WORLD TAG LEAGUE 2024・第14戦

#njwtl


新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』14日目
今日は九州最南端鹿児島県薩摩川内市・サンアリーナせんだいでの興行。
実はここ、親の実家付近。いつか行ってみたいと思っているのだけど・・・。

Bブロックトップを走っていたグレート・O・カーン&HENAREだが、や
はり昨日のHENAREの怪我は深刻だったらしく、欠場が確定。そうなると
今日の公式戦各試合の結果如何で、決勝進出決定戦が行われることになる。
もしかしたら、と思っていたら・・・。

案の定、勝ち点10で並び、直接対決の結果が三者三様になってしまった、
内藤哲也&高橋ヒロム矢野通&ボルチン・オレッグEVIL&成田蓮
3チームでトルネード3wayマッチを行うことに。アクシデントをしっかり
逆手に取るのだから、やっぱり新日本のセンスは凄い。

何よりも目立ったのはボルチン「強さ」HOT手錠を使った撹乱もな
かなか良かったのだが、逆にボルチンの強さが際立つ結果に。この男、マ
ジで来年の今頃には世界王者になっているかもしれない。

いろいろあったのだけど、勝ったのは内藤&ヒロムLIJ
決勝の相手はゲイブ・キッド&SANADAだが、ココはLIJに勝ってもらい、
ドームでヒロムにヘビー級のIWGPタッグベルトを巻いて欲しいところ。
・・・イケる気がするのだが。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第13戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』13日目
九州2日目は宮崎県延岡市アスリートタウン延岡サブアリーナ。今日は
ちょっとシャレにならないアクシデント2つも起こった。

第四試合、明日鹿児島で行われるリーグ最終公式戦の前哨戦として組まれ
た6人タッグマッチにて、グレート・O・カーンとのコンビでBブロック
トップを走っていたHENAREが、内藤の仕掛けたアームドラッグの受身を
取り損い、右足を負傷した模様。どちらかが下手だった、ということは無
いと思うのだが、これはHENAREが気の毒。ここまでの積み上げが台無し
になっちゃうので・・・。

さらにAブロック公式戦、ザック・セイバーJr.&大岩陵平ジェフ・コブ
&カラム・ニューマンの試合では、なんとカラムが同じく右足を負傷
どこで怪我をしたのか解らないのだが、こちらも深刻そうな雰囲気。
よりによってUNITED EMPIRE両チームが壊れるとは・・・。

全13大会を楽しく観てきたのだが、さすがに今日は意気消沈気味
レフェリーストップが2回起こる日なんて、呪われているとしか思えない。
強行出場した海野を含め、年末の大事な時期に負傷者続出。明日、この悪
い流れが断ち切れるといいんだけど・・・。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第12戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』12日目
遂にツアーは九州へ入り、初日は佐賀県・唐津市文化体育館。唐津市と
新日本は予てからコラボしており、市のPRに新日本が協力している。
その所為か、雰囲気は圧倒的に「ホーム」。客もかなり入っている。

今日はもうメインに尽きる。
LIJ内藤哲也&高橋ヒロムが、仇敵のHOTEVIL&成田廉と激突。
正直今日のリーグ戦はかなり低調な内容で、メインにもその雰囲気は残っ
ていたのだが、終盤でソレをガラッと覆す事件が!

・・・ヒロム、内藤に裏切りのトラースキック!!
緊張感無く観ていた僕は、ココで思わず大声をだしてしまった。まさか
ヒロムが???そんなバカな???くらいのレベルで(^^;)。

唐津は成田が海野を裏切ってHOT入りした因縁の場所。そう考えると、
人気者のヒロムがヒールターン、という流れも考えられなくは無い。
冷静に考えてみれば、それはソレでおもしろいのかも、と一瞬考えたの
だけど・・・。

・・・偽装(^^;)。
「内藤さん、ゴメン!」は、今年いちばんの名言になるかもしれない。
この偽装行為で不意を突かれたHOTは、なすすべなく敗北。さらに決勝
への芽が完全に詰まれてしまったのだから、こんな痛快なことは無い。

しかしあの高橋広夢が、こんなにすばらしいプロレスラーになるとは・・・。
感慨深いを通り越して、今やヒロムを尊敬すらしてしまう僕。こうなっ
た段階で、初めて優勝争いが気になって来た。いや、もう取っちゃえよ、
ヒロム!!

