#njdominion
新日本プロレス『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』。
初夏の恒例・大阪ビッグマッチは、ダークマッチを含む全10試合中、7試合
がタイトルマッチ、という凄まじい大会。だけど・・・。
メイン、SANADAの持つIWGP世界ヘビー級王座に挑んだのは、凱旋帰国の
辻陽太。若手の頃からそのポテンシャルの高さ、フィジカルの強さは群を抜
いており、イギリス・メキシコを経験して不貞不貞しくなっていた。もしこ
の試合一発でタイトル奪取、などということになれば非常に面白い。
辻は終始試合の主導権を握り、SANADAを圧倒。本人は否定するだろうが、
受けに回ったSANADAから余裕は感じられず。久しぶりに大番狂わせが起こ
る、と期待したのだが・・・。
・・・SANADA、二度目の防衛。
まぁ、ようやくトップに就いたSANADAを短期間で王座から引き剥がすの
は無理がある、とは思うのだが、もしかしたらココは新日本が決断すべきだ
ったのかも。この敗戦で辻を「普通のプロレスラー」にしてしまったのは、
この先痛恨となる可能性が高い。
辻の今後が気になる。
この才能、早めに延ばさないと勿体ない気がするのだが・・・。