glee

・・・遂に手を出してしまった米国ドラマ「glee」。ちなみにhuluの配信。
こうなることは最初から予測されていたのだが、見始めてしまったらもう
止まらない(^^;)。ここ3日間でシーズン2の中盤まで一気に見てしまった
のだから凄い。

基本、好きなんだよなぁ、合唱が。
おそらくコレは中学校時代に培った精神。僕の通っていた中学校は時代的
にも地域的にもやたら荒れていた(^^;)のだけど、何故だかクラス対抗の
合唱コンクールだけはほぼ全員が真剣にトップを狙う、という不思議(^^;)。

それはともかく。
このドラマに登場する合唱部・・・グリークラブ・・・は、そういうレベルを
余裕で超えているエンタテイメントで、何より採り上げられている楽曲
やたらイカすストーンズビートルズはもちろん、ジャーニークィー
、挙げ句はインフォメーション・ソサエティまで、いちいちビンビンく
る曲で凄いレベルのパフォーマンスを魅せてくれるから、やたら楽しめる。

ただ、高校生の色恋沙汰なんかは、正直今の僕にはもういらない要素(^^;)。
でもきっと、今リアルタイムにティーンな連中にはやたら響くんだろうな、
とは思う。あと30若ければ、もっと楽しめた気がする。

シーズン6まであっという間に観そう(^^;)。
平行してサントラを全部入手する作業も開始。楽しいね、この番組。
↓↓今のところお気に入りを2つばかり。生で観たいなぁ、こういうの。

チャンネルはそのまま! on NETFLIX

HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」を観た。
ちなみにまだ本放送の前なのだけど、NETFLIX全話先行配信される、
というある種太っ腹な企画(^^;)。

総監督にヒットメーカー・本広克行の名前こそあるが、プロデューサー
や監督陣の中には藤村忠寿・嬉野雅道・多田健・坂本英樹・福屋渉とい
ったバカの皆様(^^;)にはお馴染みの名前が。今や日本でいちばん有名な
ローカルTV局が、全精力を傾けて本気の作品を作った、ということ。

視聴前からいろいろな情報を読み漁った上で観たのだが、良い意味でも
悪い意味でもHTBらしい攻めたドラマ芳根京子という最終兵器彼女
恐ろしい芝居をさせると同時に、バカならお馴染みの北海道キャラたち
が大挙出演。特にオクラホマの2名がかなり良い演技を見せてくれたの
には驚いた。

そして、影の主役はやっぱり大泉洋。今やアカデミー俳優なのだから当
たり前なのかもしれないが、演技で人を泣かせることの出来る俳優なの
が凄い。もっとも、NACS5人全員にその素養があるのだが。

そして・・・。
いちばん泣けたのは全5話を見終わった後
このドラマはHTBの旧社屋を使って撮影されている。平岸・高台公園
側にあるこの建物は、ある意味で聖地。もうあの場所にHTBが無い、と
思うと、何故だか妙に泣けてきた。一度行きたかったな、あそこは・・・。

絶叫

▼絶叫 / 葉真中顕(Kindle版)

WOWOW・連続ドラマW、3月にオンエアされるドラマ原作がこの「絶叫」
尾野真千子安田顕という、かなり好きな役者陣がメインを張る、という
ことで大きく期待してるのだが、何故だかこれは先に原作を読んでおこう、
という気になった。葉真中顕作品は初読だが、以前からリコメンドにちょ
くちょく登場。いい機会だ、ということで。

・・・うわぁ、久々に来たぞ、コレ(^^;)という感じ。
いろんな意味で「重い」、そして「ヤバい」(^^;)。読後感はある種最悪
イヤミス好きの僕なら大好物となってもおかしく無いのだが、この作品の
リアリティはあまりに凄い。人間のイヤな部分をデフォルメして書いてい
るのではなく、本当に普通の人間が陥ってしまいそうな転落劇をただただ
淡々と記述する。その様のジワジワ感虫唾が走り、どうしても続けて読
むことが出来ない。それでも先が気になる、という恐ろしい本

人物描写の巧みさに目を奪われがちなのだが、それが秀逸な叙述トリック
を形成。読後に改めて考えると、知らぬ間に多方面に張られた伏線がほぼ
回収されていることに気付き、感嘆の溜息を漏らした。驚愕、とまでは言
わないが、ラストの落としどころはこちらの予想を大きく覆すモノ。
読むのにパワーが必要だが、非常に良く出来たミステリーだと思います。

これはドラマ版に期待しちゃうなぁ・・・。
我らの安田顕が、どう考えても雰囲気の違うキャラをどう演じるのか?が
非常に気になるし、逆にどう考えてもこのキャスティングしかねぇだろ、
というキャラに扮する尾野真千子の演技がもの凄く楽しみ。

・・・現在、別の短編集を鋭意読書中。ちょっとハマるかも、葉真中顕。

シュガー・ラッシュ:オンライン

シュガー・ラッシュ:オンライン、at 舞浜シネマ・イクスピアリ。
2012年1作目が公開されているのだが、残念ながら観ておらず・・・。しかし、
この作品の予告編があまりにステキで、コレは絶対観に行こう、と。というこ
とで昨晩DVDで前作を観て、万全の状態で劇場へ。

・・・いやぁ、やたらおもしれぇ(^^)。
ラルフヴァネロペの名コンビが、インターネット上を駆け巡るストーリーは
最高にテンポが良く、流れに全く淀みを感じない。その辺はさすがディズニー、
基本の作り込み手抜きが一切無い。アニメーション映画のなんたるかをいち
ばん解っているのは、やっぱりこの会社なのかも。

そして真面目な話、例えば未就学児童とかに「インターネットとは何か?」
理解させる教材映像として使えるくらい優秀。例えばネットでのポップアップ
広告の意味とか立ち位置、その挙動なんかは一目瞭然。今の世で言うネットの
世界が、全てこの作品の中にある、と言って過言は無いと思う。

ツボだったのが、終盤の廃墟のシーン。
壁に書かれている文言が「DIAL UP」とか「GEO CITIES」とかやたらニヤニヤ
出来るモノばかり。完全に脱帽しました!

そして、「シュガー・ラッシュ:オンライン」という邦題が凄く良い。
原題は「Ralph Breaks the Internet」。これより100倍くらいインパクト高い
気がしますよ、ええ。

とにかくオススメ。ネット映画アニメが好きな人は是非!

どうでしょう新作「年内放映決定!」でいいんだね?

今月号の「CUT」の表紙は、黄金の四人
待ちに待たされている「水曜どうでしょう」新作年内放映決定、と
いうことで、現在のどうでしょう班これまでの22年間についてインタ
ビュー。僕も含むバカたち(^^;)は、思わず色めき立った。

・・・とはいえ、あのCUTでも新作について言及出来ないのだから凄い。
現段階で判明していることと言えば「大泉洋が運転を伴うロケに出た」
ことくらい。その前にも数回ロケに出た、という話もあり、それらの話
一連かどうかも解らない

素材こそあるものの、まだ構成が固まっていないのではないか?という
のが大いに予想出来る(^^;)のだが、まぁ年内の放映が決定してるのなら
それだけでいいか、という気分にも。

・・・冬前には観たいんだけどなぁ(^^;)。