六人の嘘つきな大学生

#就活


六人の嘘つきな大学生 / 浅倉秋成(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベストセラーな上に、映画化までされている作品がKindle Unlimitedに。
数年前にちょっと気になっていた作品だったのだけど、何故かそのまま読ま
ずに放置(^^;)。これ幸い、とばかりに読んでみた。

大手IT企業スピラリンクス最終選考に残った就活生6人。最後の課題は残
った全員で1ヶ月後までにチームを組み、グループディスカッションを行う、
というモノ。内容が良ければ全員の内定もあり得る、と通達された6人は、自
主的に交流し、お互いの理解を深めていく。ところが本番直前に課題は変更。
「6名で話し合い、内定者を1人決めろ」。渋々開始された議論の最中、会議
室で封筒が発見される。その中には・・・といった滑り出し。

浅倉秋成という作家、初めてかと思いきや、2年前に1作品読んでいた。その
時に気になっていた別作品が正にコレだったのだけど、初読の作品のインパク
トが若干薄く、結局今になってしまった次第。

まず、ミステリーとしての構成はほぼ満点
初っ端から伏線を緻密に引き、ラストまでにその全てが回収されている、とい
う気持ちよさ。さらに随所に高度なミスリードが組み込まれており、最後には
思わず感心してしまったほど。2年前にすぐに読んでおけばよかった、とちょ
っと後悔した。

しかし、この作品がおもしろいのは「就活」という、ある意味で人生最大の
イベントについて掘り下げられていること。僕自身は就活の経験が一切無く、
事の重大さやその空気感を全く知らない。であるが故に、未知の世界を覗い
ているようで、非常におもしろかった。

・・・だけどまぁ、やんなくて良かったなぁ、就活(^^;)。
この本を読む限り、企業の採用自体が「くじ」のようなモノで、コレは絶対、
と言えるような採用方法など存在するワケが無い。就活生としてそこに翻弄
される時間は絶対に無駄だった、と言い切れる。どこに勤めようが、間違い
なく2〜3度は転職したハズだし(^^;)。

そういうワケで、ミステリーとしても人間ドラマとしても非常に秀逸。
実写映画が現在好評公開中なようなので、観に行ってみてもいいかな・・・。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第11戦

#njwtl


新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』11日目
会場は四国・高知県民体育館。ツアーは明日1日お休み、3日間九州巡業、
また1日休んで8日の熊本決勝戦。四国をないがしろにしない新日本が
好きだな、うん。

アレックス・ゼイン&田口隆祐ファンキーソース、今日もSANADA&
ゲイブ・キッドを相手にすばらしい試合を展開。試合こそ負けたが、こ
のシリーズのMVPは間違いなくファンキーソース。次の試合が楽しみ。

問題は第五試合海野翔太&本間朋晃vsKENTA&チェーズ・オーエンズ
前回の試合で足を負傷した海野が、どの程度まで回復しているのかがポイ
ントだったのだが・・・。

・・・海野、全く試合に出られず(–X)。
このWTLでかなり立場を良くした海野だが、この大事なところで怪我を
してしまう、という「持っていなさ」。この怪我が本当かどうか解らな
いし、本当だったとしても海野だけの所為では無い、とは思う。しかし、
これではファンからの後押しを受けるのは無理

新日本プロレスで一番重要なドーム戦略、今回は海野プッシュが予定さ
れているのだが、この状態でシリーズを終えてしまうようであれば、今
からでも辞退した方が良い。持ってないのはどうにもならないから・・・。