導かれし七人

先週より始まったTX・ドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」
4年ぶりに制作された勇者ヨシヒコシリーズシーズン3。コレが思った通り、
バカみたいに面白い

個人的にヨシヒコシリーズにハマったのは今年に入ってから。Amazonビデオ
で無料配信されているシーズン1・2を一気に観て、そこから半年くらいしか
空いていない。であるから、“待たされた感”は一切無し。コレ非常にラッキー♪

そして改めてレギュラーメンバーたち演技力の高さに唸る。
「予算の少ない冒険活劇」とは、言い換えれば役者の技量脚本・演出の腕
だけで魅せなければならない、という緊迫感に溢れる状況でもあるハズ。
ソレをきっちり成立させ、毎回爆笑の渦の中に我々を落とし込むのだから、
ある種“最強のドラマ”と言えるのでは??

特に熟練の域に達した感のある“怪人”・ムロツヨシの存在感が凄い。
間違い無く今クールで最高の連ドラ。来週の金曜日も超楽しみ!

フィルム、時を止める魔法

▼谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法 / 柊サナカ

シリーズ2作目を当然の様に読む。
感覚的には前作とひとつなぎ。物語はゆっくりと、しかし怒濤の展開(^^;)に。

今回もかなりニヤっとする名器モチーフのエピソード多々。
ニコンF2チタン、ライカM3、プララウベルマキナ67、コンタックスIIaみたい
な、“ザ・レトロカメラ”的なチョイスに加え、スパイ用カメラミノックス
マジレトロハンザキヤノンまで加えてくるあたり、実にマニア心をくすぐる。
そしてメインストーリーにはならないものの、僕自身も使っているローライ35
プラモデルカメラが登場。正直心が躍った

前作でマニア以外の反応を気にした僕だが、ここまで読むと逆の感情が芽生え
てきた。もしかしたら、この作品を読むことでフィルムカメラに興味を持つ層
が増えるんじゃないか? そんな気がしてきた。

なぜなら、各カメラから紡ぎ出される“ミステリー”が普通にキラキラしている
し、ゆっくりと着実に進むラブストーリー展開も若年層が絶大に支持しそう。
つまり「読み物」として非常に優秀。ドラマにしてもいいかもしれない。

コレ、シリーズ略称を付けるとしたらなんなんだろうね?
今後絶対に必要になると思う。誰かが良い呼称を考えてくれるといいな・・・。
とにかくこの3日間、このシリーズのおかげで本当に幸せでした。ありがとう!

願わくば、次作ではぜひOLYMPUS PEN-Fを採り上げて欲しい。
そんなエピソードが読めたら、きっと胸がいっぱいになると思うので。

Narita Day

成田空港近隣で仕事。
僕にとっては「仕事」という概念が凄く薄い街ではある。

用事があるとすれば成田空港を使用するか、もしくはもうずいぶんご無沙汰し
てる成田ジョイバレーで釣りをするか、そのどちらか。それよりもずーっと前
には、毎週・・・というか、2〜3日に1回くらい成田近隣をウロウロしたりして
た記憶もあるのだけど、どう思い出しても仕事だけはしてない気が。

そういうワケで非常に良い機会。ま、頑張って終えよう!

BOB DYLAN Get The “Nobel Prize for Literature”

本日いちばんぶったまげたニュース→「ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受賞」

もちろんディランの全ての楽曲の歌詞すばらしいモノであることは皆知って
いると思うのだが、まさかノーベル賞ロックミュージシャンが獲得する日が
来るとは・・・。

村上春樹と共に毎回文学賞候補に入っていたディラン。しかし、賞の傾向から
言ったらまだ村上の方が可能性があると思っていたところで受賞速報。
ノーベル賞選考委員、なかなかやるじゃん、とか思った。あ、春樹は落選。

そしてディランがノーベル賞を受賞出来るのであれば、ポール・マッカートニ
ミック・ジャガーキース・リチャーズにも可能性が充分にあるんじゃな
いかと。

・・・レノンボウイも、もしかしたら可能性あったのかな?

とにかくめでたい。ライク・ア・ローリングストーンを聴いて寝よう、今日は。

谷中レトロカメラ店の謎日和

▼谷中レトロカメラ店の謎日和 / 柊サナカ

僕のtwitterアカウントはほぼカメラ・写真アカウント
最近すっかりご無沙汰(^^;)になっているのだけど、クラシックなフィルムを
使うカメラをやたらたくさん集め、素人リペアするのが趣味になっている。

そんなtwitterのTLで流れてきたのが↑↑の本の新作
カメラバカでありながら、こんな魅力的なタイトルシリーズを知らなかった、
というのが悔しい。っつーか、このミスまで取ってんじゃん・・・。素人レビュア
としても失格だ、こりゃ(^^;)。

そんなこんなで速攻で入手した柊サナカ「谷中レトロカメラ店の謎日和」
・・・最初にハッキリ言いましょう、どストライクですよ、コレは♪

パルナックライカニコンFローライスコープゼンザブロニカシグネット
更には110ハリネズミカメラまで、フィルムカメラバカならそこらじゅうを
のたうち回って悶えそうなネタが全篇に展開される。商品説明のディテールも
かなり細かく、それをかなりハイレベルなミステリーに昇華させているのだか
ら、文句の付けようが無い。いやもう、最高です!

ただし!
コレってクラシックカメラマニア以外の人はちゃんと理解出来るんだろうか?
という心配アリ(^^;)。まぁ、このミスを取ってるくらいだから、ある程度の
コマーシャリズムはあると思うのだが、そのへんの客観的な判断がカメラバカ
の僕にはちょっと無理(^^;)。だから同好の士にだけ、自信を持ってオススメ
しておきます。

さぁ、新作読もう!