リングの記憶 第三世代

#Blank Generation


▼リングの記憶 第三世代 / 天山広吉・小島聡・永田裕志・中西学(Kindle版)

新日本プロレス「第三世代」と呼ばれる4人共著。各人へのインタビ
ューで構成されており、おそらく中西学引退を機に発売された作品。彼
らとは完璧に同年代なのだけど、残念ながら思い入れは皆無(^^;)。
Unlimitedでなければ読むことも無かった気がするのだが・・・。

そういう状態で読み始めたので、内容に全く期待などしていなかったのだ
が、驚いたことにコレがなかなか面白い。特にこれまであまり語られるこ
との無かった天山&小島、略してテンコジの章が秀逸で、それぞれの性格
が如実に表れる内容。一度新日本を離れた小島の微妙な嫌われぶり(^^;)
すら微笑ましい。

これに対し、あまりインパクトが無かったのが永田のインタビュー(^^;)。
どこかで読んだような焼き直し感満載のコメントに終始するのだが、それ
もある意味で永田らしいのかもしれない。

中西のインタビューは・・・。
基本的に笑えるのだが、頸椎損傷からカムバック、引退までの流れの部分
は読んでいて切なくなった。特にキャリア終盤、思うように動かぬ身体で
納得のいかない闘いを繰り広げざるを得なかった中西の心境を思うと、思
わず涙が。もっと評価されても良いレスラーだったかも・・・。

コレ、もしかしたら紙の本で買い直す可能性あり。
今後、各人が引退した場合、それぞれに著書を出しそうな気はするが、こ
の4人での共著はおそらく最後。保存版にするべき内容、と評価します。

とはいえ、残りの3人には出来るだけ長く現役を続けて欲しいなぁ・・・。

New Japan Cup 2020・5th Day(BEST16)

#NJC2020


NJC20205日目、本日も無観客の後楽園ホールにて。
今日から二回戦が始まるのだが、昨日準々決勝とか書いちゃったのでちょ
っと恥ずかしい感じ(^^;)。ベスト16二回戦です。

本日のカード。
石森太二vs金丸義信石井智宏vs真壁刀義高橋ヒロムvs矢野通、メイン
オカダ・カズチカvs永田裕志左側が勝者棚橋がトーナメントから消
えた今、やっぱり今日はメインに注目せざるを得ず。

オカダ・カズチカvs永田裕志。二人のシングルはどうやら二回目らしい。
言われてみれば、な感じなのだが、二人とも一応同じ時間軸に居たハズ。
永田の求心力が薄れたのが早いのか、オカダの存在感が凄いのか、原因は
定かでは無いのだけど。

NJPW WORLDでの実況は青義軍所属野上アナウンサー。永田への
リスペクトに溢れた実況は、彼の真骨頂と言ってもよい。無観客で
その声が聞こえたのか、いつも以上に張り切る永田だったのだが・・・。

終始余裕の表情で、永田の厳しい攻めを受けきったオカダ。一回戦で行わ
れた外道との試合に引き続き、変形コブラクラッチで永田をタップさせて
勝利。このトーナメントでオカダはまだレインメーカーを出していない。
大物感が漂って来たなぁ、この男。

そして、コミカルマッチになってしまったが、高橋ヒロム矢野通勝利
次の石井戦が初戦みたいなモノだが、超えられない相手ではないような・・・。
楽しみだなぁ、ヒロム。

New Japan Cup 2020・4th Day

#NJC2020


NJC2020・4日目。今日も無観客後楽園ホール
今年のNJCは実に興味深いカードが多々組まれたのだけど、一回戦最後の
日の今日は、残念ながらピンと来ない試合ばかり。人の誕生日に、よりに
よってこのカード編成はどうかと思う(^^;)。

本日のカード
BUSHIvsYOHYOSHI-HASHIvs天山広吉後藤洋央紀vs高橋裕二郎、そし
てメインはEVILvs小島聡左側が勝者。全ての試合が予想通りで、番狂わ
せ的なモノは一切無かった。強いて挙げるのなら、第一試合

ジュニア同士の闘いとなった、BUSHIvsYOH
昨日、パートナーのSHO鷹木信悟から金星を挙げているだけに、YOHも
続きたいところだが、そうはさせてくれないのがL.I.JのBUSHI。

