放浪の殺し屋

米国複数のメディアは、「放浪の殺し屋」ジプシー・ジョー訃報
アナウンス。1933年生まれ、享年82。死因は今のところ明らかにされて
いないが、2013年には持病の痛風が悪化し右足切断とのニュースも。

国際プロレス外人の申し子のような選手。
小柄な身体ながら、周囲の人間を威圧するような恐ろしさを備え、金網デス
マッチではケージ最上段からニードロップを投下する、など、自らの身体を
顧みない恐ろしい攻撃を繰り出す。圧巻だったのはパイプ椅子攻撃「受け」
フルスイングの椅子攻撃を背中で受け、逆に椅子を破壊してしまうパフォー
マンスは、ジョーにしか出来ない芸当だった。

2010年、77歳のジョーがパイプ椅子攻撃を受ける様を、僕は新宿で目撃した
完全に老人と化していたジョーなのに、その迫力溢れる姿は以前のママ。
感動すら覚えた。

プロレスの“凄さ”を、文字通り身を以て教えてくれた名選手
「放浪の殺し屋」ジプシー・ジョーに最大限の敬意を表します。

あちらでは、きっとラッシャー木村が椅子を携えて待っている筈。
僕もまた、必ず観に行きます。

ALI ”THE GREATEST”

プロボクシング元統一世界ヘビー級チャンピオンモハメド・アリ氏逝去。
昨日「呼吸器系の病気で入院」との報が流れ、そこから24時間経過しない
ままの凶報。享年74。

故人とその好敵手に敬意を表し、敬称略にて記載します。

ボクシングの世界王者と言われたら、誰を想像するのか?
その問いに、多くの人々は「モハメド・アリである」と答える筈である。
世界中で一般にもその名前が浸透したボクサーは、僕の知る限り2人しか
居ない。1人はマイク・タイソン、そしてその遙か上に居るもう1人がアリ
アリは抜群のショーマンシップと練習に裏打ちされた正確無比なテクニック
近代ボクシングの雛形を創り上げ、世界中のボクシングファンに愛された

ベトナム戦争の徴兵を拒否し、タイトルを剥奪され、4年近いブランクを
課されながらも克服し、もう一度世界の頂点に立った。
「キンシャサの奇跡」
として伝説になっているジョージ・フォアマン戦
映像は今見ても全く色褪せない。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
体現出来たのはオールタイムでアリしかいない。
まさしく、世界最高のプロボクサーであった。

そして1976年・日本武道館
アントニオ猪木vsモハメド・アリ格闘技世界一決定戦は、日本、いや、
世界にMMAという概念をもたらした。当時は酷評された試合だが、年月が
経過すればするほど評価された最高にスリリングな攻防。あの試合が無か
ったら、僕は現在までプロレスや格闘技を見続けなかったかもしれない。

晩年、パーキンソン病を患ってからもアリは我々に尽くしてくれた。
アトランタ五輪の聖火点火の時は本当に感動したし、猪木の引退試合の時
に東京ドームでそれと同じことをやってくれた時は感無量だった。
年月が過ぎ、周囲にどれだけ評価されようが、アリはずっと僕らの側、
アントニオ猪木のライバルとして存在し続けてくれたことが本当に嬉しか
ったのだ。

記録にも記憶にも残る偉大なる世界王者に心よりの感謝とリスペクトを
込めて。本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

また、必ずどこかで。

“THE ARTIST” Passed Away…


This man is a REAL GENIUS apparently.
“Let’s Go Crazy!” the moment heard was felt so.

That changed with “Theme of  BATMAN” in a conviction, and
I was intoxicated with his music by “Endorphin Machine“.

The one and only existence.
If he disappears, there is not PRINCE any more from this world really.
Literally, “The Artist Formerly Known As Prince”.
REAL GENIUS has disappeared from us on some days.

I’m very lonely and very sad.
I think everyone else is so surely, too.

If it was to be made, I wanted to hear the voice you scream again,
“Let’s Go Crazy!”.

Rest in Piece…

REAL DONKY KONG、Passed Away…


ケビン・ランデルマン
逝去のニュース。
ブラジルのUVFでデビューし、米国ではUFCSTRIKE FORCEで活躍。
日本ではPRIDE戦極IGFのリングでハズレの全く無い試合を魅せてくれた。

ニックネームは「リアル・ドンキーコング」。もちろん日本のファンが命名。
MMAだけでなく、ハッスルのリングでプロレスも行い、その懐の広いファイ
ティングスタイルは我々を唸らせ、魅了した。

圧巻だったのは2004年PRIDE GP
調子に乗りまくったミルコ・クロコップワンパンチでKOしたランデルマン
は、正直「神」に見えた。

享年、たった44。あまりに早過ぎる・・・。
IGFで、もう少しだけ試合をするタンデルマンを観たかった。

謹んでご冥福をお祈りします。
また必ず、どこかで。

Got to believe somebody

To.David Bowie

In 1993,I was happy best.
It’s when your album “Black Tie White Noise” was released.
My girl friend(favorite all time) was translated your song “Jump They Say” into Japanese.
We were happy because they could tell about your song.

When I thought now, your song was always here together at my happy time.
I’m not believed, such you won’t be here any more.

The Grand Control would be spoken to you all the while now.
…Can you hear me?

Rest in peace.
I go to see you certainly.