BG -身辺警護人-

今クールのドラマ、今週・来週あたりで最終回の時期
1月クールは駄作が多い、というまことしやかな定説がありながら、珍しく
今回は3本以上ハマったドラマが。まずは今日最終回を迎えた↓↓コレ。

テレ朝木9「BG -身辺警護人-」
ここ最近は何をやってもバッシングされる木村拓哉が、ワケありのボディガ
ードを演じたドラマ。他の出演者も何気に豪華で、今クールのどのドラマよ
りも予算を投じた感あり。そういうのも叩かれるネタになるワケだが(^^;)。

しかし、個人的には単純に面白かった
ちょっと前まで「あって普通」だったキムタク主演ドラマ激減した所為か、
久々に観ると非常に新鮮。脚本も「ザ・木村拓哉ドラマ」のステレオタイプ
だし、台詞回し等の演出もキムタクがいちばん生きる設定。関係各位が解り
きった上で制作されたドラマだった気がする。

思うに、僕らの年代が知らぬ間に求めているのが木村拓哉なのではないか?
それが証拠に、緊迫感溢れるドラマなのにも関わらず、安定感は抜群。初回
から最終回まで安心して観れたし、キムタクワールドが本当に心地よかった。

テレ朝がこういうドラマを持ってきた、というのが非常に意外。
次のクールのこの枠のドラマもちょっと面白そうだし、もしかしたら注目の
になるかもしれない。

最後に突然登場した矢沢永吉先生に敬礼!
考えてみたらすっごいことなのに、キムタクのドラマだと違和感が殆ど無い、
という事実。やっぱり凄いモノ持ってるんだな、木村拓哉って。

THE GREATEST SHOWMAN

ヒュー・ジャックマン「グレイテスト・ショーマン」をイクスピアリにて。
コッテコテミュージカル映画であり、ちょっと前にスマッシュヒットとな
った「ラ・ラ・ランド」のソングメイカーを再び起用。つまり、あからさま
“2匹目のドジョウ”を狙った映画、だと思ってたのだが・・・。

ヒュー演じる主人公のP.Tバーナムは、19世紀に実在したアメリカの興行師
で、いわゆるフリークショウの先駆けとして財をなした伝説の人物。氏の率
いた団体は後にリングリングサーカスと名前を変え、エンターテインメント
の世界でも超一流となっていくのだが、この映画はその「前夜」をハートフ
ルに描いたもの。

・・・泣いた(^^;)。
いや、はっきり言えば泣けるシーンなんて殆ど無いのだが・・・。
登場してくる小人・巨人などの、あまりに個性豊かな人たちの華麗な演技に
圧倒され、心の底から感動を覚えた。彼らが歌い踊る様を観ていたら、クソ
みたいな人権団体のクレームで自らの働く場所を奪われた日本の小人プロレ
スシーンを思い出してしまったのが原因なのかも。こういうのに本当に弱く
なった。年取ったんだろうなぁ、きっと・・・。

とにかく全般から感じるのは力強いビートの利いたロックン・ロール
ミュージカル映画は人によってかなり好みが別れるし、僕個人も心から楽し
めた作品はこれまで「ロッキーホラーショー」くらい。でもこの映画、下手
すれば今後の僕の“テーマ”になるくらい、衝撃度・感動度が高かった。

ただただ、お見事です!
ミュージカル映画にアレルギーのある人でも、騙されたと思って観てほしい。
胃がキリキリするくらい、感動出来ると思うので。

Bye Bye , Blackbird on WOWOW

WOWOW土曜連続ドラマW枠で始まった「バイバイ、ブラックバード」
原作は伊坂幸太郎。驚いたことに、伊坂作品が連ドラになるのはコレが初めて

8年前に原作を読んだ時は、そりゃあもうビックリ(^^;)した。
とにかく登場人物のキャラが立っていて、小説であるにも関わらずまるで映像
作品を観ているかのような臨場感。何よりも、物語のキーになる巨漢女性繭美
が、完全に当時のマツコ・デラックスを当て書きしてるようで、読中にマツコの
悪夢にうなされた覚えまで(^^;)。さぁ、これが実際の映像になったらどうなっ
たのか?、というと・・・。

