2017 WBC、日本5連勝!

2017 WBC、日本は天王山となるキューバ戦オランダとの消耗戦から中1日
日程にも恵まれた日本、ここをクリアすれば事実上決勝ラウンド進出が確定。
1次ラウンドでは勝利しているキューバだが・・・。

・・・いやもう、8回裏までハラハラしっぱなし凄い試合
ヤクルト・山田の先頭打者ホームランで先制こそした日本だが、2回にグラシ
アルの2ランでキューバが逆転。その後は日本が追いついたらキューバが引き
離す、という胃が痛くなる展開に終始。8裏にソフトバンク・内川の犠牲フラ
イ→山田の2本目2ランが出たところでようやく心に平穏が訪れた感じ(^^;)。

ポイントは、振り逃げとキューバ1塁手のエラーで出塁し、キッチリチャンス
メイクして見せたソフトバンク・松田の存在か?良いところでヒットを打った
巨人・小林も、いつものように最高の抑えでキッチリ仕事をしたオリックス・
牧田も最高だった。問題があるとすれば、投球内容が安定しない巨人・菅野と、
精神的支柱でありながらイマイチ打てないアストロズ・青木。特に菅野はエー
スとしてもうちょっとピリッとして欲しいところ。

そして2次ラウンド・プールFも参加国が出揃った。
C組はドミニカ・アメリカ、D組はプエルトリコ・ベネズエラ。どこが勝ち上
がってもおかしく無いのだが、やはり前回覇者のドミニカと、前回の大会で
日本を破ったプエルトリコが強いか?アメリカに踏ん張って欲しいのだけど、
果たして・・・。

とにかく明日、イスラエルに勝利して全勝決勝へ。いけるぞ、世界一奪回

まんが道大解剖

▼まんが道大解剖 / 藤子不二雄Ⓐ(監修)

コンビニのブックスタンドで偶然見かけたMOOK
同じ机に向かい、原稿に取り組みながらニッコリ笑う満賀才野の表紙を見た
瞬間、他の買い物をほぼすっ飛ばしてレジへ。まさかこの時代に、あの2人
カラーイラスト表紙を飾る雑誌が出るとは・・・。

このMOOK、藤子不二雄Ⓐ先生ライフワークとも言える「まんが道」と、
その続編である「愛・・・知りそめし頃に・・・」完全ガイドと銘打った意欲作。
Ⓐ先生はもちろん、歴代のまんが道担当編集者実のお姉様(!)、そして
トキワ荘とは一線を画しながらも親交の深い劇画家・さいとうたかを氏など
への超レアインタビューを多数掲載。体系化された資料ページもすばらし
く、作品への過剰とも言える「愛」が詰まった作品だと思う。

特集ページも“名言集”“経済白書”など、まんが道ファンなら絶対に興味を
惹くモノばかり。特に「実物」として掲載されている電報3通は思わずオォ!
と唸ってしまうほど圧巻。「スグレンラクタノム ナカヨシ」と打刻された
講談社・なかよし編集部からの電報が、今もⒶ先生の手元にちゃんと実在し
ている、という事実に思わず感動してしまった。さすがに伝説の「ゲンオク
ルニオヨバズ ヨソヘタノンダ」は捨てたのかもしれないが(^^;)。もし現存
していれば、1,000万円は下らない価値があると思うなぁ・・・。

とにかく、ファンなら絶対に購入しておくべきMOOK。
ファンでなくとも、“日本少年漫画界のアイコン”による入魂のライフワーク、
「まんが道」だけは必読図書に推したい。合言葉は「ンマーイ!」で!

2017 WBC・死闘!日本vsオランダ

2017 WBC2次ラウンドへ突入。日本はプールEにブロックを移しての初戦。
一つ前の試合でキューバを手玉に取り、イスラエル底知れぬ強さを見せつけた
ため、余計に負けられなくなった日本の初戦は、難敵・オランダ。この試合が・・・。

まさしく「死闘」
両国とも点を取っては取り返す、という凄まじい攻防を展開。3回に中田のホー
ムランなどで4点を獲得した時は「勝った!」と思ったのだけど、その裏でキッ
チリ4点を返すオランダも見事。19時に開始されたWBC史上でも屈指の名勝負
タイブレークに突入し、間もなく日付の変わる23時50分過ぎに、西武・牧田
サムズをキャッチャーフライに打ち取り日本が勝利!大喜びのベンチ、精根尽き
果てた表情の小久保監督が印象的だった。

