放課後さいころ倶楽部 on Amazon Prime Video

#ニッチ系ハートフルストーリー


最近では各種VODサービスアニメビンジウォッチング、というの
が定番になりつつある。で、こないだ発見した2019年オンエアの作品。

放課後さいころ倶楽部
最初にサムネイルを観た時は麻雀のアニメかと思ったのだが、それより
も更にニッチ。取扱品目はなんと「ボードゲーム」。自分に向かないの
は解っている(^^;)のだが、兼ねてより憧れのあった世界。

かなりマニアックなボードゲームを紹介しつつ、それによって育まれて
行く少女たちの友情。その辺りのギャップが妙に心地よく、全12話
あっという間に完視してしまった。

欲しいゲームが幾つかあるのだけど、残念ながら一緒にやってくれそう
な友だち一切居ない僕(^^;)。憧れの世界なのかな、結局は。
いわゆる友情モノが好きな人にはかなりオススメ。ニッコリ観れます!

宅ふぁいる便、サービス終了

#最初のスタンダード


ファイルストレージサービス老舗「宅ふぁいる便」が、3月31日を以て
正式にサービス終了。例のハッキングからの情報漏洩問題は結局解決せず、
残念ながらサービスそのものが消えて行くことになった。

「ファイルストレージ」という概念が、当時はコロンブスのタマゴ的な
サービスであり、それを誰もが使えるようにしてくれた宅ふぁいる便には
本当にお世話になった。宅ふぁいる便がサービスインした頃は、「アップ
ロードしてそのURLをメールで送る」という手順をwebでほぼ完結出来る、
というのは画期的な考え方。肥大化する一方の書類データをなんとかやり
とりするには、宅ふぁいる便に頼るしか無かった時代があった。

今はもう他に幾らでも同様でいて高機能なサービスがある。
現実、宅ふぁいる便は全く使っていなかったし、停止しても何の問題も無
いのだが、切り捨てられていく「古いモノ」にはシンパシーも。

・・・「明日は我が身」だな、きっと。

「有田と週刊プロレスと」最終回(暫定)

#史上最高のプロレスバラエティ


Amazonプライムビデオ独占配信「有田と週刊プロレスと」が、本日の
配信分を以て最終回シーズン4に当たる今回は「ファイナルシーズン」
銘打たれており、やたら寂しい気持ちで観たのだが・・・。

ラスト3本はゲスト2名を迎えた特別バージョン。
毎回何が出てくるか解らなかった週プロが部屋中に敷き詰められ、その中
から気になったモノについてトークする、というスタイル。この構成には
「最終回感」が色濃く、いよいよ終わるのか、とか思っていたら・・・。

最後の教訓は「プロレスと引退の意味を考えろ」的な(^^;)。
・・・正直、一度引退したにも関わらず戻って来ちゃった人の中に、好きな
選手はテリー・ファンクくらいしかいない僕だが、この教訓に関してだけ
「良し」としたい。

まだまだ有田哲平語って貰いたい件はいくらでもある。
AEWやCMLLなどの海外団体興行やインディ団体など、もっとマニアック
な路線に走ってもいいし、倉持明日香がMCを務めるデスマッチ回も是非
観たい。つまり、終わっちゃいけない番組なんだよね、コレって。

取り敢えずシーズン4、お疲れ様でした!
「また」の言葉を信じてるよ、コッチは(^^;)。

川柳少女 on Netflix

#最近じゃ 珍しいほど 暖かい


ちょっとした事情で出会ってしまったアニメ。
基本的に「尖った系」に惹かれてしまう僕には、本来向かない作品

「川柳少女」
少年マガジンで連載されているマンガが原作。ややコミ障五・七・五
でしか思いを伝えられない雪白七々子と、見た目最強で実際ケンカも強
ヤンキー毒島エイジの2人が、高校の文芸部を舞台に繰り広げていく
青春ストーリー。

Netflixでシーズン1のエピソードを全部観た
明確過ぎる理由で真っ直ぐにエイジが大好きな七々子と、それをフワッ
と包み込むエイジが本当に微笑ましい。最終回のエピソードでは年甲斐
もなくキュンキュンし、なんだか幸せな気分にさせて貰った。

なによりも声優陣秀逸
わざとらしさが全く無く、暖かくて優しい世界観を全員で創りだしてい
る感。こういうのをみんなが観れば、世の中から戦争は無くなる気がす
るくらい。

おそらくシーズン2があると思うけど、その時はリアルタイムで全部観よ
うかと。その前に原作チェックだな、コレ。

THE BOYS

#胸糞悪過ぎのUSドラマ


ここ最近Amazon Prime Videoホーム画面にずっと表示されていた作品。
ダークヒーローモノ、ということで見始めちゃったのだが・・・。

「THE BOYS」
マーベルライクスーパーヒーローたちが実在する世界、という設定で、
彼らは世間的にはスーパースター。テロリストたちを打ち破り、飛行機事
故から人々を救う姿は正しく「HERO」。しかし、舞台裏の彼らは・・・と
いう感じの物語。

・・・いやぁ、良い意味で「サイアク」(^^;)。
感覚的には大好物のイヤミス小説を読んでいるのに近い。とにかくセブン
と呼ばれるヒーロー集団がイヤになるくらい最低で、観ていて虫唾が走り
まくる(^^;)。さらに超スプラッタ要素満載殺人シーンは凄いを通り越え
気分が悪くなる。さらにさらに、エロの一線を軽々越えるエログロシー
ン連発R-19指定ということだが、配信とはいえ放送していいかどうかが
疑わしいレベル。

ただねぇ、止まらないんだ。コレが(^^;)。
ヒーローの一人であるA-TRAIN彼女を殺された気弱な青年・バリーに対
する強烈なシンパシーと共に、クソ野郎ども(^^;)が粛正される度になんと
も言えない高揚感が(^^;)。自分が「人としてダメ」な気さえする。

とにかく、アンチスーパーヒーロードラマ
残酷シーンが平気な人にのみ、オススメしておきます。ガンバレ!