▼BURN(上) 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了(Kindle版)
内藤了・藤堂比奈子シリーズ第十弾にして最終章。
今回は初の上下巻、本編完結ということで気合いの入った大長編となった。
今回のテーマは「解決」で良いと思う。
「ON」から続く多数の猟奇犯罪の繋がりがカッチリ整理され、張り続け
てきた伏線がほぼ完璧に処理された、シリーズモノの見本のような内容。
ここで終わってしまうのが惜しい、と思わせるのだから、やっぱり凄い
作品だった、ということ。
上巻のラストは、最後の急展開。
この段階で僕はもう下巻を読んでいる(^^;)から、感想を書いてしまうと
しっかりネタバレしてしまうので、総合的なレビューは次枠にて。
なんにしても上下巻2冊、両方買っておくことをオススメします。
何度もかまされたこの処理「To Be Continue・・・」(^^;)。