遅れて予選の始まったプールC・プールDC組ドミニカアメリカを破り2次
進出をほぼ確定させた。勝つべき国であるアメリカコロンビアと2次進出をか
けて最終戦となる。D組プエルトリコが同じく2連勝で2次進出ほぼ確定。もう
一枠はイタリアベネズエラか? こちらのブロックも要注目である。

日本はまず1次で勝利しているキューバにもう一度しっかり勝つこと!
そして、伏兵中の伏兵イスラエルに日本の「野球」を叩き込んだ上で勝利し、
E組1位で決勝ラウンドに進んで欲しい。

期せずしてメチャクチャ面白いぞ、今回のWBC♪

カウントダウン

▼カウントダウン  / 真梨幸子

真梨幸子最新作。
「フジコ」以来、一切ブレることなくイヤミスを書き続ける真梨幸子にすっか
り感化され、今では我が教祖と仰ぎ、普段は“幸子サマ”と読んで崇め奉ってい
る作家。おおよその作品はリリースと同時に光の速さで読了してしまうのだが、
今回の作品は何故だかいつもと様子が違う感じ。

かんたんに言えば、エッセイストとして名を上げた女流作家余命半年を宣告
され、いわゆる終活を行う話。齢50、死ぬにはやや早いものの事実を受け入れ、
自分の人生を理想通りに終わらせるため、これまでの恥部を必死に整理してい
く姿を追ったもの。その課程でいろいろなことが明らかになって・・・、という、
女史お得意の「更年期ババア」(^^;)系。イントロダクションの段階では、来た
ぞ、コレ!とか思ったのだけど・・・。

前半から中盤にかけての流れがやたら「緩やか」。緩やかとは言っても、カネ
だけはある死にかけたババアが恐ろしいくらいに戯言を吐き続ける展開だから、
そういうドロドロ系が好物の人は退屈しないかもしれない。しかし、僕にとっ
ての真梨幸子作品はそれだけにとどまらない、更に上を行く悪意の塊でなけれ
ばならない。正直、中盤あたりで今作は失敗かな、と感じてしまった。が・・・。

おそらくこの「緩さ」、後半の怒濤の展開に繋ぐためにわざと敷いた伏線。
あれよあれよという間に登場人物が増えていき、ラストでその全員分の相関図
が見事に完成する。いわゆる「勝ち組」は誰一人存在せず、全員が不幸のどん
へまっしぐら。長い長い助走距離を持つジェットコースター、と言えば解り
やすいだろうか? ここまで「堕ちる」が表現されている作品は他で読んだこと
が無い。

・・・これだから真梨幸子は止められない
今回の「悪意」表現も実に秀逸であり、読了後に感じる嫌悪感が、突き抜けて
清涼感に化ける瞬間を、またも体感させていただいた。人の不幸を書かせて、
右に出る作家は一人も居ない。そういうところまで上り詰めた気がする。

幸子サマ、本当にお見事です。
ただ、実生活でコレが起こったら、と考えると背筋が寒くなりますが(^^;)。
この悪意、本当に癖になるなぁ・・・。

2017 WBC・日本、1次全勝!

WBCプールB最終戦、これまで全勝日本全敗中国と最終戦。
正直言うと今日はかなり安心して見られる試合。予想通り、日本は危なげない
試合運びで中国に完勝。巨人・小林にホームランまで飛び出し、1次ラウンドの
締めとしては最高の展開。しかし驚いたことに、日本が1次ラウンド全勝という
結果を出したのは、今年が初めてだそーな。へー・・・。

そしてキューバは粘るオーストラリアをなんとか振り切って2次ラウンド進出。
しかし、不安の残る内容。このままでは2次で対戦するイスラエル・オランダ
は勝てないかもしれない。そして日本もピンチ。イスラエル、神懸かり的に強い
からなぁ・・・。

そしてプールC・プールDも本日より試合開始。
プールC、前回覇者のドミニカ共和国は、カナダを相手に横綱相撲を展開、9-2
で危なげなく勝利。日曜日のアメリカとの対戦が本当に楽しみ。
プールD心の同盟国メキシコが圧倒的有利に試合を進めながらも、イタリア
大逆転サヨナラ負けを喫する、という波乱。D組はプエルトリコベネズエラ
という厄介な国があり、初戦で失点したメキシコは痛いかも・・・。

とにかく2次ラウンド、東京ドーム12日開幕
日本はここでオランダに不覚を取らなければ、きっと調子に乗れるハズ。3連勝
の勢いのまま、2次を闘い抜いて欲しい。なんなら全勝でも構わないので。