ヒルトン福岡シーホークに宿泊中。
何度か来ているホテルだが、これまで宿泊の経験は無し。理由はかんたん、
他のホテルと比較したらおそらく料金が高いから(^^;)。おいそれと泊まれ
るようなところでは無い、ということ。
・・・つまり、良い仕事だ、ということ。
何故だか解らないが、朝は早く夜は遅い(^^;)けど、それでも現場まで数分。
だからある程度は呑み込むよ、うん(^^;)。
昼過ぎに起床。
そのままなんとなくまどろみつつ用事を済ませ、さぁ出掛けよう!と外を
見たら、なんかいきなり吹雪いていた(^^;)。
昨日から積雪予報はあったのだが、起きた段階ではまだ雨、しかもそれほ
ど寒さを感じなかったので、もう少し深い時間になってから降るのかなぁ、
とか思っていたら、いきなりまとまった量の降雪。う〜ん・・・。
とにかくどうしても外出しなければならない用事があったので、吹雪の中
自転車に乗って出掛けてみた。もちろん身体は真っ白になり、最近感じて
いないレベルの寒さに苦笑い。速攻で用事を済ませ、すぐに帰宅した。
東京地方はこれが初雪なのかなぁ?
ここ数年、これだけの雪はとんと目にしていなかったので、ちょっとウキ
ウキしてる自分もいるのだが(^^;)。でも、明日の朝にはやんでいて欲しい
なぁ、雪。
読むべき本を殆ど読んでしまったため、現在軽い読書エアポケット状態。
こういう時は新規開拓、ということで、おもしろそうなミステリーを物色。
吟味した結果、評判の良い若竹七海作品のシリーズモノをチョイス。名前は
良く聞く作家だが、僕はおそらく初めて。
タイトルが印象的な女探偵・葉村晶シリーズの第一作とされる作品。
8編から成る連作短編集で、どの編もフリーの女探偵・葉村晶が「妙な殺人
事件」に巻き込まれ、やや“仕方なく”それらを次々解決していく物語。
話の構成はしっかりしており、整合性という部分では全く文句が無い。いく
つかの編では巧妙な叙述トリックが用いられ、唸る場面も多かった。だけど
この作品、ミステリーにはよくあるパターン「結末を読者の解釈に委ねる」
タイプ。もちろんオチはちゃんと付いているのだが、もう少し結末が具体的
な方が僕の嗜好には合うような気がする。
ただ、けっして「つまらない」、というワケでは無い。
主人公が女性だと感情的な部分でいろいろとっちらかる場合が多いのだが、
行動・態度に一貫性があり、彼女の存在だけできっちり「ハードボイルド」
が成立しているのは、大きなポイント。こういう系統の作品が好きな人は
絶対にハマる気がする。
・・・で、後から気付いたのだが、また読む順番をちょっと間違えた模様(^^;)。
葉村晶が登場する作品はコレの前に2作品あるらしい。このまま続きを読む
か、それとも過去に遡るべきか・・・。ちょっと悩むなぁ、コレは。