SAKURA GENESIS 2017

新日本プロレス両国大会「SAKURA GENESIS 2017」をNJPW WORLDにて。
メインイベントのIWGPヘビー級選手権、王者のオカダ・カズチカに挑んだの
は、NJC覇者の柴田勝頼。皆が忘れかけている「あの頃の新日本」を体現出来
る数少ないプロレスラーである柴田は、オールドファンの期待を背負ってリン
グに向かった。

・・・凄い試合だった。
柴田は柴田らしく闘い、その全てを受けて勝利したオカダも見事だった。
試合内容は、オカダが王者になってからの5試合(内藤・丸藤・ケニー・鈴木
とこの試合)の中でもベストこういうプロレスが観たかったんだ、と試合後
に感じたのだが・・・。

柴田勝頼は自力で花道を歩いて退場したが、バックステージまで辿り着けずに
昏倒。そのまま病院に搬送され、診断の結果硬膜下血腫と判明。約5時間にも
及ぶ緊急手術を受けたという。最悪の事態が回避されたのは不幸中の幸いだけ
ど、何かが違っていたら大事故になったのかもしれない。本当に背中に寒気が
走った。

こういう時に、自分のわがままさが本当に嫌になる。
激しくて熱く、闘いのあるプロレスを求めるのは、もしかしたらダメなこと
なんじゃないか、と。

だから、柴田にはなんとか完全復活して欲しい。
もう一度柴田の試合が観られれば、僕のわだかまりもきっと解消出来るはず。
お願いだから・・・。

Seahaven Towers

昔のMacOSOS9まで)使用者ならピンと来る画像
当時僕の勤めていた会社は全員にデスクトップのMacintoshが配られる、という
かなり太っ腹な会社だったのだけど、ほぼ全社員のMacに必ず入っていたゲーム
名称を「Seahaven Towers」という。

いわゆるソリティア・フリーセル系カードゲームなのだが、この種のゲームの
中では屈指の難易度を誇る。全カードが見えている状態でゲームが始まるから、
開始前の戦略立案が可能。この段階でもし「クリアは無理」と判断した場合は潔
飛ばすことが出来る。その場合もRUN(連勝記録)は継続する。

OSXになってから、Macでこのゲームがプレイ出来なくなってしまったのだけど、
なんとiOS版でリリースされていることが発覚。速攻でダウンロードした。

fishdog.net製の「Seahaven Towers Gold」
こちらは広告表示が排除された120円の有料版だが、それが気にならない人は
広告付き無料版「Seahaven Towers」もあるので、そちらをどうぞ。
ダウンロードは↑↑のリンク先からどーぞ!

WRESTLEMANIA 33

かなり遅くなったけど、レッスルマニア33のレビューをかんたんに。
アンダーテイカーのラストマッチに関しては既に書いているので、もう2試合
印象に残った試合に関して。

まずはチャンピオンのゴールドバーグブロック・レズナーが挑んだリベンジ
マッチ、WWEユニバーサル王座戦。ここ数ヶ月に渡るこの2人の闘いの総決算。
試合時間こそ短いけど、やはりゴールドバーグの試合単純で面白い。もちろん
レズナーが対戦相手である、というのも非常に重要。昔の新日本プロレスで言う
なら、ハンセンvsアンドレとかホーガンvsアンドレなどと同様の緊張感を味あわ
せてくれるのだから、やはりこの2人も大物。案の定この試合でWWEとの契約が
終了するゴールドバーグが敗れたが、役回りを全うした姿は見事。拍手を!

そして、かなりびっくりしたのがRAWタッグ王座戦・4wayマッチ
王者のギャローズ&アンダーソンシェイマス&セザーロエンツォ&キャス
そして「X」が挑む、と発表されていたのだが、このXがなんとハーディーズ
まさかWWEの伝説がこのメンバーに入り、しかも王者になってしまう、という
大サプライズ。やっぱり考えることが違うよな、WWEは。
しかしハーディーズはこのままWWEに定着するのかなぁ・・・。新日本への登場
の噂もあっただけに、そこはちょっと残念。

今年も祭典は盛り上がった。レッスルマニア特別感は体感しているが故に良く
知っているつもりだし、もう満腹!的な感覚もあるのだが、映像で見ると何故か
「もう一度!」とも思える(^^;)。いつかまた、行けるといいなぁ・・・。

栞子さんと果てない舞台

▼ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ / 三上延(Kindle版)

第7作となるビブリア古書道シリーズ
前作から2年以上が経過し、正しく「満を持して」という状況でのリリース。

まずは読み誤りをお詫び。
「6」の時に「折り返し」とか書いちゃったのだけど、あの時点で完璧に終盤だっ
た模様(^^;)。そう、この「7」が長らく続いたシリーズの最終作三上延さん、
苦しかったんだろうなぁ、きっと・・・。

しかし、その苦労が思いっきり報われた「完璧」に近いラスト
シェイクスピアというやや難解な物件がキーアイテムであるにも関わらず、物語
がスッと入ってくる構成は見事。そしてこれまでのキャストオールスター的
登場させているにも関わらず、その辺りにチープさを全く感じさせないのもすば
らしい。もどかしかった二人の関係も確実に進展した模様だし、ここまでのハッ
ピーエンドを感じさせてくれる作品に仕上がるとは、正直予想もしておりません
でした、本当に。

当初はいわゆる「ラノベ」にカテゴライズされるシリーズと思って高を括ってい
たのだけど、今現在はこの作品群を(表紙以外^^;)ライトノベルと感じることは
全く無い緻密な取材と考証に基づいた、最高のブックミステリーと評価します。

本編が終わってしまうのはちょっと寂しいけど、どうやらスピンオフの準備があ
る模様。そもそもが連作短編、きっとそちらもすばらしいストーリーになる、と
確信しております。

取り敢えずシリーズ完結、お疲れ様でした
しかし、果てしなく広がって欲しい「続き」が定期的にリリースされることを、
心より願っています。良い本だ、コレ。

桜通信2017

東京方面・桜満開の通知。
ということで定番の総合レクリエーション公園夜桜の確認へ。この辺りの
名物として名高いサクラトンネルはすっかり完成し、夜の9時を過ぎていると
いうのに外宴会の声がチラホラ。下手すれば子どもの声まで(^^;)。
大事なNikon D80で取り敢えずフラッシュ撮影。


この夜桜を見ていると、本当にこの地区に住んでいて良かった、と心から。
桜だけでなく、四季折々チューリップ薔薇が見事に咲き誇る。それでいて
気取ったところが全く無い。良い意味でも悪い意味でも(^^;)。

この景観はもうしばらくのあいだ楽しめそう。
この一週間は、桜の動向を気にして過ごす!