#PIONEER
ちょっと前から心の中でブームになっていたのがビンテージ・ラジカセ。
僕らの世代が自主的に音楽を聴くようになった頃、手に入れられるオーデ
ィオ機器と言えばラジカセ一択。その頃の僕は当時の定番だったSANYO
のU4、愛称「おしゃれなテレコ」を選んだのだが、最後まで悩んだモノが
もう一機種あった。それが・・・。
PIONEER SK-200RD。
パイオニアのラジカセの愛称は「ランナウェイ」。この頃のラジカセの殆
どがどちらかと言えば女性的なデザインだったのに対し、パイオニアだけ
は硬派なイメージ。↓↓このCMがやたらカッコ良く見えた。
で、なぜ40年前のラジカセの写真があるのかと言えば・・・。
入手しました、遂に。いやぁ、コレ手に入れるまで、本当に長かった!
RunawayといえばフラッグシップモデルのSK-900が有名で、この機種は
今でもオークションで高値取引されているのを見掛けるのだが、ローコ
ストモデルのSK-200は中古市場でもほぼ見掛けない。だからオークショ
ンに出品されていた時は、思わず目を疑ったほど。
このロゴであることが重要。
ちなみに通電のみ確認の現状品であり、カセットはもちろん動かない。
しかし、動作チェックしたところラジオはFM・AM共にしっかり聴けるし、
ボリューム類のガリも殆ど無い。これからチェックするが、もしAUXジャ
ックが生きているのであれば、iPod用のスピーカーとして使えそう。
・・・そして、驚いたことに非常に『音が良い』。
僕はパイオニア支持者で、オーディオ機器はかなりパイオニアのモノを
使ってきたのだが、この頃からこんなに音が良かったんだ、と改めて納得
した。
カセットを修理するつもりは無いけど、肩掛けベルトは用意しようかと。
世界に誇れる音質なんだけどなぁ、ビンテージ・パイオニアって・・・。