試合巧者ぶりを如何なく発揮したBUSHIは、終始必死に試合の主導権を渡
さない。YOHにとって悔しいのは、負けたことよりも試合をコントロール
出来なかったことだと思う。

・・・BUSHIのフィニッシュ・MXが、もっと完璧に決まっていれば、文句の
無いベストバウトだったんだけどなぁ・・・。そこがちょっと勿体なかった。

取り敢えず一回戦・全16試合が終了。
明日から準々決勝BEST16、やっぱり注目はヒロムSHOジュニア勢が優勝しち
ゃうNJC、観てみたいなぁ、マジで。

New Japan Cup 2020・3rd Day

#NJC2020


NJC2020・3日目
会場は間違いなく後楽園ホールなのだけど、やはり今日も無観客
実は全カードが発表された時点で、僕がいちばん注目していた試合
今日の3日目に組まれていた。

本日のカード
SANADAvs田口隆祐SHOvs鷹木信悟飯伏幸太vsザック・セイバーJr.
タイチvs棚橋弘至の4試合。今日も左側が勝者なのだが、メインで棚橋が
タイチに敗れる、というハプニング。しかし今日の注目は第三試合で組ま
れた因縁の一戦であった。

NEVER二冠王鷹木信悟に挑んだのは、ROPPONGI 3KのSHO勝ち逃げ
する形でヘビー級に転向した鷹木に並々ならぬ闘志を燃やしていたSHOが、
どこまで意地を魅せるか?がポイントだったと思うのだが・・・。

一貫して主導権を握り続けたのは、なんとジュニアのSHO。
あの鷹木を相手に怯むことなく真っ正面から立ち向かい、力負けしない、
という信じられない試合展開。しかし鷹木も意地を魅せ、最後はパワーで
押さえ込みにかかった。しかし・・・。

必死の鷹木を完璧に覆し、勝利したのはSHO
鷹木の側から見れば、自分の持ち味を全て出し切りながらも上を行かれて
しまったのだから、この上無い屈辱。タイトルホルダーとしては、このま
ま黙っているワケには行かない状況に追い込まれた。

SHOはこの試合でプロレスラーとしてのグレードが一つ上がった
現IWGPジュニアタッグ王者ではあるが、こうなったらもうヘビー級転向
を宣言した方が良い。今のSHOなら、誰とでも良い勝負をしそうなので。

New Japan Cup 2020・2nd Day

#NJC2020


NJC2020・2日目
今日も無観客で行われたトーナメント一回戦4試合だが、個人的に注目
していたカードが一つ。NJPW WORLDにてライブ観戦。

本日のカード。
石森太二vsゲイブリエル・キッド金丸義信vs上村優也永田裕志vs
鈴木みのるオカダ・カズチカvs外道の4試合。左側が勝者。もちろん
注目はセミファイナル、永田vs鈴木同級生対決

何年ぶりかの一騎打ち。この二人のシングルはおおよそでハズレが無く、
毎回熱くさせて貰うのだが、今年はある意味で二人にとって正念場
二人ともG1出場権を無くしており、正直メインストリームから外れた
ところで落ち着いている。年齢から考えればしょうがないことなのだが、
二人とも“絶対に”もう一花咲かせたい筈。

プロレスラーとしても、そして格闘家としても、永田は鈴木の一つ上を
行っている、とずっと思っている。体格はもちろん、レスリングの技術、
キックも。なんなら関節技の技術ですら五分な気がする。

にも関わらず、鈴木みのると永田裕志には大きな差が見て取れる。
鈴木はファンからずっと必要とされ続けているが、一方の永田はどうか?
と問われると、ハッキリと言葉にし辛い。どうしてここまで差が付いて
しまったのか、この試合を観るとよく解るような気が・・・。

勝者永田。ここまでの勝率もきっと永田の方が良いのだが、永田は
この熱を持続する力に徹底的に欠けている感。このままだと、鈴木戦の
時にしか輝けないプロレスラーになり、フェードアウトして行く可能性
も・・・。

だから、永田に出来ることはただ一つ
二回戦、オカダ・カズチカ戦勝利し、NJC2020の覇者となること。
・・・それが凄く難しいことは、解っているのだけど。