Little Drummer Boy

#ラパパンパン


さてクリスマスイブ
クリスマスソングと言えば幾つか思いつくのだが、個人的に印象深いのが
↓↓このセッション

1977年にアメリカのテレビ番組で実現したモノ。
デビッド・ボウイビンク・クロスビーほぼアカペラなセッションで、
個人的にはベストヒットUSAのクリスマススペシャルで放映されたモノが
初見。コレ、かなり伝説の顔合わせとされており、未だにこの季節になる
と各所でオンエアされるビデオ。

クロスビーはもちろん、ボウイももうこの世には居ない。
だからこそこのビデオはかなり貴重。観ちゃうんだよなぁ、コレ・・・。

ということでメリークリスマス。
お金が無いのでプレゼントは買えないんだけど。

COVERS by RC SUCCESSION

#一時発禁の名盤


▼COVERS / RC SUCCESSION

遂に4万曲以上となってしまった僕のiTunes Music。
最近、ヒマがあればコレを整理しているのだが、LIFE MUSICともいえるアー
ティストの曲データがあまり入っていない事実に気付く。コレはCDを持って
いるが故に取り込まずに放置している、ということ。

そんな中にRC SUCCESSIONの名盤「COVERS」が。
1988年キティレコードからリリース。この頃RCは東芝EMIからレコードを
出していたのだが、収録されていた「Summer Time Blues」の歌詞が原発
揶揄しているとされ、親会社の東芝から圧力がかかって発売が一時見送らた。
もちろん世間一般の注目を集め、社会問題に発展。結果チャートの1位を獲得
するほど売れたCDだが、売れる・売れない以前に音楽的なクオリティがやた
ら高く、結果20世紀屈指の名盤とされている作品。個人的にもベスト10に余
裕で入る最高のロックンロールアルバムである。

タイトルの示す通り、全11曲が全てカバー曲。歌詞はいわゆる「替え歌」
あり、完全に忌野清志郎RC SUCCESSION世界観を構築しているのが見事。

このCDは各種サブスクリプションサービスには登録されておらず、聴くには
CDを購入して貰うしか無いのだが、お馴染みAmazon Music Unlimitedオリ
ジナル楽曲を集めてみた。ちなみにM3「バラバラ」とM4「シークレット・エ
ージェント・マン」はオリジナルを探しきれなかったので、違うアーティスト
で代用しているので念のため。

▼Covers / RC SUCCESSION ORIGINALS

コレとRCのCOVERSを聴き比べて欲しい。
RC SUCCESSION偉大さがきっと解ると思うので。

復活のiPhone

#灯台下暗し


2011年購入だからもう9年選手になる僕のiPhone4S
クルマでDockコネクタ型のトランスミッターを使っていたおかげで、
長い間iPodとして使用されてきたのだけど、限界が訪れた。

容量(^^;)。
現在母艦MacBook Pro・iTunesで保管している楽曲数は4万曲を余
裕で超えている。この中の1/3は業務で使用するBGMや効果音であり、
全てをiPodに入れる必要は無いので、必要なプレイリストのみを同期
してきたのだが、64GBの残り容量が遂に1GBを割った。上記はあまり
聴かない曲を省いて調整した結果なのだが、イチイチその作業をする
のも面倒くさい。128GB以上のiPod touchを買おうかなぁ、と思った
のだが・・・。

思い出しました、iPhone6・128GBがしまってあったことを(^^;)。
容量だけで言えばiPod Classic160GBまで持っているのだが、ソレ
だとBluetoothのヘッドフォンが使用出来ないのがネック。とっとい
て良かったな、コレ。

iPhone7に機種変更してから全く手を付けていなかったので、インス
トールしてあったアプリを全削除、写真・ムービー系のデータも全削
除した上でPhone Cleanで掃除。初期化しても良かったのだが、そう
すると軽量でストレスの無いiOS10.3.2が更新されてしまう。手間は
かかったけどそっちの方が良い、と判断した。

ちなみにこのiPhone6はソフトバンク製で、SIMロックフリー機では
無い。クラウド系の音楽も聴きたかったので、ついでとばかりに久々
下駄を購入し、MVNOSIMを入れて完成。最近では下駄の価格が
やたら安くなってることにビックリ。しかも4G掴むんだから凄い。

これで当分の間は容量を気にしないで済みそう。
しかしポータブルオーディオ「容量」で悩むのなんて、何年ぶり
なのかなぁ(^^;)。

パンクライナーノート

#Punks Not Dead


▼パンクライナーノート / 森脇美貴夫

このところオリジナルパンクの楽曲を多々聴いているのだが、その途中
フッと思い出した本が↑↑コレ。若かりし頃に熟読した本で、今でも
どこかにある筈なのだけど、探索は困難(^^;)なので古本を当たってみた。

懐かしきJICC出版(現宝島社)から発売された音楽本。
著者の森脇美貴夫とは、音楽評論家にして雑誌「DOLL」の編集長。そし
てインディレーベル「City Rocker」の主宰者であった人。今現在、存命
なのかどうかもハッキリ知らないのだが・・・。

昔はこの本に載っているレコードが全て欲しかったことを思い出す。
あの頃、この手のジャンルのレコードは当然レンタル屋には存在しなか
ったし、FMラジオでオンエアされる機会もほぼ無かった。従って普通
に購入するしか聴く方法は無かったのだが、その頃には既に廃盤だった
りするからタチが悪い(^^;)。新宿の中古レコード屋で見掛けても、法外
なプレミアが付いてたりしたから、指を咥えるしか無かった。

じゃあ、今ならどうか?と言うと・・・。
Apple MusicSpotifyAmazon Musicでは、オールドな音源がかなり
の確率で発見出来る。ピストルズダムドジャムも、なんならDEVO
ゲイリー・ニューマン定額普通に聴ける価値観の問題はともか
くとして、なんとすばらしい時代になったことか。

ただ、この本に載っているアルバムはおおよそ聴いていたことも判明。
音楽にある程度お金を使えるようになってからも僕の音楽的な趣向は殆
ど変わらず、知らぬ間にパンクライナーノートをなぞっていたらしい。
それが確認出来ただけで、ちょっとした満足感が。

Punks Not Dead.
この言葉、もしかしたら今の世では死語なのかもしれないが、おそらく
僕はずっと引き摺ったまま最後を迎えると思う。そりゃあパンクは死な
ない。何故なら僕は、きっと死ぬまでパンクを聞き続けるのだから。