コジレイ・最後の6日間

#船上のプリンセス


欲しい雑誌があり、行きつけの書店に赴いたところ、ある雑誌の表紙・・・
と言うか、キャッチコピーに目が釘付けに。そして、十数年ぶりにレジ
「つり丸」を持って行った。

問題のキャッチは「ありがとうコジレイ!!」
プロアングラー児島玲子が、今月末を以てプロアングラーを引退する、
ということを、本屋の店頭で初めて知った次第。

元グラビアアイドルながら、ハードに、そしてストイックに釣りに取り
組み、女性アングラーの先駆けとなった偉人。アイドル時代は良い意味
B級テイストの溢れるタレントだったが、釣り人としては超一流
僕の中では、今は亡き大塚貴汪さん、村田基さんと並んで3本の指に入
るアングラーで、以前はそのスタイルを大いに参考にした。

正直一時、水野裕子に浮気した時もあった(^^;)が、今や深夜の買い物
番組でしか見ない彼女とコジレイでは、やはり格が違った模様(^^;)。
コジレイは一貫して釣り・・・、いや、沖釣りの女王で在り続けた。

基本、釣りに「引退」は無いと思うが、彼女は「プロ」を止める。
これからは自分の楽しめる釣りを、本当に気楽にやって欲しい気がする。
・・・なんならその姿を、カメラに撮ってもらっても良いと思うけど(^^;)。

今はたくさん居る釣りガール、あなたの蒔いた種から育った子たちです。
本当にお疲れ様でした!

▼つり丸 2020 / No.495

Branko Cikatić

#K-1Legend


K-1 WORLD GP・初代ヘビー級王者ブランコ・シカティック氏逝去。
死因は明らかにされていないが、2018年に肺塞栓症および敗血症のため
入院、近年ではパーキンソン病を患っていたという。享年65

実は日本に純粋な格闘技ブームを呼んだのはこの人だったと思う。
↑↑は第1回K-1WGP決勝戦だが、この時にブランコ(と対戦相手の
アーネスト・ホースト)の名前を知っているファンはほぼ居なかった。

このトーナメントに参加したのは佐竹雅昭モーリス・スミスピーター
・アーツチャンプア・ゲッソンリットなど、プロレスの団体で異種格闘
技戦を行った人が殆ど。決勝はスミスvsアーツが予想されていたが、上が
って来たのは全く無名だったこの2人だったのに驚いた。

今見返してみても、凄いレベルの凌ぎ合い。
カウンターのパンチと軌道の変わるキックで攻め続けるホーストを、たっ
た一発のパンチで切って落としたブランコの「強さ」に、大観衆は狂喜。
この大会一発でK-1の成功は確実なモノとなった。

全てはブランコ・シカティックが居たからこそ
尊敬すべき「伝説の拳」に、大いなるリスペクトを。また必ずどこかで。

Flash!!!

#ニヤリ


ここ数年、遂に「最近の流行についていけない」状態になっている。
顕著なのはファッション、ゲーム、そして特に音楽。最近流行っている曲
ハナから理解出来ない場合が多いのだけど・・・。

docomo 5GのCMソングに使われているKing Gnu「Flash!!!」が熱い。
特にイントロ部分はTVから流れてくるだけでテンションMAXになる。
彼らはきっと最先端に居ながら、古いロックが凄く好きなんじゃないか
と思われる。でなければ、あんなフレーズは思いつかない気が。少なく
とも古い人間をニヤリとさせるセンスは間違い無くある。

こういうのがチャートを賑わしてくれれば、今の音楽ももっとヘビーに
聴くようになるなぁ、きっと。

▼Sympa / King Gnu

K-1 WGP 2020 K’FESTA.3

#ヒーローを泣かすなよ!


非難囂々の「K-1 WGP 2020 K’FESTA.3」。
開催に関する云々はアッチでいろいろ書いたのでご参照を。ここでは、
セミに登場したK-1のエース武尊について。

コロナ騒動にまつわる対戦相手の変更に加え、折からの調子の悪さが
ピックアップされていた武尊だが、試合では見事にムエタイの強豪、
ペッダム・ペットギャットペット2RKOに切って落とした。武尊ら
しい豪快な試合だったのだが、問題はその後のマイクアピール

・・・泣かすなよ、武尊を(–x)
涙のマイクアピールは、間違い無く神童・那須川天心との試合の実現
を願ったモノ。世間からは「逃げている」とされているが、この表情
を見ると、それが武尊の本意では無かったことが一発で理解出来る。

ずっと新生K-1の象徴で在り続けた武尊。そんな功労者を、公の場で
涙させてしまったのは、一体誰なのか? そろそろハッキリさせるべき
だと思う。

おそらくK-1運営側は「もしかしたら負けるかも?」があるから、い
くら武尊自身が夢のカードを訴えても実現を拒否した。時間が経てば
経つほど武尊が不利になるにも関わらず、だ。

何が罪なのかと言うと、現状の武尊と天心では、3:7くらいで天心
の方が実力が上、と判断されること。これがもし3年前であったら、
本当にどうなるか解らない極上のマッチアップだったと思う。

・・・遅きに失した感はあるし、武尊が完敗する場面も見たくは無い。
でも、武尊がこの試合を欲するのであれば、それを見届ける覚悟は
こちらにもちゃんとある。

それでも実現しないのなら、そんなプロモーションに価値など無い。
Knock Outに移籍してもいいんじゃないかな、本当に。

昭和プロレス正史(下)

#フミヒコナラティブ


▼昭和プロレス正史 下巻 / 斎藤文彦(Kindle版)

やや迷ったが結局速攻で下巻を購入したフミ・サイトーの大作。
その時代毎に重要とされる記事、いわゆる活字プロレスを並べて昭和
プロレスの歴史を語る、という手法は上巻と同じだが、こちらはアン
トニオ猪木ジャイアント馬場が日本プロレスを脱退し、それぞれが
独立した時代以降がテーマ。感情移入がし易くなるのと共に、覚えて
いる記事が幾つもあった。

感慨深いのはやはり猪木・アリの世紀の一戦に関する記述集。
あの頃はまださすがにプロレス雑誌を購読する習慣はなかった筈なの
だが、どういうワケだか「猪木が非難囂々の状態にあった」というの
は理解していた。僕にとっては試合内容云々よりも「猪木が負けない」
ことの方が重要であり、皆が「退屈」と表現した15ラウンドを、固唾
を呑んで見守っていたから、引き分けに終わった時は正直ホッとした。
更に「次やれば猪木が勝つ!」と信じていたから、あの酷評の嵐には
幼いながらも憤りを感じたことを覚えている。

一般紙やスポーツ紙が報じた酷評、それがどんな記事だったのか?が
大まかに理解出来ただけでも収穫だが、何よりも普段から“猪木嫌い”
を自称していたライターの菊池孝さんが、しっかりと中立の位置です
ばらしい観戦記を書いていた事実が嬉しい。この記事が読めただけで
この本を買った甲斐があった気がする。

フミさん自身の書いた前田日明ブルーザー・ブロディの記事も秀逸。
一言一句では無いが、それを殆ど覚えていた僕の無駄な記憶力にちょ
っと呆れもしたけど(^^;)。

上下巻、もの凄いボリューム。
電子書籍だと束が解らないのだが、先日水道橋の書店でこの本を見て、
その分厚さにちょっとビビったほど。僕ら世代のプロレスファンは読
んでおくべき大作。凄かったです!