1話を観た限り、主人公・星野を演じる高良健吾は、まぁイメージ通り。
そして、星野が5股をかけている女性たちも、それなりに納得出来るキャスティ
ングだと思う。しかし、肝心の繭美は・・・。

・・・いや、城田優の起用は間違ってないと思う。っつーか、ベスト
ただ、あまりに「繭美=マツコ」のイメージが強いため、何故か城田がマツコ
のモノマネをしてる感じが(^^;)。おそらく今後慣れて行くと思うけど。

取り敢えず、この作品をドラマにしてくれただけでもう大感謝。
やっぱり連続ドラマW枠、いいなぁ♪

原作も是非!

▼バイバイ、ブラックバード / 伊坂幸太郎

名刺ゲーム

名刺ゲーム」。
昨年11月頃、WOWOW連続ドラマW枠でオンエアされたドラマ。
原作は放送作家鈴木おさむ、本人曰く「映像化は無理だと思っていた」作品。

連続ドラマWは取り敢えず録画してあり、昨日今日で一気にまとめて全4話鑑賞。
何が凄いか?って言うと、やっぱりオチ。これはもう、驚愕に近いレベル。

・・・さすがにココでオチの内容を詳しく書くワケにはいかないけど、まさしく
“地上波では不可能”ブラックな内容がグロテスクにまで昇華し、更に清涼感
まで醸し出しちゃうのだから、ドラマそのもののレベルが異様に高い、という
ことで間違い無いと思う。

僕は堤真一という俳優を「万能」と思っているのだが、今回もシーン毎にまる
で別人のような演技を展開。人間が調子に乗って行く様を見事に演じきってし
まう実力は、やっぱり並の俳優の数段上を行っている。さすが!

そして、謎の司会者を怪演した岡田将生もすばらしい。
あの堤真一を向こうに回し、最後までイッちゃってる演技を続けられる、とい
う事実だけでも凄いし、そういう姿がやたらカッコイイのも魅力。今風のイケ
メン俳優としてデビューしてるのに、最近は個性的な役ばかり演ってるのがち
ょっと気になる(^^;)けど、個人的にはこのまま突っ走って欲しいと思います!

今のところ再放送の予定が無いのが残念だけど、もしかしたら再放送が躊躇さ
れてるのかも。だって、下手すれば“BSでも不可能”、それどころか“配信でも
不可能”とされても全くおかしくないのだから。

なので、もし再放送にリストされたら間違いなく押さえるべし!
問題作ではあるけど、間違い無く傑作なので。

さよなら日劇!

有楽町マリオンの映画館「TOHOシネマズ日劇」が本日閉館
銀座の偉大な映画館が、また一つ終焉を迎えた。

自他共に認める映画好きな僕。
最近の映画館は殆どがシネコンの営業形態となり、座席は全席指定、ネット
でチケット購入等が当たり前。でも、ほんの20年前までは、そういうシステ
ムの映画館なんてほぼ無かった。

朝チケットを買い、二本立ての映画二回回しで観る、なんてのはザラ。
特に千葉の映画館はわりと人気のある作品を平気で二本立てにしちゃってた
から、旧京成ローザあたりで「エレファントマン」「郵便配達は二度ベル
を鳴らす」を1回分の料金でそれぞれ2回ずつ観たことを思い出す。

日劇も現在ではTOHOシネマズとなり、似たようなシステムで営業している
のは知っていたが、日劇東宝だった時代はもちろん他と同様の運営形態。
金が無かった頃、日劇やこちらも今は無きシネパトス辺りで時間を潰してい
たのが、今となっては非常に懐かしい。

日劇で観た映画でいちばん思い出深いのはやっぱり・・・。
「ジュラシック・パーク」。あの映画は初日にどうしても観たくて、普段は
絶対買わない前売り指定席券を購入。やたら早く仕事を切り上げ、ダッシュ
で銀座に向かい、最高の座席で最高の人と最高の映画を鑑賞した。
銀座の映画館でなければ、あの充実感はきっと無かったと思う。

長い間、本当にお世話になりました。
今後はTOHOシネマズ日比谷で、また。

参考:TOHOシネマズ 日劇が閉館 85年の歴史に幕 (ORICON)