今年のG1も遂に終盤戦に突入。
両国ならぬ武道館三連戦の初日メインは棚橋vsオカダの黄金カード。セミ
で両者に勝利しているジェイ・ホワイトがEVILに負けたため、このメイン
がAブロック代表決定戦。棚橋は引き分けか勝ちで決勝進出、対するオカダ
は勝利が絶対条件となる。
・・・結果は、30分時間切れ引き分け。
これにより、G1 CLIMAX28のAブロック代表は、棚橋弘至に決定した。
・・・いや、これは棚橋の「完勝」と言って良いかも。
派手な技を殆ど使わず、レスリングの攻防で魅せる試合をする「今の」棚橋
は本当に魅力的。試合の全てをコントロールした上で、危険な技に頼らずに
大観衆を沸かせる。全盛期のリック・フレアーやショーン・マイケルズを思
わせる棚橋の「地力」が炸裂した一戦。時間切れ引き分けなのに、正直棚橋
のインパクトしか残らない。試合後はおそらく、誰もオカダの事を覚えてい
ないんじゃないか?と思ったくらい。
こうなったらもう、棚橋の優勝する姿が観たい。
Bブロックはケニー・飯伏・内藤の3人に可能性があるが、正直今は内藤に
出てきて貰いたいところ。棚橋vs内藤で棚橋が勝利し、来年の東京ドームで
ケニーと一騎打ちが僕の最高の希望かも・・・。
やっぱ只者じゃ無いな、100年に一人の逸材は。