上に美麗4AD系らしく、美しいアコース
ティックメロディを聴かせてくれるのだが、何度も聴くとやや中毒にな
ってしまう種類(^^;)。まぁ、あの時代にオーバーするのだから、只者
では無いのは間違い無い。

この時期にはイヤな思い出しか無いのだが、音楽だけは印象深いモノが
多い。まぁ、楽しみと言えばCD聴くくらいだったからなぁ・・・。

▼Reading Writing & Arithmetic / The Sundays