駄カメラ大百科

▼駄カメラ大百科 / 石井正則

駄カメラを集めた本。
そもそも「駄カメラ」とはなんぞや?というところから説明しておかねばなる
まい。著者曰く、「(オークション等で)駄菓子感覚3,000円以下で購入した
中古フィルムカメラ」というのがその定義。いやぁ、興味深い(^^;)。

コレに近いことを僕もかつてやっていた。
僕の場合、とにかく数十台をまとめて売る「ジャンクボックス」に手を出した。
もちろん動作確認など取れていなく、動けばラッキーなカメラが10〜50台入っ
ている謎の箱(^^;)。安ければ2,000円、高くても10,000円前後。ジャンクと
言いつつも、おおよそ7割が稼働品な場合が多い。しかし、20台のうち12台が
APSカメラだったりしたから、ガッカリ感も凄いのだけど(^^;)。

しかし、そんなジャンクボックスの中からCONTAX・T2とか、Canon オート
ボーイスーパーFUJIFILM・TIARAなどを手に入れたりしちゃったのだから、
ジャンクボックスにすっかりハマった。今も何十台もフィルムカメラを所持し
ているが、半分以上はジャンクボックスサルベージ製品だったりする。

この本で紹介されている駄カメラは、1台あたり3,000円以下が目安。僕のよ
うに「何が入っているか解らない」商品ではなく、ピンポイントで狙って購入
したらしい。驚いたことに、ここで紹介されている25台の中で、僕が所持し
ているカメラは1台も無い。そうなると、なんかメラメラ来ちゃうんだよなぁ、
収集欲が(^^;)。まぁ、自制しなきゃな、この感情は。

ちなみに著者の石井正則とは、アリtoキリギリス・・・というか、古畑任三郎
西園寺くんを演じたあの人。ケイブンシャの大百科シリーズと全く同じ見た目
といい、各機種レビューでの面白おかしくも真面目な文体といい、この人の
アイデア力はもの凄い。フィルムカメラ書籍としてはもちろん最高だが、読み
物として退屈しないことも保証しときましょう。

第二弾に期待。
僕の経験(^^;)から言えば、まだまだネタはヤマほどある筈だから♪

有田と週刊プロレスと シーズン3

もしかしたらAmazonプライムビデオ最強のコンテンツかも!?とまで言わ
れている人気番組「有田と週刊プロレスと」のシーズン3が先週より配信中。
プロレストーク番組というかなりニッチな内容なのにも関わらず、シーズン1
・シーズン2で25話ずつ、計50話分を配信し、尚且つ視聴者評価がやたらと
高いことで有名。

個人的には待望・・・というか、かなり待たされた上でのシーズン3だが、よく
考えてみたら6ヶ月スパンで新作オンエア、というのは異様な速さ。視聴者は
もちろん、配信メディアであるAmazonからも多大な期待を受けている、と
いうことが非常に良く解る。

シーズン3の第一話は、ゲストに陣内智則を迎えての初代タイガーマスク
エピソード。陣内の受けはやや緩いが、2シーズンを越えて培った有田
ークテクニックは冴えに冴え、結果やたら面白くなってるのだから凄い。

もう一つ注目しているのが、アシスタントを務める元AKB48・倉持明日香
存在感。この世のプ女子と呼ばれる人たちは、全員彼女を参考にしたらいい
と思うようになっちゃったのだから、彼女もまた凄い。

また水曜日の楽しみが戻って来た!
シーズン3、なんなら50話とかやっちゃってください、有田さん・倉持さん!

