NXT TAKEOVER BROOKLYN IV

いつもだったらなんとなく全体を触れるのだけど、今回のNXT・TAKEOVER
1試合に関してのみ! セミファイナルで行われたNXT女子王座戦について。

王者シェイナ・ベイズラーに挑んだのは、我らがカイリ・セイン
1年前のメイ・ヤング杯決勝と同一のカードで、その時はカイリの勝利。が、
この1年で状況は変わり、今の王者はシェイナ。カイリはなかなか勝てずに
いたのだが・・・。


やはり主導権を握ったのはシェイナ。MMA仕込みの関節技と打撃でカイリを
追い込みまくったのだが、カイリはもう「根性」と表現するより他ない強い
気持ちを終始崩さず。インセイン・エルボー2回目迎撃され、スリーパー
で捕まったところで思わず天を仰いだ僕だが、それをクルッと切り返しての
勝利。カイリ・セイン、日本人女子2人目NXT女子王座戴冠!!

・・・やられてやられて、やられまくった上での逆転。
コレって、「全力女子」の頃の宝城カイリそのもの。あの頃の宝ちゃん
そのままNXTの頂点に立ったような気がして、少し胸が熱くなった。

でも、まだまだこんなモンじゃないでしょ、カイリ・セインは。
おそらく良い時期にRAWSmackに昇格するだろうから、その時は本当に
一発でどちらかの女子王座に就いて欲しい。中邑もASUKAも出来なかった
ことだけど、宝ちゃんなら・・・。

嬉しいなぁ、凄く。
カイリなら、僕らに凄く良い景色を魅せてくれる気がする。
世界の海賊女王に拍手を!!