うな次郎

↑↑、本日の夕食
大ぶりなウナギの蒲焼きが2枚、という家メシとしてはかなり豪華な布陣
・・・に見えるが、実はコレ「ウナギではない」。じゃ、なんなのかと言うと・・・。

一正蒲鉾の人気商品、その名も「うな次郎」
魚のすり身で作ったうなぎの蒲焼風の加工食品。ハッキリ言えば蒲鉾である。
絶滅が危惧されており、そして不漁も続くウナギ。そんな状況を打破するため
に開発された製品で、キャッチコピーは「うなる美味しさ」

テレビのワイドショーで特集されており、それの放送中に半信半疑ながら速攻
で注文したものが今日届いた。で、さっそく試食してみたところ・・・。

・・・。
僕の味覚がバカなのは認める(^^;)。そして最近食べたウナギは吉野家すき家
なか卯あたりがせいぜいで、いわゆる「ちゃんとしたウナギ」はここ3年くらい
全く食べていないので、ハッキリした事は言えないのだが・・・。

食感、完全にウナギ(^^;)。
それも相当にフワフワ高級ウナギを食べているかのよう(^^;)。特にの部分
の加工はすばらしく、まるでホンモノのウナギ。何も言わずに出されたら、絶
対にホンモノとして食べていた気がする。

ホンモノと大きく違うのは、当然あるべき小骨が一切存在しないこと。
逆にサカナの骨が苦手な人は、こっちの方が好きになる可能性すらある。

日本の練り物技術、すばらしいと思います、マジで。
現在大人気で品薄らしいけど、しばらくしたら絶対追加注文するな、きっと。
ちなみに55gの蒲焼き風が2枚入って500円くらい美味いぞ、結構!

甲虫王

昨日の法事に仕事で列席出来なかったため、1日遅れて祖母宅へ。
祖母の家は非常に広い庭の中にある。
大きなクヌギの木が何本かあって、幼き頃祖母宅へ遊びに行くと、毎朝
早起きしてそこでカブトムシを捕まえる、というのが日課であった。

夕方、そのクヌギの木をなんとなく調べたところ、居ましたよ王様1匹
朝一で来れば、他にもカナブンやらカミキリムシ、運が良ければノコギリ
クワガタヒラクワガタなんかも捕れるかもしれない。

多分このクヌギは、孫たちのためにじいちゃんが植えてくれた木
50年以上ここにあって、未だにカブトムシやクワガタを集めてくれてい
る事実が、ただただ凄い、と思う。

ちなみにこのカブトムシ、いとこの娘たち虫かごへ(^^;)。
チビたちは大喜びだったけど、ちょっと悪いことしたかもなぁ・・・。

ゴースト

▼下町ロケット ゴースト / 池井戸潤(Kindle版)

池井戸潤の新作は大人気下町ロケットシリーズ
個人的に“ビジネス版ワンピース”と位置づけおり、第一作を読んで以来、
とにかく何が何でも読まねばならないリストにしっかり入っているこの
シリーズの第三弾佃製作所にどんな変化が起こるのか??
もうワクワクしながら夢中で読み進めた。

・・・いやぁ、鉄板だわ、コレは(^^;)。
ネタバレしたくないのでざっくり流れだけ書くとこんな感じ。

導入)友の凋落
1)仲間のピンチ
2)新たなる世界への挑戦
3)顧客が本当に求めるモノ
4)義勇軍・そして同盟を組む
5)悪魔の誘惑
6)ハイレベルの法廷闘争
7)仲間との別れ

・・・どうだい、コレ。
ちょっと単語を弄れば、完全にワンピースの説明、と取られてもしょうが
ないくらい、ワクワク感に満ちた構成。コレをビジネス小説の分野でキッ
チリやっちゃうところが池井戸潤の真骨頂。今回も恐れ入りました!

しかし、困った感情も(^^;)。
例によってそれなりに長い物語であり、にもかかわらず諸々の起承転結も
ちゃんと付いているのだが、読後に猛然と気になるのは「その後」
このシリーズだったら、おそらく文庫で1万ページを超えても軽々読める、
との確信我にあり。池井戸先生には大変申し訳ないですが、早急続編
お願いいたします!

そしてこの作品、秋にTBSのあの枠でのドラマ化も決まっているとか。
だとしたらもう、本当に続編はマル必な気がするぞ、本当に。

とにかく、気合いの入ったビジネス小説愛好家には必読図書
文句なくオススメします、うん。